「捨てられない」ジレンマから抜け出そう!人生を軽やかにする《捨て方レッスン》

「捨てられない」ジレンマから抜け出そう!人生を軽やかにする《捨て方レッスン》

使わないモノを持ち続け、日々それを眺めて暮らす――。それは、自分のセンスのなさ、失敗した買い物、嫌な思い出を常に目の当たりにしているのと同じです。本当は捨てたい、処分したい、どうにかしたいのに、捨てられない! そんなジレンマからは一刻も早く抜け出しましょう。わたしたちが生きていくのに多くのものは必要なく、わずかなモノがあればじゅうぶんなのです。これからの人生を軽やかにする《捨て方レッスン》を一緒に始めましょう。2020年02月15日作成

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捨てられないモノに支配されていませんか?

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現代は安価で質の良いものが何でも手に入ります。その結果、どの家庭にもモノが溢れかえり、収納や片付けに悩まされるようになりました。「使わなければ」「片付けなければ」「捨てなければ」と、モノに思考を支配されるのはもうやめませんか。自分が本当に心地よいと感じられる、軽やかな人生にシフトチェンジしていきましょう。

目次

「捨てられない」が人生の足かせになる

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溢れかえるモノからの無言の圧力、集中力や判断力の低下、心からリラックスできないわが家……。こんな「捨てられない」ことのデメリットを、じわじわと体感しているのではないでしょうか。「捨てられない」ことは百害あって一利なし、人生の足かせでしかないのです。

こんなモノ持ち続けていませんか

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過去の手帳や家計簿、プリントした写真、思い出の品、コレクション、プレゼントなど。「捨てられない」モノのなかでも特に、処分しづらいモノですよね。捨ててしまったことを後悔するのでは、という不安で持ち続けている方も多いでしょう。

実生活で使っているモノは2割程度

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実生活で使っているモノの数は、所有物の2割程度しかないといわれています。つまり、残りの8割は使っていないモノ。日用品や保存食のストック、災害備蓄品などは必要なものですが、使っていないモノの多くは、過去の思い出の品々です。それらは時間を経るごとにどんどん増殖していきます。

人生を支えるのは過去のモノではない

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持ち物の多くを占める、“過去のモノ”。それらはあなたを今よりも幸せにしてくれるでしょうか。今とこれからのあなたを支えてくれるのは、物質的なモノではなく、心の中に生き続ける思い出や経験です。“過去のモノ”を手放しても、微々たる損失でしかないことを知りましょう。

手放すこと = あなたの人生から追い出すこと

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不要なモノを手放すことは、あなたの人生から負の感情を追い出すことです。モノを持ち続けていると、使っていないことへの罪悪感や後ろめたさといった、不快な感情を抱き続けることになります。「捨てられない」は、あなたの人生の足かせでしかないのです。

もう迷わない「捨て方レッスン」

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捨てたいのに捨てられない、というジレンマから早く抜け出したい――。そのためには、潔く決断すること、モノに対する感情を排除すること、一度に完璧を目指さないことです。ここでは、捨てることにもう迷わないためのヒントをご紹介します。

決断できないあなたの背中を押す言葉

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捨てたい、でも捨てられない……。そんなジレンマにさいなまれ、決断できずにいるあなた。ここに挙げる言葉を、自分自身に問いかけてみましょう。
・これはわたしにとって心地よいモノ?
・もしこれを失くしたとしたら、また同じモノを買う?
・今より狭い部屋に引っ越すとしたら、持っていきたい?
・洗ったり掃除したり、お手入れするのが面倒ではない?
・これを飾り棚にしつらえて、毎日眺めたいと思う?

捨てる基準のヒント

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「捨てられない」のは、そこに感情が存在するからです。後悔したくない、変化したくない、無駄遣いしたと思いたくない――。モノはモノでしかありません、感情が入り込まないよう基準を定めて、曖昧さをなくしましょう。
・頂きものは気持ちを仲介した時点で役目は終わっている
・高価なモノでも時間の経過とともに価値は下がっている
・迷いが出る前に「あっ」と思ったら捨てる
・日常の小さな幸せを妨げるモノは必要ない
・他人の目に晒されたくないモノは持ち続けない

一発勝負ではなく定期的に繰り返す

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「捨てる」には思い切りが必要なこともありますが、一発勝負のように一気にモノを捨てないことです。段階を踏んで、定期的に繰り返すこと。そうすれば、大きな失敗や挫折をしなくて済むのです。
小さな「捨てる」作業を繰り返していくうちに、捨てづらいモノもさらりと手放せるようになります。

小さな「捨てる」作業

①処分したいモノをリスト化する
②捨てることに痛みを伴わないモノから処分する

捨てたあとリバウンドしないために

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急激なダイエットのあと、反動で過食に走ってしまうことはよく知られています。モノを捨てることも同じように、一度に何から何までも捨ててしまわないことです。「0か100か」ではなく、自分にとっていちばん心地よいと思える「中庸(ちゅうよう)」を見つけましょう。

増やさないコツ

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モノを増やさないためには、自分で守れるルールを決めることです。守れないような無謀なルールではなく、日頃から無意識にできるくらいの簡単なルールがよいでしょう。
・ひとつ増えたら、ひとつ減らす
・アイテム別に数量を決める
・箱やケースなど、入れものに入るだけ持つ
・便利グッズは代用できる方法を探す
・多用途に使える汎用性のあるモノを選ぶ

衝動買いしないコツ

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素敵なものが安く手に入る時代、「これくらいならいいか」がモノを増やしてしまう原因です。値段の安さやコスパの高さにつられ、安易に買うことはやめましょう。
・今の自分が優先すべきは「持ち物を少なくする」こと
・「これは本当に必要?なくてはならないモノ?」と問う
・買って後悔したモノを思い出したり書き出したりしてみる
・買い足し・買い替えをする前に、あるもので間に合わせる
・持ちものが少なくなれば、購入意欲は削がれる

迷いを断ち切るコツ

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いろいろなヒントをお伝えしてきましたが、それでも迷うことはあるものです。そんなときは「捨てる」ことのメリットをはっきりと自覚するとよいでしょう。モノを捨てることで、あなたの人生から不快な感情をも追い出すことができるのが、最大のメリットです。
・清潔な住空間は心身の健康にとって重要なファクターである
・全く価値のないモノのために住空間をムダにしなくて済む
・無駄遣いがなくなれば、使わずに済んだ時間やお金が手元に残る
・消費そのものが小さくなるため、環境への負担が減る
・モノに向いていた意識が自分自身に向き、今という時間を有意義に過ごせるようになる

「捨てられない」を抜け出して、軽やかな人生に*

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「捨てられない」ジレンマから抜け出す、《捨て方レッスン》をご紹介しました。

ためこんだモノに支配される生活にピリオドを打ち、自分が本当に心地いいと思える人生に切り替えていきましょう。わたしたちが生きていくのに必要なモノは、ほんのわずかでじゅうぶんなのですから。

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