いつの間にか、持ち物が増えて困っていませんか?
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気に入った物を吟味して買い物しているつもりなのに、いつの間にか物が溢れて困る…という事はないでしょうか?持ち物の量を適切に管理したいと思っても、いきなり身の回りの物を全てしぼるのは大変です。
処分の判断が難しい「服」
アイテムの数の多さからまず対象になりがちなのが服ですが、人によっては処分の判断がとても難しい事も。「まだ着られる」「組み合わせを変えれば」とアレンジすればまだ活かせる道を模索できる可能性が悩みどころになりがちです。
まずは「バッグ」を総点検してみよう
服の判断が難しいときは、手持ちのバッグを集めてみましょう。どんな用途の物でも区別せず、手持ちを全て集めるとその数はどれくらいあるでしょうか?
服より妥協買いしやすいバッグ
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人によってはそれなりのプライスの物で数は少なめという事もありますが、一般的にはバッグはプチプラも多く「用途が違うから」と必要性が低いのについ買い足ししてしまう、買い物のセーブが緩みやすいアイテムです。
「買ったけど活用できていないバッグ」の数を確認
「洋服の色に合わせる」「プチプラで差し色アイテムになるかも」というような活用できるつもりが使っていないor似たようなバッグをたくさん持っていた場合、ちょっと考え方を振り返ってみましょう。
それを買ったとき「この値段なら買ってもいいかな」という風に価格で購入を決めていませんか?
それを買ったとき「この値段なら買ってもいいかな」という風に価格で購入を決めていませんか?
「素敵だけどお値段が」で見送った物にヒントが
活用できていないバッグの数を把握するのと同時に、「すごく好きだけどお値段が気になって手が出ない」という理由で見送ったバッグがあればどんな物だったか振り返ってみましょう。「機能的な意味で理想だった」「見た目が本当に好き」など自分がバッグに求めている条件がはっきりして来ると思います。
「本当にこれが好き!」があれば余計な物は欲しくなくなる
生活スタイルに完全に合わない、価格があまりにも家計の相場から離れている、という物は除外して「気軽に買えないけれど、とても気に入った」というバッグが見つかったら、まずはそれを手に入れる事をおすすめします。
「本当に欲しいを買う」を繰り返すと数が絞られる
バッグの質はある程度価格と連動するので「ちょっとがんばって買う」レベルの物を手にしたら、「ちょっといいな」程度の物は手持ちと比べて見劣りするので欲しいと思わなくなります。それを繰り返すと「持ち物の数を絞って質を上げる」が自然と達成できます。
手持ちの「ちょっとこれが」も工夫次第で乗り切れる事も
「気に入っているけれど機能的な理由でちょっと困る」事がもしあれば、工夫次第で活用しやすくなる事も。例えば「気に入った大きめバッグだけど小物がばらつく」「仕切りの多いバッグが欲しいけれどゴミが入りやすい」という場合は、シンプルなお気に入りバッグインバッグをプラスして使いやすくという風に、気に入った物の気になる点をカバーしてみましょう。
使用頻度によっては使いまわしも考えてみる
「用途別にそれに合ったバッグを揃えたい」と思ったときもすぐにそれを探さず、使用頻度で本当にその用途専用の物が必要かどうかを考えてみましょう。
例えば「大きいタブレットを持ち歩くケースが欲しい」と思ったとき、使用頻度が高ければそれを用意するのがベターですが、年に数回程度であれば手持ちのバッグの中でその用途に流用できる物がないかチェックしてみましょう。
お気に入りの中から使える物が見つかれば、時間をかけて新しい物を探して買うコストが省けます。
お気に入りの中から使える物が見つかれば、時間をかけて新しい物を探して買うコストが省けます。
「すぐに使えるようにできる数」がどれくらいか把握する
バッグの場合、出掛けにやっぱり入れ替えたいと思っても、収納コーナーまで行って選んで入れ替えて…という手間が面倒で同じ物ばかり繰り返して使い、手持ちが活用できない事も起こりがちです。できれば玄関かその近くで入れ替えできるスペースを用意すると便利です。
「入れ替えに使えるスペース」に合わせて数をコントロール
おそらく、入れ替え用のスペースはある程度限られてくるはずです。そうなると「いつか使うかも」程度の物は自然と弾かれて「使いたい」「使い勝手がよくてつい手に取る」物が残ってきます。「今、使いたい」物を選ぶ事でも数をコントロールできるようになります。
判断に迷ったときは自分の中の物への熱意を確かめる
手をかけてメンテナンスする価値があるかどうか
手持ちの物を処分する中では「すごく好きだった」が理由で迷う事も出てくるかと思います。質もよく手入れが可能だけど傷みが出ているという場合、自分が手をかけたりお金を払ってプロにメンテナンスを依頼する価値があるかどうかで判断しましょう。「好きだけど傷みがあるので使えない。メンテのコストがもったいない」というときは、ざんねんですがお別れのときです。
リサイクルショップでの買い取りの可否
「まだ使えるけれど使わない。けれど処分はもったいない」という場合、リサイクルショップで買い取ってもらえるかどうかも目安になります。買い取りが可能であれば無駄に死蔵せずにすみますし、不可の場合は他人の目線では価値がないと判断される物、と区切りがつきやすくなります。
まずは「持っているだけでハッピー」を探してみよう
持ち物が増えていくのは、理想を探して行くうちでの取捨選択でも起こりがちです。「物を減らす」「持ち物の数をコントロールする」という目的も大切ですが、まずは「自分が何が好きなのかを考え、それを探し妥協せずに選ぶ」という生き方の核となる分部分と向き合う事で暮らしが整うきっかけが作れるかも知れません。
まずは「持っているだけでハッピーな大好きなバッグ」という幸せ探しをしてみませんか?
まずは「持っているだけでハッピーな大好きなバッグ」という幸せ探しをしてみませんか?
素敵な画像のご提供ありがとうございました。