“お花がある生活”で毎日をさらに楽しく!
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
「受けつぎごと。」著者:村上萌さんの暮らし
人気情報マガジン「NEXTWEEKEND」代表
祖母や母から受け継いだ人生の価値観を娘、そしてその先へ伝えたい
お花初心者さんが知っておきたい「お花を活ける黄金比」
黄金比を生み出す3Step
①グリーンを入れて黄金比を決める
まずはグリーンを入れて縦横の黄金比を決めましょう。ちなみに花瓶に入れる水の量は花瓶の3分の1程度がベストです。水の入れ替えは2日に1回行うとお花が長持ちしますよ。
②メインとなるお花を配置
お花は「メイン+同系色のもの+一癖ある花」で選ぶとバランスよく仕上がります。まずはメインとなるお花を少し短めに切り、下に配置します。水につかっている葉は落とし、茎は斜めに切ると水をしっかり吸ってくれますよ。
③隙間を埋めるように残りのお花とグリーンをさす
あとはバランスを見ながら同系色のお花と残ったグリーンをさしていきます。ポイントは全部同じ方向を向かないようにすること。どんな角度から見ても美しくなるように仕上げましょう。
持っていると便利な花瓶
空き瓶を再利用
パンジーやセンニチコウなどの小さなお花は花瓶も小さいものを使うのが良いでしょう。わざわざ花瓶を買わなくても、ジャムなどの空き瓶でOKです。お部屋のちょっとした空間にさりげなく置いておくと可愛いですよ♪
使い勝手の良いオーバル型
ヒヤシンスやチューリップなど茎がしっかりしているお花は、オーバル型の花瓶に傾けるように活けるのがおすすめ。存在感があるお花なので、花瓶に隙間が空いていても様になります。オーバル型の花瓶は色々なアレンジができて使いやすいので1つ持っておくと便利です。
大きい花瓶は開口部が狭いものを
ヒマワリやラナンキュラスなどの背の高いお花は、花瓶も背の高いものを選びましょう。開口部が狭いものを選ぶと少量の花でもバランスよく見えるのでオススメです。
ちなみに大きい花瓶の場合は、中に一回り小さい瓶を入れてそこにお花を活けると形が崩れません。キレイな状態をキープできて便利ですよ♪
花瓶の代用品アイデアいろいろ
左からマスタードの瓶、クッキー缶、紅茶のポット、栄養ドリンクの空き瓶、ジュースの瓶を花瓶として使っています。どれも代用品とは思えないほどオシャレですよね♪お花の色や大きさとバランスがとれたものを選べば、お花を引き立てる花瓶として大活躍してくれます。
季節を感じるお花の楽しみ方
春:イースターバスケットをアレンジして春の到来をお祝い!
エッグハントでイースターエッグを入れるバスケット。そんなイースターバスケットをイメージしたカゴでお花の苗を育てました。生き生きと育つお花はまさに生命の象徴。イースターのお祝いにぴったりのアレンジです。
夏:ヨーグルトの空き箱でグリーンを爽やかに引き立てて
青い空と白い雲が広がる夏は、お花よりグリーンを置いて爽やかに部屋を彩りたい気分。こちらの鉢植えカバーはなんと海外のヨーグルトの空き箱。空き箱のデザインと大き目の葉のグリーンがお互いの良さを引き立てあって、キッチンが明るくなりますね。
秋:暖かいオレンジ色を引き立たせる茶色とグリーン
ハロウィンや紅葉など暖かみのある色が日常に増えてくる秋は、お花もオレンジ色を主役に。グリーンと茶色を使ってにぎやかに仕上げます。海外の収穫祭を思わせるアンデスコーンをポイントで置くと、ぐっと雰囲気が高まりますよ。
冬:緑×赤のクリスマスカラーで気分を盛り上げよう♪
冬と言えばクリスマス!ヒムロスギを使った大きなリースにメッセージプレートを付けてサンタさんをお招きしましょう。「緑×赤」のコーディネートは大人も子供もわくわくした気分になれますよね。この季節だけの特別感がたまりません!
村上さんの実家にはいつもお花があったそう。キレイなお花があると自然とその周りにも気を遣うようになり、好循環のスイッチが入ります。村上さんによれば、花瓶に対して出ている花の縦:横を1:1にするのがお花を活ける黄金比なんだとか。花瓶の高さと出ている花の高さを均等に、そして花瓶の幅と花瓶から左右に出ている花の幅をそれぞれ同じぐらいにすると、バランスよく仕上がります。