ときめきレッスンvol.5『マスクカバーの作り方』
第5弾の今回は、市販の不織布マスクをそのまま入れて使える「マスクカバー」の作り方レッスン。内布をガーゼにすることで、マスクの肌当たりを柔らかくケアできますよ。教えてくださったのは、手芸講師の猪俣友紀さんです。
飾り気のない不織布マスクも、わたしらしく身につけて。ひとめぼれして購入していたハギレを使ってみるのも素敵ですね♪ 早速、気分を盛り上げる「マスクカバー」の作り方をチェックしてみましょう。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
材料
用意するもの
ご自宅にあるものでOK
・マスキングテープ
・クッキングシート
・手芸用はさみ
・まち針
・定規(20~30cm)
・アイロン
・アイロン台
作り方
① 生地を2枚重ね、端を縫う
外布・内布を中表に重ね、布の端から1cm内側を縫います。内布のガーゼ生地を下に、外布の綿麻生地を上に重ねること。縫い始めと縫い終わりは返し縫いをしてください。
② アイロンで縫い代を開く
中温に熱したアイロンで、縫い代を開いていきます。仕上がりをキレイにするため、しっかりと開いてください。
③ プリーツを作る
縫い代から3.5cm、11cmに印をつけ、印に沿ってアイロンで折り目をつけます。折り山から2.5cm離れたところにも印をつけ、折り山と印を合わせることでプリーツを作ります。間にもうひとつジャバラを作り、アイロンでクセ付けしたら一度布を広げてください。再度プリーツを折り山に合わせ、まち針で留めます。
④ ミシンで仮留めする
布の端から5mm内側を縫います。返し縫いをせず、真っすぐ縫ってください。これを4ヵ所繰り返します。
⑤ 縁取り布をつける
布の上下から5mmずつあけたところに縁取り布をまち針で仮留めします。ミシンで縫いつけたらアイロンで折り目をつけ、縁取り布を折ってください。布の裏側から縁取り布が見えないように折ったら、まち針で留めます。
縫い始めと縫い終わりは返し縫いをしてください。
⑥ ループをつける
ループ用のテープを輪っか状にして、内布の上から3cmのところに差し込んでください。まち針で留め、布の両端のキワをミシンで縫います。縫い始めと縫い終わりは返し縫いをしてください。
⑦ 生地を中表に重ね、布の端を縫う
外布(綿麻)が表になるようにして生地を中表に重ね、布の端から1cm内側を縫います。縫い始めと縫い終わりは返し縫いをしてください。
⑧ マスクカバーの上下を縫う
布を表に返し、上下のキワを縫います。2mmほど内側を目安に縫ってください。縫い始めと縫い終わりは返し縫いをします。
完成
リバティ柄の縁取り布がアクセントになった、おしゃれなマスクカバーが出来上がりました。
不織布マスクを入れて使います。マスクカバーにもプリーツをつけているので、立体感のあるつけ心地です。
ポイント
・縁取りにして包む布は厚みが増すと縫いにくくなるので、リバティ生地などの薄い生地を選んでください。
・直線をまっすぐに縫うのが苦手な時は、マスキングテープをガイドにするとキレイに縫いやすいです。
・ループはあると洗濯時などに便利ですが、なくてもかまいません。お好みでつけてください。
・ミシン針は11番、糸はシャッペスパン#60の365番を使用しています。
いかがでしたか?
夏場でも快適なリネンは、風合いよくナチュラルに馴染むので、どんな洋服とも合わせやすいのも魅力的。縁取りのアクセントを変えて、家族や友人と色柄違いで作ってみるのも楽しそう。
暑い季節のマスク生活をおしゃれに、楽しく、快適に過ごせる「マスクカバー」。ぜひ作ってみてくださいね*
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・ベージュリネン 縦19cm×横20㎝
・内布ダブルガーゼ 縦19cm×横20㎝
・ループ用テープ(5㎜幅) 6cm程度
・縁取り布2枚 縦20cm×横3cm
・チャコペン、もしくはローラーペン
・目打ち(あると便利)