出番の多い電子レンジ。お掃除はちゃんとできていますか?
電子レンジを使ったあとに庫内をよく見ると、天井や壁、底にも汚れが飛んでいることがありますよね。電子レンジもシンクやコンロと同じように手入れが欠かせません。出番の多い電子レンジをいつもきれいな状態でキープできるよう、今回は電子レンジで掃除術をご紹介します。
掃除の前に知っておきたい!「汚れの種類」と「洗剤」について
電子レンジにはどんな汚れが付いている?
洗剤は、環境にも人にもやさしい「ナチュラル洗剤」がおすすめ
◇食べ物のカスや焦げつきを落とす方法
食べ物による酸性汚れは、アルカリ性の「重曹」や「セスキ」で中和
【手順1】重曹やセスキを水に溶かして電子レンジで加熱
【手順2】加熱後は扉をあけずにしばらく放置する
【手順3】扉を開けてレンジの中を拭いていく
【手順4】頑固な焦げつき汚れには、重曹粉末をかけて
【手順5】丸めたラップで焦げつき汚れをこすっていく
【手順6】レンジの外側は重曹スプレーやアルコールで拭く
重曹スプレーの作り方
作り方はとってもかんたん。水200mlと重曹小さじ2杯を目安に混ぜるだけ。
水と混ぜるときは1分ほどかき混ぜ、重曹の粉末が溶けたことをしっかり確認しましょう。
溶けているのを確認できたらスプレーボトルに移し替えれば完成です。1本用意しておくとあらゆる掃除に使えるので重宝しますよ。
◇水垢汚れを落とす方法
重曹やセスキで落ちない水垢汚れには「クエン酸」や「酢」を
クエン酸や酢を溶かした水を加熱して拭いていく
掃除方法は重曹の手順1~3と同じです。クエン酸小さじ2を水200mlに溶かしたものか、酢大さじ2を水250mlに溶かしたものを加熱してしばらく放置。水蒸気でゆるんだ汚れを拭き、最後に水拭きと乾拭きで仕上げます。酢はニオイがするので、気になる人はクエン酸がおすすめです。
◇汚れやニオイをとる方法
レモンに含まれるリモネンが汚れを落として消臭にも
重曹やクエン酸と同様に加熱して放置し、拭き取る
オーブンレンジの汚れ付きを軽減するための工夫
加熱する時はふたやラップを活用して
オーブン使用前は特に汚れを落としておいて
シリコンシートで汚れ防止対策するのも◎
まずは自分で電子レンジの掃除をしよう
なにかと出番の多い電子レンジ。使う頻度が高い分、汚れも付きやすいですよね。「あとでまとめて…」と思ってしまいがちですが、キレイをキープするためには、その都度サッと汚れを取り除くのがベストです。今回紹介した内容を参考に、さっそくお掃除をしてみてくださいね。
素敵な画像のご協力、ありがとうございました。
電子レンジ内の汚れは主に、食べ物のカスや汁などが跳ねて付着したものです。その汚れが付いたまま加熱を繰り返すと、頑固な焦げつき汚れに。そのほかにも、あたためた時の水蒸気が固まって水垢になっている場合もあります。