「愛嬌」の意味
「愛嬌」と「愛想」の違い
「愛嬌」と「あざとい」の違い
自然とこぼれる愛嬌は周囲の人たちを惹きつけます。しかし表情や態度が計算されたものだと、「あざとい」と思われて逆に敬遠されることも。表面的な笑顔はどこかでそれが伝わってしまうもの。心の中にも愛らしさを持ちたいですね。
【愛嬌診断】あなたは、どんな愛嬌の持ち主?
□ あまり人見知りをしない
□ 人の話を聞いたり相談にのったりするのが好き
□ 「ありがとう」の気持ちは直接伝えたい
□ 「天然」だと言われることがある
□ ミスをしたらすぐに謝る
□ 自分なりのストレス発散方法がある
□ 笑顔を褒められたことがある
□ 明るく挨拶するように日々心掛けている
□ 嫌なことは引きずらないほうだ
□ 友人や同僚と一緒にいる時間が楽しいと思える
さて、あなたの愛嬌タイプは?
10個:天性の愛嬌を備えた人。あなたと一緒にいると楽しいと周囲の人は思っているはず。
7~9個:明るくポジティブな愛嬌の持ち主。空気を読むのが得意なのでは。
4~6個:控え目で優しい愛嬌が魅力。自然な言動で場を和ませることができる人。
1~3個:自分の好き嫌いに忠実な人。たまに見せる愛嬌は説得力絶大。
0個:愛嬌度は低め。周囲にはクールな人だと思われているかも。
ではここから、愛嬌とは何か?ということをさらに探っていきましょう。
愛嬌がある人の特徴
いつも自然な笑顔でいる
愛嬌がある人の最大の魅力は、自然な笑顔がステキだということ。にこやかな表情は、周りにいる人を幸せにする何よりの力があります。
オープンに人と接する
裏表なく素直に心を開人ける人は、親しまれやすく、付き合いを広げていくことができます。自分の世界に固執しすぎず、また、偏見を持たずにコミュニケーションをとれる。そんなオープンマインドが、どんな人からも愛されるのです。
ポジティブで明るい
前向きに過ごしている人というのは、顔つきや会話にも明るい内面が表れているものです。ポジティブに考えられる人が近くにいると、和まされたり励まされたりしますよね。そして、やる気や幸福感が伝染していきます。
空気を読める
相手の気持ちを考えずに一方的に笑顔をふりまいていたら、愛嬌があるというよりむしろ失礼な人だと思われてしまうかもしれません。好感をもたれるのは、その場の空気を読んで場を和ませることができる愛嬌。相手の立場を考えられる“共感力”が高い人です。
時々、天然!?
そつなく完璧に見えるより、ちょっと抜けていたりドジだったりするくらいのほうが人間らしいと思いませんか?飾らない等身大の姿に、人は親近感を抱くものです。つまずいた時や勘違いしてしまった時、かっこつけてごまかすより、お茶目にふるまっている女性のほうが可愛らしいですよね。
同性からも異性からもモテる
愛嬌がある女性は、ずばり、モテます。それは男性からだけではなく、同性からも愛されるということ。目鼻立ちやファッション、キャリアや年齢は関係なく。人に寄り添う愛嬌は、最強の長所です。
みんなに愛される「愛嬌がある女性」になるためには?
例えば次のようなことを意識してみてはどうでしょうか。
愚痴や悪口をすぐにもらさない
愚痴や悪口は場をネガティブな空気に向けてしまうばかりか、あなた自身の評判も下げてしまいます。悪いことより良いことを探せるようになると、もっと美しい笑顔が増えるはず。
相槌や返事はわかりやすく
愛嬌=チャーミング・親しみやすさ。その真逆にあるのが、不愛想・ぶっきらぼう・素気なさ。リアクションが薄かったり、返事がなかったりすると、印象が悪いですよね。相手の立場に立って耳を傾け、明るく対応するという姿勢も大切です。
プライドをかざさない
プライドが高いと、態度もつい高飛車に。威圧感のある言動は人を遠ざけてしまいます。おおらかさや寛容な心も持ちたいですね。
たまにはユーモアも
真面目一辺倒では、自分も相手もやがて行き詰ってしまいます。時には会話にユーモアを織り交ぜてみたり、メッセージに和めるスタンプを使ってみたりと、ちょっとした遊び心を。ユニークなデザインやインテリアを取り入れて環境を楽しくするだけでも気分が変わっていきますよ。
仕事先では挨拶第一
コミュニケーション力が高い人は、仕事で成功する傾向が多いそうです。職業によっては専門的な知識や技術があればそれだけでいいという場合もあるかもしれませんが、愛嬌は人間関係の潤滑油になります。「おはようございます」「ありがとうございます」と日常のひとことでも、できるだけ笑顔で目を見て伝えられるように心掛けてみて。
表面ではなく、内面から磨いていきましょう!
キャリアや年齢を重ねるほど人生にシリアスな場面は増えてきますが、だからこそ愛嬌の大切さを意識していたいですね。
「愛嬌がある」と「愛想がいい」。似ている言葉ですが意味合いは異なります。愛嬌はその人自身が持つ可愛らしさであるのに対して、愛想は誰かと接する時に印象を良くするためにとる態度のこと。愛想も時には必要ですが、普段から身につけたいのは、やはり愛嬌。