気付いたら「今、捨てる!」が合言葉
買うときは何のためらいもないのに、いざ捨てるとなると足踏みしてしまう――。これでは、モノは増える一方です。買う機会と同じくらい、手放す機会をもちましょう。
つい先延ばしになりがちですが、「今、捨てる!」を合言葉に、 手放すタイミングを逃さないことです。
つい先延ばしになりがちですが、「今、捨てる!」を合言葉に、 手放すタイミングを逃さないことです。
心を煩わせたとき
必要以上にモノが多いと、心を煩わせます。目的のものを見つけられなかったり、探し物に時間がかかったりといったことが、日常茶飯事になるからです。
「あれがない!」「着ていくものがない!」「なんだか目障りだなぁ」そんな心を煩わせたときが、手放すタイミングです。
「あれがない!」「着ていくものがない!」「なんだか目障りだなぁ」そんな心を煩わせたときが、手放すタイミングです。
1. 着る服に迷ったとき
「着ていく服がない!」そんな経験がひとつやふたつあるのではないでしょうか。その原因は、選択肢が多すぎること。服が多すぎるから、迷うのです。
数が少なければ、コーディネートに迷うこともありません。どんな服を持っているかを容易に把握できれば、何を着ていくかもすぐにイメージできるのです。
数が少なければ、コーディネートに迷うこともありません。どんな服を持っているかを容易に把握できれば、何を着ていくかもすぐにイメージできるのです。
2. 探し物をしたとき
出典:unsplash.com
出かける直前になって、探し物を始める。さっきまで使っていたものが、ふとどこかに行ってしまった――。探し物に費やす時間は、無駄でしかありません。
必要なものが埋もれるほど、いらないものを持ち続けないこと。モノが少なければ、目的のものを見失うこともないのです。
必要なものが埋もれるほど、いらないものを持ち続けないこと。モノが少なければ、目的のものを見失うこともないのです。
3. ごちゃつきが気になったとき
ふと部屋を見渡し、ごちゃつきが気になったとき。散らかっているな、なんとなく落ち着かないな、どうにかしないとな……。そう感じたときに、即行動します。
元に戻したり向きを整えたりするだけでなく、そのものを捨てることも選択に入れるのです。モノを減らさずに片づけるのは、その場しのぎでしかありません。
元に戻したり向きを整えたりするだけでなく、そのものを捨てることも選択に入れるのです。モノを減らさずに片づけるのは、その場しのぎでしかありません。
モノがじゃまになったとき
出典:unsplash.com
モノが多いことはわかっていても、どれが不要なものなのかがわからない。そんなときは、「これ、じゃまだなぁ」「入らない!」「汚いなぁ」と感じたモノが、手放す対象です。
片づけるのに苦労したり、作業のじゃまになったり、モノが原因となるストレスをなくしていきましょう。
片づけるのに苦労したり、作業のじゃまになったり、モノが原因となるストレスをなくしていきましょう。
4. 収納に押し込もうとしたとき
クローゼットがパンパンで、新しく買った服を押し込むように入れた。冷蔵庫の中身がいっぱいで、買ってきた食材を入れる隙がない……。これは明らかに、いらないものがたまっているサインです。
収納量以上にモノは入りません。収納したいものが入らないとき、収納場所からあふれてしまうときが、いらないものを手放すタイミングなのです。
収納量以上にモノは入りません。収納したいものが入らないとき、収納場所からあふれてしまうときが、いらないものを手放すタイミングなのです。
5. モノが落ちてきたとき
出典:unsplash.com
何かを取り出そうとしたとき、モノが落ちてきた。目的のものと一緒に、いらないものまで飛び出してきた。これは、スムーズに出し入れができないほど、モノが詰め込まれ、積み重ねられている証拠です。
出し入れを楽にするには、手の入るスペースが必要です。2割の余白ができるよう、モノを減らしましょう。
出し入れを楽にするには、手の入るスペースが必要です。2割の余白ができるよう、モノを減らしましょう。
6. じゃまなものを寄せたとき
掃除をするとき、床に置かれたモノをどかす。料理をするとき、作業台の上のモノを端に寄せる。生活動線を邪魔するものは、本当に必要なものでしょうか。必要だけれど、収納からはみ出てしまったものかもしれません。
どちらにせよ、じゃまになるものを見つけたら、いらないものを処分することです。
どちらにせよ、じゃまになるものを見つけたら、いらないものを処分することです。
7. 汚れたものに出くわしたとき
棚の上にある、ホコリまみれのもの。収納の奥にある、薄汚れたもの。最後に見たのがいつなのか、使ったかどうかもわからないようなものに出くわしたら、即処分です。
ホコリや汚れ、黄ばみは、長期間手を付けていなかった証拠なのですから。そのまま元の場所に戻さず、ゴミ袋に放り込みましょう。これでひとつ、いらないものがなくなります。
ホコリや汚れ、黄ばみは、長期間手を付けていなかった証拠なのですから。そのまま元の場所に戻さず、ゴミ袋に放り込みましょう。これでひとつ、いらないものがなくなります。
新しいものが入ってくるとき
入ってくるものの数と、出ていくものの数のバランスをとらなければ、モノは際限なく増えていきます。
最初はどれも必要だと思って手に入れますが、いずれ不要となるときが来るものです。もう使っていないもの、壊れているもの、古びたものなどは、潔く手放します。
最初はどれも必要だと思って手に入れますが、いずれ不要となるときが来るものです。もう使っていないもの、壊れているもの、古びたものなどは、潔く手放します。
8. ほしいものを見つけたとき
出典:unsplash.com
雑誌やSNSには、物欲を喚起する情報が山のようにあります。「これ素敵!」「あの人と同じものがほしい!」そうやって、ほしいものが次から次へと現れます。
物欲そのものが悪いのではありません。それを手に入れる代わりに、手放すものも想像することが大切なのです。
物欲そのものが悪いのではありません。それを手に入れる代わりに、手放すものも想像することが大切なのです。
9. 新しいものを買うとき
出典:unsplash.com
新しく何かを買う際は、「本当に必要?」「似たものを持っていない?」「使いこなせる?」と問うことです。そういった検討を重ねたうえで購入するのは問題ありません。
ひとつモノが増えるということは、最低ひとつは今あるものを手放すタイミングだということ。それを忘れないことです。
ひとつモノが増えるということは、最低ひとつは今あるものを手放すタイミングだということ。それを忘れないことです。
10. 人から何かをもらったとき
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家に入ってくるモノは、自分で買うもののほかに、人からもらうものがあります。前者はコントロール可能ですが、後者はそうはいきません。
ありがたく頂戴したら、もったいぶらず積極的に使う。そして、家の中にあるいらないものを必ず捨てること。でなければ、物量のバランスが崩れてしまうからです。
ありがたく頂戴したら、もったいぶらず積極的に使う。そして、家の中にあるいらないものを必ず捨てること。でなければ、物量のバランスが崩れてしまうからです。
いらないものを手放して、身軽なわたしに!
出典:unsplash.com
「今、捨てる!」を合言葉に、 いらないものを手放すタイミングをご紹介しました。
今まで捨てられずに悩んでいた方も、きっかけさえつかめれば、捨てられるようになります。ふんぎりがつかなかった方も、手放すタイミングを知れば、躊躇なく行動できるようになります。
いらないものを手放して、身軽になるご参考になさってくださいね。
今まで捨てられずに悩んでいた方も、きっかけさえつかめれば、捨てられるようになります。ふんぎりがつかなかった方も、手放すタイミングを知れば、躊躇なく行動できるようになります。
いらないものを手放して、身軽になるご参考になさってくださいね。