あたたかい季節はキッチンの油汚れも落としやすく、水を使った掃除のハードルも下がります。
寒い冬にガンコな汚れと戦うよりも、汚れがゆるみやすい初夏にプチ掃除で取り組むほうが、効率的だと思いませんか？

梅雨に入ると湿気やカビが発生しやすくなる一方、お部屋で過ごす時間は増えます。
カビは一度できてしまうと落とすのに手間がかかるため、できる前に予防することが大事。
また、湿気で匂いが気になる時期でもあるため、対策をしておくことで雨が続いても、気持ちよく過ごすことができるんです。

本格的に暑くなってしまうと、掃除をするのも大変です。初夏のうちに汚れにくくなる仕組みを作ったり、片付けや掃除がしやすくなるよう準備しておけば、暑い時期に少ないエネルギーで掃除をすることができます。

水回りには、コーティング剤を使うのがおすすめ。きれいになった状態でコーティング剤を使えば、蛇口やシンク、洗面台などをピカピカの状態にキープすることができます。こちらのコーティング剤は水回りだけでなく、IHコンロや窓ガラス、鏡などにも使用することができます。

うっかり汚れを付けてしまうと憂鬱になるものの代表がソファ。あらかじめ汚れをつきにくくするコーティングスプレーをしておけば、汚れが付きにくく落としやすくなります。使用頻度の高いソファは1～2ヶ月ごとにスプレーしておくことで、きれいな状態が長持ちしますよ。

頻繁に使うものほど、少ないアクションで出し入れできることがとても重要です。
テーブルの上にさっとまとめておけるかごを用意するなど、手の届きやすい位置に場所を用意しておくと、使うときに出して片付けるスムーズな流れが生まれます。

ぱっと見て中身がわかりやすいオープン収納は、めんどくさがりな人におすすめです。
オープン収納は中身が見えるぶん片付けに意識が向きやすく、出し入れのアクションも少なくて、掃除しやすいのがメリット。掃除道具も近くに置いておくことで、ささっとホコリなどを取りやすくなります。引き出し付きの棚やかご、ボックスなど、目隠しできる収納アイテムを上手に取り入れることで、インテリアの見た目もキープできますよ。

おしゃれな掃除道具なら、出しっぱなしでもインテリアに馴染んでくれます。
気になった時にさっと取り出して使いたいダスターは、すぐに使える場所にスタンバイしておきましょう。
気づいた時に手早くきれいにする習慣がつけば、汚れに気づきやすく、身軽に動けるようになります。

できてしまったガンコなカビは、強力なジェルを使って落としましょう。こちらの洗剤はジェルタイプになっているので、キッチンペーパーを貼り付けたり、ラップをしたりする必要もありません。かわいい見た目で塗るだけなのに強力で、使うのが楽しみになりますね。水垢用や油汚れ用など、他にもさまざまなシリーズがあります。

大きな浴槽があるお風呂場は、お風呂場のイスや手桶などの他にも、大きめのラグやレースカーテンなどをオキシ漬けするにも便利。
追い焚き機能が付いている場合は、お湯を用意する手間もなく楽に洗剤を溶かすことができます。

シャワーホースもいっしょに漬けておけば、汚れが落としやすくなりますよ。

2時間ほど放置してブラシでこすると、汚れがスルスル落ちます。
こびりついていた黒ずみ汚れもピカピカに。

梅雨になる前に必ずやっておきたいのが、洗濯槽の掃除です。
洗濯槽に付いた汚れは、雑菌や匂いの元にもなってしまうため、室内干しが増える季節には一度リセットしておきたいもの。
基本的には重曹やクエン酸、オキシクリーンなどをお湯に入れて浸け置きし、通常運転するだけ。こうした専用の洗剤も売っています。月に1回程度掃除をすることで、洗濯槽自体もどんどん汚れにくくなっていきます。

便利だけどなかなか掃除する機会のない、冷蔵庫の自動製氷機。本来、冷蔵庫メーカーは自動製氷機を週に一度清掃するよう推進しているそうです。口に入れるもので、掃除方法もわかりにくく不安になりがちな場所ですが、専用のクリーナーを使えば、楽に楽しく掃除することができます。

めんどうな水拭きは、モップにクロスを付けて行うと楽に手早くできます。週に1度など、あらかじめ頻度を決めておくと汚れも落としやすくなり、きれいな状態をキープしやすくなりますよ。

水拭きにおすすめなのが、アロマスプレーなどで好みの香りを取り入れること。気分が上がるだけでなく、香りでスイッチが切り替わることによって、脳も掃除モードにすることができます。こちらのスプレーはモリンガオイル、ホホバ種子オイル、アボカドオイル、グリセリン配合のツヤ出し効果が加わったアルカリ電解水のフロアクリーナー。
こうした洗剤はもちろん、水にアロマオイルを数滴垂らしたものを使ってもOKです。

洗剤やスキージー、タオルなど、道具を用意するのも掃除するにも、手間がかかる窓ガラスの掃除。
楽に済ませたい時には、マイクロファイバーのクロスがおすすめです。
このニットクロスは汚れをかきとるニットクロス、表面を磨き上げるテックスの2種類で表裏に分かれており、洗剤が必要なく、毛羽立ちも残らずぴかぴかになります。
クロス1枚なら、思い立った時にさっと掃除することができますよ。

ふだん掃除をする習慣がないと、次の掃除まで期間が空いてしまうこともしばしば。
きれいな状態は、早く掃除すればするほどキープしやすくなります。
床掃除やオキシ漬け、窓拭きなど、ルーティン化するものはあらかじめスケジュールを決めてしまいましょう。
チェックリストにしておけば、最近掃除していない場所にも気づきやすくなります。
無理せずにこなせる頻度でスケジュールを組むこと、定期的に見直すことがポイントです。