オーブン不要♪石塑(石粉)粘土でお手軽ハンドメイド
石塑(石粉)粘土って何?
べとつかず扱いやすさもバッチリ
成形しやすく型抜きも簡単
着色のしやすさも◎
陶器のような仕上がりに
準備するもの
石塑粘土
一口に石塑粘土といっても、色々なタイプが市販されており、同じメーカーの石塑粘土でも、硬さや白さ、キメの細かさなど違います。
作る際のやわらかさも違ううえに、キメの細かさや白さなどにより、仕上がりも違ってくるので、色々と試してみて自分のイメージする仕上がりに適したタイプを選ぶのも良いかも。
ラドール
キメも細かくのびのよい、パジコの石塑粘土「ラドール」。造形しやすく乾燥後は磨きやすく、絵の具のノリもよいので、小物づくりやアクセサリーづくりに最適です。
ラドールプレミックス
ラドールとプルミエをミックスさせた「ラドールプレミックス」。キメ細かさと強度・軽さを併せ持った石塑粘土です。
ラドールプルミエ
ラドール プレミックスよりもさらに軽くて白く、やわらかいのに乾燥後は硬さもバッチリで強度が出ます。絵の具の着彩もキレイにできるので、アクセサリー制作にピッタリ。
アーチスタフォルモ
ラドールシリーズの中ではキメの細かさは落ちますが、そのぶん造形のしやすさに重点をおいて作られた、扱いやすい石塑粘土です。
粘土板
石塑粘土をこねたり伸ばしたりする際にあると便利な「ねんど板」。「工作板」や「粘土ボード」とも呼ばれることも。こちらの粘土板は、緑のメモリがある面はカッターナイフマットとして使えて、汚れても水で丸洗いすることができるのも◎。
のし棒・たたら
石塑粘土を伸ばすときに使うのし棒。たたらと言う、粘土を板状にしたものを作る際に使うたたら板。手でも伸ばせるのでどちらもなくても困りませんが、のし棒とたたら板を使えば均等な厚みになり、仕上がりに差が出ることもあるので、石塑粘土のアクセサリー作りにはまったら揃えると便利です。
カッター
伸ばした石塑粘土を切るときに使用するカッター。どんなタイプのカッターでもOKなので、よく使っているオーソドックスなタイプのカッターからはじめるのも良いかも。
ハサミ
カットする部分によってはカッターよりも使いやすいこともあるハサミ。カッターと同じく、どんなハサミでも大丈夫ですが、せっかくなら、先端が細めで細かい作業がしやすく、多少厚みのある粘土をカットしても切り口が曲がることのないハサミを用意するのも良いかも。
クッキー型
クッキー型もあれば、簡単に同じ形のアクセサリーを作れるので便利。好きなモチーフのクッキー型でいっぱいアクセサリーを作って、プチプレゼントにしたり、バザーに出したりするのも良いかも。
紙やすり
表面をなめらかに仕上げたい場合に使用する紙やすり。紙やすりの目の細かさの粒度「#240」などの数字で書かれており、数字が大きいほど、目が細かくなります。石塑粘土のアクセサリーを制作する際はなるべく目は細かい方が使いやすいので、何種類か試してみて気に入った番号を覚えておくと◎。
絵の具
絵の具やポスターカラーなどでも色づけができますが、石塑粘土のアクセサリーを作っている方が好んで使っているのは、水溶性なのに接着力に優れているアクリルガッシュ。何色かの絵の具を混ぜて好きな色を作ることもできるので、少ない色数からはじめることが出来るのも嬉しいポイントです。
ニス
色を塗って乾いたら、石塑粘土の表面に仕上げにニスを塗れば、光沢が出て、陶器風の美しい作品の完成です。アクセサリーにする場合はニスを塗った方が映えるかも。
接着剤
完成した石塑粘土に、アクセサリー用の金具を取り付ける際に使います。「金属対応」の接着剤ならお家にあるものも使えますが、できれば強力接着剤がおすすめ。
アクセサリーパーツ
ブローチ、ピアス、イヤリングなど、様々なパーツがあるので、作りたいアクセサリーにあわせて購入しましょう。100均ショップや手芸専門店、通販サイトなどで様々な素材のパーツが購入できます。
それでは早速作ってみよう!アクセサリーの作り方
伸ばす
形を作る
色とニスを塗る
パーツをつける
作り方を動画でチェック!
もっと詳しく知りたい方は…本をチェック!
ねんどで作るナチュラルシックなブローチ
石塑粘土を使って作る、大人に似合うナチュラルでシックなブローチが多数紹介されています。モチーフは、季節の植物や可愛らしい動物、シンプルな形など色違いを含めて、計186点もの作例が紹介されています。基本の作り方のプロセスも写真でわかりやすく紹介されているので、石塑粘土が初めての方や、新しい形にチャレンジしたい方などにピッタリの本です。
石塑粘土(せきそねんど)、または石粉粘土(せきふんねんど)とも呼ばれますが、石を粉状に砕いて、接着剤などの薬品を混ぜ、粘土状にしたものです。