秋冬シーズンに発生しやすい「静電気対策」、どうしてる?
「バチッ」と音がする・火花が見える人も
人や金属に触れようとするとバチッと音がして、火花が見えるという人も……。ここまでくるともはや恐怖です。
静電気を防ぐ方法や対策を知って、ひやっとするあのストレスを解決しちゃいましょう。
痛~い静電気が発生する原因を知ろう
雨の日は発生しない静電気。湿度と関係あり!
静電気と湿度には関係があり、約40%以下の湿度だと静電気が起きやすくなると言われています。
また、秋冬シーズンの乾燥も静電気の原因の1つ。
加湿器などで部屋の湿度を40~60%前後に保ち、「静電気の起きにくい環境を作る」のも効果的かもしれません。
静電気が起きる仕組み
空気が乾燥していると、人や物質の電気のバランスが崩れ、「帯電している」状態になります。
帯電した物同士がぶつかったり摩擦したりすると、お互いの電気のバランスを取り戻そうとして電流が走り、「バチッ」というあの痛みを感じる現象が起きるのです。
静電気が起きやすい体質の人がいる?!
例えばノーベル物理学者のヴォルフガング・パウリもそんな体質の持ち主だったと言われていますが、科学的には体質と静電気の起こりやすさの間に関連性は見つかっていないのだそう。
色々な静電気防止グッズも出ていますので、できる対策から1つずつ試してみてはいかがでしょうか。
グッズなしで今すぐできる静電気の防ぎ方
ワセリン・ハンドクリームで乾燥肌に水分補給
ハンドクリームを塗ったり、入浴後のケアでボディミルクを全身に塗る習慣をつけたり……。
トリートメントなどで髪の保湿にも気を配りましょう。
壁をさわる
革手袋・革製品でドアノブに触れる
革製の財布やキーホルダーなどでドアノブなどに触れてからノブを廻しても◎。帯電しやすい天然ゴム底の靴を避けて、革靴を履くのも効果があるようです。
静電気を放電。TVやネットのノイズ対策にもなる「アースの取り方」
画像のように2つ穴が空いているのが通常のコンセントですが、「アース対応のコンセント」には「凹」形のカバーが下部についています。
お使いの家電にコード以外の緑の線がもう1本ついている……と思ったら、それはおそらく「アース線」。気になる方は、アース対応コンセントに取り付けてみましょう。百聞は一見に如かず!アースのとり方は動画でご確認を。
スカートやセーターなど、衣類の静電気を抑える方法
ウールのセーターは静電気が起こりやすい?素材から服を選ぶ
衣類にも帯電しにくい素材と帯電しやすい素材があります。たとえばウールのセーターもそう。
帯電しにくい素材
寒さの厳しい冬であっても、インナーは綿のものを選ぶなどの工夫で、静電気が少し抑えられる可能性も。
静電気がたまりやすい素材
ただ、これらはフリースなどにもよく用いられ、その暖かさで寒い時期に欠かせない素材でもあります。静電気が起こりやすいからといってまったく着ないというのは難しいですよね。
柔軟剤を使って洗う
柔軟剤の中に入っている「界面活性剤」は繊維の表面をコーティングし、静電気を逃がしてくれるため、柔軟剤を使って洗濯することで静電気が起こりにくくなります。
静電気が気になる秋冬には、洗濯に柔軟剤を使ってみるのも対策の一つになるでしょう。
それでも防げない時は「静電気グッズ」を使ってみよう
100均や通販で手に入る!グッズの種類とシーンごとの選び方
ブレスレットなど身に着けるタイプ
キーホルダータイプ
ドアノブや車など、日常生活の特定の場面で起こる静電気を確実に防ぎたい方におすすめなのがキーホルダータイプです。静電気が起きそう、と思う場面で事前にキーホルダーをしっかりと握ることで電気を逃してくれます。
にこちゃんマークがかわいいコチラのキーホルダーのように持ち歩くのが楽しくなるようなデザイン性の高いアイテムを選ぶのがポイント。
シートタイプ
静電気防止グッズを持ち歩くのが面倒という方は、静電気が起こりそうな場所に事前に貼っておくシートタイプもあります。家や車のドアなどに貼っておき、ノブを触る前にこちらのシートを触って体にたまっている電気を逃します。
スプレータイプ
手っ取り早く静電気を除去する人気グッズをピックアップ!
肌身離さず持てば最強の味方に「静電気軽減ブレスレット」
シンプル~おしゃれまで種類豊富なブレスレット
こちらの「静電気抑止バースデーフラワーブレス」は手首に馴染むデザインで、誕生石のバースデーチャームが選べます。使用されているステンレス糸が、静電気を除去・放電してくれるそう。
シンプルなデザインが好みの方にはこちらもおすすめです。ブレスレットの効果を最大限に発揮させるためには、しっかり肌と密着させて、服などに隠れないように着けるのがポイントです。
スポーツやアウトドアが好きな方、男性にもおすすめのデザインならこちら。カラーバリエーションも豊富です。
ブレスレットと合わせて揃えたいネックレス
ブレスレットとお揃いのネックレスもあるので、チェックしてみて。ドアに触る時、ネックレスに3秒触れば静電気が軽減するのだそう。
車のドアや小物に直接貼れるグッズ「静電気除去マグネット・シート」
持ち歩いたり身につけたりするグッズはちょっと面倒……という人は、「静電気除去マグネット」や「シート」を試してみるといいかもしれません。車やドアの近くに貼っておけば、ドアノブに触れる前にタッチすることで静電気を逃がすことができます。
いかにもなデザインはちょっと……という人も、こんなかわいいマグネットなら試しやすいのでは?
薄いステッカータイプのこちらはスマホにも貼れるので、どこでも使うことができて便利。貼り直しもできるので、乾燥する季節が終わったら剝がして保管しておいてもいいですね。
車の鍵を開けるのが怖い方に人気のグッズ「静電気除去キーホルダー」
先端部分を車のドアなど金属部分に近づけるだけで、バチバチッ!とくる静電気を光に変えて放電してくれます。真鍮のゴールドカラー&ロゴデザインがおしゃれです。
スカートがまとわりつく・セーター着脱に一苦労なら…「静電気対策スプレー」
スカートが足にまつわりついてしまったり、セーターの着脱時にパチパチと音がして痛かったり……帯電した衣類が花粉やホコリを引き寄せてしまうことも。
衣類の静電気にはこのような「静電気スプレー」をかけて、事前に対策しておくのもおすすめです。
髪の毛の静電気にはこのグッズ「ヘアブラシとスプレー」
毎日使うヘアブラシを変えるだけで静電気を和らげることもできます。
こちらのブラシは豚毛が使われていて、そこに含まれた水分と油分で乾燥を抑え髪のキューティクルを整えてくれます。もちろん静電気も発生しにくく、まとまりやすい髪に導いてくれます。
髪が乾燥しているとどうしても静電気が起きやすくなります。ミストやオイルで乾燥対策をして静電気を防止しましょう。
こちらはスプレー状のオイルなので、つけすぎることなく髪全体にムラなく使うことができます。
もう怖くない!つらい、嫌な静電気を防止して冬も快適に
多角的な防止対策で静電気もストレスも上手に流して、冬を快適に乗り切りましょう♪
手軽に静電気を防げるグッズとして人気なのが静電気除去ブレスレットです。手首に着けているだけで効果があります。デザインもシリコン製のものだけでなく、革製など様々なのでアクセサリー感覚で身に着けられます。
静電気が起きそうな場面でわざわざ除去アイテムを取り出したり事前に準備しておく必要がないので、ついうっかり物に触れて静電気がビリッと起きやすい人に特におすすめです。
こちらのブレスレットは、黒いシリコーン素材に赤いドット柄を施した紐を組み合わせたスタイリッシュでシックなデザイン。