ドライフラワー作りは、特別に購入が必要なものはありません。お家にあるものだけでもできるので、手軽に始めることができますよ。

ドライフラワーは、もともと色鮮やかな花の方が色が残りやすくなります。頂きもののお花をドライフラワーにしても良いですし、お庭の花や野の花をドライフラワーにしても可愛く仕上がります。

長く美しい姿を楽しみたいなら水分が少ない品種を選びましょう。ユリや桜などは、水分が多くドライになる過程でシワシワになったり、変色したりしやすくなります。

1枚1枚の花びらが大きく、花全体が大きいものは乾燥するのに時間がかかります。そのため、吊るすだけのハンギング法では鮮やかな色のままドライにすることが難しいです。ミモザやカスミソウなどがおすすめです。

花びらが薄いものは、乾燥する過程で花びらがくるくると丸まってしまい、美しいシルエットになりません。バラや紫陽花など、花びらに厚みがあるものを選ぶのがおすすめです。

材料やドライフラワーにしたいお花の準備ができたら、早速ドライフラワー作りを始めましょう。何も難しいことはありません。4ステップで簡単にドライフワラーが作れちゃいますよ。

ドライフラワーにしたい花やグリーンを吊るしやすい長さにカットします。カットはあとからでも可能なので、迷う場合は少し長めにしておきましょう。少し勿体無い気もしますが、一番生き生きと咲いている時にドライにすると、色の出方や持ちが良くなります。

何本かまとめて吊るす場合は、茎の先端を揃えて麻ひもやワイヤーをくるくると巻きつけます。量が多い場合は、輪ゴムなどを中に隠してから巻くと作業がしやすくなります。

風通しがよく、湿気の少ない場所に吊るして2〜3週間そのままで待ちます。花瓶に挿しておくよりも吊るす方が、お花やグリーンが萎れず生き生きした状態になります。

スワッグとは、花束のこと。ドライにしたお花やグリーンを、無造作に束ねて花束のようにしてお部屋に飾ってみましょう。素朴で優しい色合いは、インテリアにアクセントをプラスしてくれます。