旅行も自由研究も…「ニューライフスタイル」×「大人」の楽しみ方がある*
長い時間お家にいなければならない生活様式の変化に加え、長い梅雨、酷暑、時には豪雨と、なかなかヘビーな環境に、振り返ってみれば「夏の思い出が足りない!」とフラストレーションを抱えていませんか?
そんなあなたにご提案。ひとつ、わくわくできる「夏の思い出づくり体験」にトライして、今年のあなたの夏を仕上げませんか*
ポイントは、子供時代の夏休みとちょっとリンクする、童心に返るような楽しさがあること。心の持ちようやアイデアで、夏らしい遊びができますよ。
本格的な秋を迎える前に、今からでも夏らしいことをして、心にひとつの区切りを。あなたのちょっとした夏の思い出、作ってみてはいかがでしょうか。
気分と時間に合わせて―「夏らしい体験」アイデア集*
《初級編》 - すぐ体験できて隙間時間にもおすすめ -
1.どこでもドア感覚*「Google ストリートビュー」でオンライン帰省
「今も変わらないかなぁ…」「もうないだろうなぁ…」と思っていたあの場所が、意外とそのまま残っていて、忘れていた思い出が次々蘇る―なんてこともあるかも…。この夏帰れなかった実家にカンタン帰省!というのも面白いですね。
実際に足を運ぶと時間もお金もかかる映画やドラマの憧れのロケ地巡りも、このスタイルなら超お手軽!思いの外盛り上がれますよ♪
2.夏休み宿題といえば「ポスター」!今こそ本気のポスター作り
コンテストに出すわけでもないので、正解を追い求めなくてもOK。提出ナシ、期限ナシ。大人になった今だからこそ、もっと肩の力を抜いて作ってみましょう。
例えば、かつてインテリアポスターとしてブームになった、こちらのポスター。「THIS IS YOUR LIFE.」という言葉から、文章が綴られています。
実は、NYのブルックリンにあるホルスティー(HOLSTEE)という会社のマニフェスト(声明文・社訓)なんです。事業計画を書く代わりに書かれた文章の数々は、もはや「人生の道しるべ」として身近に置いて勇気をもらえるほどのメッセージ性。
これに倣って、例えば小説の印象深いフレーズや座右の銘、あなたのポリシーや人生におけるマニフェストをポスターに仕上げてみるのも素敵です* 今の心に区切りを付けて、心機一転、明日からの日々に臨めそう。
これはあなたの人生です。 自分の好きなことをやりなさい。そして、どんどんやりなさい。 何か気に入らないことがあれば、それを変えなさい。 今の仕事が気に入らなければ、やめなさい。 時間が足りないのなら、テレビを見るのをやめなさい。 人生をかけて愛する人を探してるなら、それもやめなさい。 その人は、あなたが好きなことを始めたときにあらわれます。
- [略] -
人生は短い。 情熱を身にまとい、自分の夢を生きよう。
絵具などでアナログに描かなくても、パソコンのデザインソフトでサクッと仕上げてみてもいいですね。スマホアプリなどでも、様々なフォントの利用や文字のサイズ・配置調整などが簡単にできます。
画用紙に執着せず、ポストカードサイズでもOK◎ コンパクトなものなら初心者さんでも挑戦しやすいですね。
3.心置きなくいきましょう!「スイカ」の心ときめく食べ方
あなたにとって「これを食べないと、夏って感じがしない!」という食べ物はありませんか?素麺、冷やし中華、かき氷・・・そして、丸ごと持つだけでもテンションが上がる「スイカ」も外せませんよね。
大人になった今だからこそ、スイカを丸ごと買うことも比較的叶えやすいものです。今からでも心躍る夏の風物詩の味わいを楽しみましょう。
まずは丸ごと1個が半割りになるよう、体重をかけて包丁で押し切りに。そして定番のくし形にカットし、ガブッとかぶりついてみては*
トトロスイカ
《中級編》 - 非日常感があって今日のメインイベントになる! -
4.提出ナシ、必要なのは興味だけ*「大人の自由研究」をやってみよう
まとまった時間はあるけれど、ノープランな1日。そんなぽっかり空いた日は、日頃から気になっていたことを突き詰める「自由研究」という過ごし方が◎。
人から見たら「くだらない…」と思われるテーマも大歓迎!もちろん結果が出なくても気にしない!面白がって自由にやってみるうちに、意外な発見や、その後の日々が豊かになるきっかけにつながることがあるものです*
研究テーマ例①:美味しいお米の炊き方研究
研究テーマ例②:自分好みのカクテル開発
お酒は好きだけど、もっぱらあるものを飲むのみ!という場合には、オリジナルレシピのカクテルを開発してみるのも楽しそう♪
ゼロからが難しいなら、おなじみのカクテルのレシピをベースに、自分にとってベストな配合を研究したり、どのジュースやジンジャーエールを使うのが一番好みか?なんていうのもいいテーマになるはず。
研究テーマ例③:自分でできる家系図づくり
ちなみに、戸籍の保管期限は150年なのだとか。2020年の150年前は明治3年。つまり、明治時代の戸籍は、日が巡るごとに日々廃棄されているということ…!今すぐ始めるからこそ紐解かれる我が家の歴史があるかもしれませんよ*
最近ではこのように、自分で戸籍を取り寄せる方法を教えてくれるガイド本も登場。プロならではの祖先のたどり方が面白くまとまっていますので、参考にするのもおすすめです。
研究テーマ例④:近くの神社を巡って、狛犬研究
近所をお散歩しながら、ちゃっかり自由研究を満喫するという手も。例えば歩いて行ける範囲の神社を巡ってみるのはいかがでしょう?
お目当ては、「狛犬(こまいぬ)」に会うこと。左右に1対で置かれていることでお馴染みですよね。
想像上の生物とされることもあって、神社によって表情がさまざま。可愛い顔立ちやリアルな毛並みなど、観察してみると楽しいですよ。ほとんどの場合、角が無く口を開けてるのが獅子、角があり口を閉じているのが狛犬とされています。
狛犬は、犬に似た想像上の獣で、神社や寺院の入口の両脇、あるいは本殿・本堂の正面左右などに1対で置かれています。それぞれの口元は「阿吽(あ・うん)」の形を表していることが多く(阿吽の呼吸)、主に魔除けの為に置かれていると言われております。
5.ロコタビを使って「ガイドさん付きのオンライン海外旅行」へ!
夏休みのお楽しみにしていた方も多いであろう海外旅行も、しばらくお預けせざるを得ない空気が漂いますね…。
でも大丈夫!パソコンを使ってバーチャルで海外旅行気分を味わえる、“オンライン海外旅行”のサービスがあるんです!
取りあげたいのは、「ロコタビ」のオンライン旅行。
「ロコタビ」では、海外在住日本人ガイド(ロコ)とユーザー(旅行者等)の間でビデオチャットが可能。なんと、そのガイドさんは、世界175カ国2500都市在住、5万人以上に上るのだそう!
世界中のガイドさんが企画するオンライン旅行や、旅の相談、現地の言葉のレッスンなどを受けたりたすることができ、家にいながら、リアルタイムで世界と繋がっている感覚を楽しめます◎
オンライン旅行は、現地在住者やその土地に精通した方をガイドに、 ビデオチャットを通して現地に関する話を聞いたり画像・映像(※)が見られるというもの。多くのバーチャルツアーでは、事前に自分の興味があることや質問を聞いたうえでコースをアレンジしてくれますよ。内容によりますが、料金の目安は2000円~3000円ほど。
(※)ライブ中継、過去に撮影した動画&写真の使用、googleストリートビューでの説明など
たとえリアル旅ができる状況下でも、移動時間・手段に制約があって「行きたい場所」=「行ける場所」とは限らないもの。
パソコンひとつで、一生に一度は行きたいと思っていた海外の“あの場所の今”を感じ取ることができるのは大きな魅力。
ツアーに参加した後は、記憶が新しいうちに旅ノートや大人の絵日記にまとめるのもいいですね!夏気分がより高まるのに加え、情報をしっかり消化でき、人生が…次の旅が…より豊かになるはず*
《上級編》 - 1泊2日で無理なく計画!いつもと違うプチ旅行を-
「やっぱりどこかに出かけたい!」と、家でできないことを味わいたいなら、最近注目の「マイクロツーリズム」がオススメ。地元周辺を小さく旅して、魅力を再発見するという旅行の在り方です。
改めて「旅」することで、おなじみのエリアでリフレッシュスポットが見つかれば、これからの日々がもっと豊かになるはず。遠出する必要がないので、移動に伴う時間や体力、また経済的な負担は少なく、現地での時間を満喫しやすいという利点もあります。
密閉空間での見知らぬ人との接触などを避けやすい3つのアイデアをご提案します。
(もちろん、ご自身での対策もお忘れなく…!)
6.まるで空中散歩!大人も童心に返れる「ツリーイング」
見慣れた風景も、いつもより高い目線から見渡すと、想像以上の癒しを得られるはず*
7.よく知る場所もテント泊だと別世界!「グランピング」
8.「レンタルキャンピングカー」でドライブ旅行
子供のころ、お泊り会に胸が高鳴る経験をしたことは誰にでもあるはず。そんな懐かしいワクワクを運んでくれるのが「レンタルキャンピングカー」です。
思った場所に好みのホテルがないときや、現在のコロナ禍で宿泊施設を利用することに漠然とした不安を抱いている方、こちらがかけてしまうかもしれない迷惑が気になる方も、移動ホテルともいえるキャンピングカーなら気兼ねなく楽しめますね。
ただし、車中泊はどこででも認められているわけではないので、キャンピングカーの入庫可能になっているオートキャンプ場、車中泊が公式に認められているRVパークの認定施設などを利用するようにしましょう。
駆け込みでも、夏の最後にあなたらしい思い出作りを楽しんで
少し目線を変えるだけで、思い出作りの選択肢はたちまち広がるはず。この夏のしめくくりが、あなたにとって最高のものとなりますように*
小さなころよく遊んだ公園や、今の住まいに引っ越す前の思い出深いマンション…そんな懐かしの地の今の様子を、「googleストリートビュー」で覗いてみませんか?