実家に大きなモヤモヤを残していませんか?
実家の片付けは計画とスピードを心がけて!
事前の準備で片付けモードに
服装や掃除用具の準備をする
冬場は動きやすいアウターも用意
マスクはもちろん、怪我や皮膚のダメージを防ぐための軍手やビニール手袋、動きやすい服装への着替えも用意します。特に冬場は換気の際、体が冷えないように動きやすいアウターを用意すると風邪の予防にも役立ちます。
自治体の捨て方や買取業者、寄付先の団体の確認をする
ゴミの分別方法は更新されます。事前に自治体のホームページなどで確認しておきましょう。そして自治体指定のゴミ袋は必要かどうか、必要に応じて粗大ゴミの出し方などもチェックするとよいでしょう。
また、状態が良い不用品がある場合、買い取ってくれる地元リサイクルショップや宅配での買い取りをしてくれる業者のチェックもします。不用品の寄付を募っている団体もありますので併せて検討してみましょう。
使っていないものは基本的に「全て処分」
使用して“いた”ものは「処分」が妥当
眠っている洋服、古い本やノート、学生時代の教材などはどんどん処分しましょう。長期間着用していない服は想像以上に不衛生な状態ですのでリサイクルより処分が望ましいかもしれませんね。語学系の教材などは後で役立つかも、と感じてしまいますが、今まで使っていなかったものは今後も出番が少ないものです。思い切って古紙リサイクルに出すなど処分しましょう。
処分するのは基本的に「自分のもの」のみ
自分が整理を始めると、実家に住んでいる家族のものも目に入ってしまいますが、まずは自分のもののみをどんどん減らしていくことだけに集中します。最優先は自分の判断だけで処分できるもののみと考えることがスピードアップのコツです。
記念品などは念のため家族にも確認を
卒業アルバムや賞状などは、自分自身は不要だと感じても家族にとっては捨ててほしくないものかもしれません。処分の前に確認してみましょう。もし家族が保管しておいてほしいと望むものが多すぎると感じたり、嫌なことを思い出してしまったりするようなものは家族ときちんと話し合いましょう。
家族に確認が必要なものはまとめて箱に入れておき、まとめてチェックしてもらうようにしておくと家族の負担も減ります。協力して行うようにしましょう。
写真や日記はいったん避けておく
写真や日記帳など、懐かしくてついつい手が止まってしまいますが、先に捨てるべきものに着手しましょう。選別に時間がかかりそうなものは整理する時間ができたときにすぐ取りかかれるよう、いったん箱などに入れて場所がわかるようにしておきます。写真は今住んでいる家に送って選別してもいいでしょう。
価値がありそうな年代物も処分に悩んでしまい、手が止まってしまうかもしれません。こちらも後で調べることにしていったん避けておきましょう。ラジオや時計、カメラは修理を趣味としている方もいるため故障していてもフリマサイトやオークションなどで取り引きされている場合もあります。探している方に届けたいと感じたものは、できる限りすぐに引き取ってもらえる方法を選択しましょう。
体調管理にはいつも以上に気を配って
思い出の品々と対面するのは想像以上にストレスで心身にダメージが蓄積されます。さらに長期休暇中のときは体内バランスが乱れ、体調を崩しやすいものです。手洗いや換気はもちろん、適度に休憩を取り、小まめに水分補給して食事にはいつも以上に気を配りましょう。
また、睡眠不足は疲労回復ができないのはもちろん、集中力や判断力も著しく鈍るので翌日の作業効率が悪くなります。そればかりか、注意力散漫で思わぬ怪我の原因になるときもあります。心を落ち着かせるため夕方ごろには終了し、お風呂で体を清潔にし、きちんと眠りましょう。
挫折を繰り返しているときは、原因の対策を
こちらの記事を見ていただいている方の中には、帰省のたびに実家の片付けに挫折してしまっている方も多いのではないでしょうか。実家は安心感がありのんびりしたくなってしまいますし、片付けようとしているものはたくさんの思い出がよみがえるのでスムーズにできないのは仕方ないことです。手が止まってしまった原因と向き合うことが大切で、具体的に対策してみると片付けへの意欲をキープできるかもしれません。
のんびりムードに流されてしまう
⇒帰省前に家族に宣言
実家の安心感に浸ってしまい、まぁいいかといつも先送りしてしまう方は、自分の持ち物を整理することを事前に家族に宣言してしまいましょう。夕方までには切り上げ、夜には家族とのんびり過ごす時間を楽しみましょう。
思い出と向き合うのがつらい
⇒どこにあるか、わかるように整頓するだけでよし
思い出の品々を見るのがつらい方は、ひとまず手付かずにして簡単に処分できるものから始めましょう。どこに何があるか整頓しておければOKです。どこにあるかわかるようにするだけでも少し安心できるかと思います。
機密文書の処分サービスの利用も
見るのもつらい日記やノートなどは中身を確認せず、すぐに処分してしまうのがベストです。シュレッダーを持っていない、開くのも気が進まないときは箱ごと機密文書を有料で処分してくれる業者も増えていますので、利用してみるのも手です。その際は安心して任せられる業者を選ぶことも大切です。
何から手を付けていいのかわからない
⇒まずは今住んでいる家の整理整頓を
漠然と実家を片付けたいと思っているけれど、何から手を付けていいのかわからない、何をキープして、処分すればいいのか判別できないときは、まず現在の自分の家の整理整頓や持ち物の点検をしましょう。自分の好みや、不用品とするものの基準がだんだんわかってくるはずです。処分することに自分自身を慣れさせると、実家のものも簡単に処分できるようになってくると思います。
実際に片付けを始める前に掃除用具や服装の準備をしましょう。ケガやハウスダストなどによる体調不良を予防するだけではなく、自分の「片付ける意識」を高めるのにも役立ちます。家具の解体などを予定している場合は工具の状態も確認します。