※本コンテンツはキナリノが制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。
自分のペースで英語を学び直そう！
出典：stocksnap.io
英語をもう一度勉強し直そうと思い立っても、しばらく離れていると難しいですよね。忙しい社会人に必要なのは、効率的な英語学習術です。そこで今回は社会人が英語をスムーズに学び直す方法と、気をつけるべき点を解説します。ポイントを押さえた学習法で、無理せずマイペースに英語力を磨きましょう！
社会人のための効率的な英語学習法
学び直しの順番は「インプット→アウトプット」
社会人が英語を学び直す場合、効率的に学習を進めるために欠かせないのが「インプット→アウトプット」です。英語には、インプット系スキルとアウトプット系スキルがあります。
出典：unsplash.com
・インプット系スキル＝リスニング、リーディング
・アウトプット系スキル＝ライティング、スピーキング
・アウトプット系スキル＝ライティング、スピーキング
インプット系スキルは、相手の言っていることを理解するリスニングやリーディング。一方ライティングやスピーキングは、自分の思いを相手に伝えるアウトプット系スキルです。
出典：unsplash.com
人間はインプットしたことを全てアウトプットできるわけではないので、十分に英語をインプットしてからアウトプットの方法を学ぶとスムーズです。具体的にはまず、土台となる文法や単語を振り返り、リスニングやリーディングで英文をインプット。その後ライティングやスピーキングのアウトプットスキルに移るのがおすすめです。
なお使う教材は、自分の英語レベルに合ったものを選んでください。難しすぎるとインプットがうまくいかず、効率が下がってしまいます。
なお使う教材は、自分の英語レベルに合ったものを選んでください。難しすぎるとインプットがうまくいかず、効率が下がってしまいます。
まずは文法・単語を振り返ろう
出典：stocksnap.io
まず初めに振り返りたいのが文法です。文法学習と聞くと面倒に感じるかもしれませんが、やはり文法が英語の基礎。いわば土台です。
文法はリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの英語4技能全てに必須の知識です。文法で土台を固めることで、それぞれのスキルを伸ばせるのです。
文法はリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの英語4技能全てに必須の知識です。文法で土台を固めることで、それぞれのスキルを伸ばせるのです。
中学レベルの英語でまずはOK
出典：pixabay.com
「文法知識を身につける」と言っても、文法の専門知識を学ぶ必要はありません。中学英語レベルの文法をきっちり押さえられれば、基礎的な学習はまずOKです。
社会人が英語を学ぶ目的は、多くがキャリアアップや自己研鑽。そのために必要な基礎の文法を押さえれば大丈夫です。単語も文法と一緒に学習しましょう。また、単語もハイレベルなものまでカバーする必要はないです。仕事で扱うジャンルの単語を重点的に学習すると、実戦で役立つのでおすすめです。
社会人が英語を学ぶ目的は、多くがキャリアアップや自己研鑽。そのために必要な基礎の文法を押さえれば大丈夫です。単語も文法と一緒に学習しましょう。また、単語もハイレベルなものまでカバーする必要はないです。仕事で扱うジャンルの単語を重点的に学習すると、実戦で役立つのでおすすめです。
【インプット編】リスニング・リーディング
出典：unsplash.com
基礎的な文法学習が終わったら、リスニングとリーディングを通して英語をインプットしていきます。この時意識してほしいのが、なるべく多くのインプットを行うこと。アウトプットできる量はインプットの量よりもかなり少なくなります。アウトプット量を増やすには、それ以上のインプットが必要なのです。
聞き取りならできる簡単な英文でも、自分で英作しようとすると単語が出てこない。文章がつながらない…といった経験は誰にでもありますよね。とにかくインプットは量がカギ。たくさん英語に触れてください。
聞き取りならできる簡単な英文でも、自分で英作しようとすると単語が出てこない。文章がつながらない…といった経験は誰にでもありますよね。とにかくインプットは量がカギ。たくさん英語に触れてください。
リスニングとリーディングはセットでインプット
出典：unsplash.com
インプットには、主にリスニングを使うと効率的です。
リスニングなら、通勤時間などのスキマ時間でも学習しやすいのがポイント。空いた時間にスマホを使って、インプット量を増やすのがおすすめです。リスニングと並行して、基礎的な読解力も身につけましょう。
リスニングなら、通勤時間などのスキマ時間でも学習しやすいのがポイント。空いた時間にスマホを使って、インプット量を増やすのがおすすめです。リスニングと並行して、基礎的な読解力も身につけましょう。
出典：pixabay.com
この時におすすめなのが、英語のニュースアプリです。英語学習者向けに、わかりやすい英語で書かれた記事を配信しているアプリなどを使って、毎日1記事でも継続して聞く・読むを繰り返せば、読解力と語彙力を着実に高められるでしょう。
例えば、"ざっくり英語ニュース！StudyNow（スタディナウ）"というニュースアプリには「初心者向け」というカテゴリーがあります。簡単な英語で書かれた短い記事を無料で配信していて、記事内で使われた単語・熟語や日本語訳も確認できます。
例えば、"ざっくり英語ニュース！StudyNow（スタディナウ）"というニュースアプリには「初心者向け」というカテゴリーがあります。簡単な英語で書かれた短い記事を無料で配信していて、記事内で使われた単語・熟語や日本語訳も確認できます。
【アウトプット編】ライティング
出典：unsplash.com
ある程度英語をインプットしたら、アウトプットのステップに移ります。
ライティングとスピーキングは同じアウトプット系スキルなので、密接につながっています。どちらかを強化すると、もう一方のスキルも伸びる相乗効果が期待できるのです。また、ライティングは考えながら時間をかけて行うので、スピーキングより難易度が下がります。そのため「ライティング→スピーキング」という順番で学ぶのがおすすめです。
ライティングとスピーキングは同じアウトプット系スキルなので、密接につながっています。どちらかを強化すると、もう一方のスキルも伸びる相乗効果が期待できるのです。また、ライティングは考えながら時間をかけて行うので、スピーキングより難易度が下がります。そのため「ライティング→スピーキング」という順番で学ぶのがおすすめです。
英語日記でライティング
出典：unsplash.com
ライティングスキルの強化におすすめの方法が、英語日記です。
その日のできごとや興味のあることなど、好きな内容を英語で書き留めるだけ。難しい単語や文法を使う必要はありません。長さも4行程度で十分です。
その日のできごとや興味のあることなど、好きな内容を英語で書き留めるだけ。難しい単語や文法を使う必要はありません。長さも4行程度で十分です。
出典：pixabay.com
その日の天気やニュースというよりは、自分自身のことや心を動かされたことなどを自分の言葉で書くのがポイント。英語で自分の思いを相手に伝える訓練になるからです。これはスピーキングの時にも役立ちます。できれば毎日続けて、自分の考えを英語で表現する感覚を養いましょう。
【アウトプット編】スピーキング
スピーキング力を強化するのにおすすめなのが、リピーティングとオンライン英会話です。ひとつずつご紹介します。
リピーティング
出典：unsplash.com
リピーティングとは聞き取った英文の真似をして、発音することです。リスニング教材や洋画などに出てくる文章の後について、繰り返し言ってみましょう。発音やアクセントも全てコピーする気持ちで取り組むと効果的。英語特有のリズムやイントネーションが身につきます。
自分で書いた英語日記を読み上げるのもおすすめです。ライティング力とスピーキング力の両方を同時に強化できます。
自分で書いた英語日記を読み上げるのもおすすめです。ライティング力とスピーキング力の両方を同時に強化できます。
オンライン英会話
出典：unsplash.com
実際の英会話スキルを磨くには、やはり実践が必要です。十分なインプットが終わったら、総仕上げとして英会話レッスンを受けると効果的です。
最近ではオンライン英会話スクールがたくさんあります。料金も従来の通学型英会話教室よりリーズナブルなところが多いようです。
最近ではオンライン英会話スクールがたくさんあります。料金も従来の通学型英会話教室よりリーズナブルなところが多いようです。
出典：unsplash.com
レッスンを通して、相手の言ったことを理解し、すぐに反応するトレーニングを積みます。適度な緊張感があるので、インプットした知識が定着しやすい効果も。
ここまで来ると、英語の4技能がある程度身についてきます。後は自分の興味のある分野を中心に、インプットを続けましょう。
ここまで来ると、英語の4技能がある程度身についてきます。後は自分の興味のある分野を中心に、インプットを続けましょう。
社会人の英語学習で気をつけるべき3つのポイント
出典：unsplash.com
目標を明確にする
何のためにどれくらい英語力を強化したいのか、具体的な目標を設定しましょう。多くの人にとって、英語学習を続けるのは大変なこと。あやふやな目標だと挫折しやすくなります。キャリアアップや転職、自己研鑽など英語学習の目標は人それぞれ。 自分にとっての目標を、できるだけ具体的に細かく決めておくのがポイントです。
目標がはっきりしているとモチベーションを保ちやすくなる上、英語のどの要素をどれくらい勉強すればいいのかも分かります。
目標がはっきりしているとモチベーションを保ちやすくなる上、英語のどの要素をどれくらい勉強すればいいのかも分かります。
TOEICを目標にしても◎
出典：unsplash.com
社会人の英語学習目標としておすすめなのが、TOEICです。TOEICはキャリアアップや転職の際重視されることが多く、社会人の武器にもなります。例えば、課長への昇進の際TOEICスコアを要件・参考にしている企業は32.0%にのぼります(2019年)。
またTOEICは英語力をスコアとして算出するので、勉強の成果を実感できます。具体的な数値目標を設定することで、モチベーションアップの効果も。
またTOEICは英語力をスコアとして算出するので、勉強の成果を実感できます。具体的な数値目標を設定することで、モチベーションアップの効果も。
完璧を目指さない
出典：unsplash.com
完璧を目指さないというのもポイントです。 完璧を目指すと時間がかかりすぎてしまう上に、挫折しやすくなります。多くの社会人にとって英語学習の目標は、日常業務やキャリアアップで必要なレベルに達することですよね。そこまで到達できれば、英語学習はひとまずクリアです。
完璧を目指して挫折してしまったらもったいない！英語はコミュニケーションのための「道具」として割り切り、必要な分だけ強化することをおすすめします。
完璧を目指して挫折してしまったらもったいない！英語はコミュニケーションのための「道具」として割り切り、必要な分だけ強化することをおすすめします。
スキマ時間を使いこなす
出典：unsplash.com
仕事や家事で忙しく、時間がない社会人が大半。英語学習のためのまとまった時間を捻出するのは難しいですよね。でも大丈夫！通勤時間やお昼休み、家事の間やバスタイムなどのスキマ時間を有効活用しましょう。
通勤などの毎日繰り返し発生するスキマ時間なら、英語学習の習慣化にも役立ちます。この継続と習慣化が、英語学習のカギ。スキマ時間を使いこなせれば、英語力は強化できます。
通勤などの毎日繰り返し発生するスキマ時間なら、英語学習の習慣化にも役立ちます。この継続と習慣化が、英語学習のカギ。スキマ時間を使いこなせれば、英語力は強化できます。
アプリを使おう
出典：unsplash.com
スキマ時間の英語学習にぴったりなのが、スマホアプリです。 英語学習向けのアプリは充実しており、英語4技能それぞれに対応したアプリがあります。
スキマ時間でのアプリ学習に特におすすめなのが、文法とリスニングです。文法問題は一問一答形式が多く、解くのに時間がかかりません。リスニングアプリも、イヤホンさえあれば電車やバスでも使えます。手軽に使える無料アプリから、内容が充実した有料アプリまで、TOEIC対策に特化したアプリもあるのでぜひ一度チェックしてみてください。
スキマ時間でのアプリ学習に特におすすめなのが、文法とリスニングです。文法問題は一問一答形式が多く、解くのに時間がかかりません。リスニングアプリも、イヤホンさえあれば電車やバスでも使えます。手軽に使える無料アプリから、内容が充実した有料アプリまで、TOEIC対策に特化したアプリもあるのでぜひ一度チェックしてみてください。
社会人の英語学習におすすめの教材
英語を学び直す社会人におすすめの、英語学習教材をまとめました。自分の英語レベルに合った教材で、無理せず楽しく学習を続けてください。
中学英語を総ざらい『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』
山田暢彦 監修 / 学研プラス 編さん
中学 英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。
0円〜（税込）
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
スキマ時間で続けよう『1日3分 はじめての英語日記』
石原真弓著 / 中経出版
必要なのはたったの1日3分！英文でスケジュール帳や日記を書くことで、英語のアウトプット力を鍛えられる教本です。日記を書く時によく使う構文や例文を、豊富に掲載しています。お手本の真似をしながら作成できるので挫折しにくいでしょう。
1ヶ月分のサンプル日記帳もついているので、すぐに始められます。
カラー版 1日3分 はじめての英語日記
1,430円〜（税込）
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
アウトプットの練習に『みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング』
森沢洋介著 / ベレ出版
英語のアウトプット訓練に効果的な音読、リスニング、リピーティング、シャドーイングをパッケージにした教本です。
シャドーイングとは、英語音声の後を影（シャドー）のようについていくトレーニングのこと。リスニング力強化に大きな効果が期待できます。中学英語で構成されているので、スピーキング練習最初の1冊にぴったりです。
みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング(CD BOOK)
1,210円〜（税込）
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
コツコツ学び続ければ、結果は必ずついてくる
出典：unsplash.com
社会人の英語学習は「効率と継続」がポイントです。忙しい日々の中で、英語学習を続けるのは簡単なことではありません。挫折しないために、具体的な目標をかかげること。完璧を目指さないこと。ちょっとしたスキマ時間を有効活用すること。その3つを意識して、無理せず続けていけば英語力は必ず向上します。
英語を学問としてではなく、あなたの人生をパワーアップさせてくれる道具として楽しく磨いていって下さいね！
英語を学問としてではなく、あなたの人生をパワーアップさせてくれる道具として楽しく磨いていって下さいね！
これ1冊で中学校3年間で習う全ての文法をおさらい！やさしい言葉と豊富なイラストで、ストレスなく学べます。練習問題を読み上げる英語音声のCDつき。リスニングや音読の練習もできます。
英語からしばらく離れていた方におすすめの再入門本です。