それと同時に、この場所を訪れてみたいとか、あのお店で美味しいものを食べたい、自分に似合う素敵なものが欲しいなど小さな「やりたいこと・欲しいもの」も思い浮かびますよね。
本当は大切にしたい小さな楽しみ
でも、どんなに「〜したい」と思っていても、忙しい毎日の中でそれら全てを実現させるのはなかなか難しいものです。「結局この場所に行けなかった」とか、「また食べ損ねた」など、毎年のように思っていることはありませんか?
本当は忙しい毎日だからこそ、自分の心にある「やりたいこと」は叶えたいですよね。どんなに小さくとも、希望がかなった、満たされたという思いが充実した毎日を作るからです。
やりたいことの全てをタスク化してみよう
そこで、今年こそやり残しのないように一年の初めに「やりたいこと」の全てをタスク化しませんか?
「タスク化」とは、ざっくりとした大きな目標や課題を、小さな作業に細かく分解すること。
今年やりたいことも、大きな目標を決めると同時に、日常を充実させるための"果たすべきこと"として、現実的な予定を組んでいきます。
まずはやりたいこと、買いたいもの、食べたいものなど、全てを書き出してみましょう。どんなに小さなことでも、“今年こそは”、と思えるものは全て書き出すと良いでしょう。その上で、予定に組み込んでいきます。
行きたい場所は季節がポイント
どこかを訪れるに当たって大切なのはどの季節に行くか、ですよね。花が咲き誇る頃なのか雪が降りしきる中なのか、訪れたい場所によってベストシーズンが違ってきます。
自分が行きたい季節かつ休みの取りやすい頃を見計らって予定をいれておきましょう。
「行けたら行く」、ではほぼ実現しませんよね。予め予定を立てておくことで、仕事の段取りや休みの確保がしやすくなります。
思い切りが欲しい時にはご褒美にして。
ずっと欲しかったけど我慢していたものを買おうとする時、“ご褒美として”という大義名分があると買いやすいものですよね。半年頑張ったら、大きな仕事が終わったらなど、ご褒美をあげるタイミングを決めておきましょう。
例えば10月にずっと欲しかったものを買う、と初めから分かっていれば、仕事をする活力につながりますよね。欲しいなぁと思っているだけではなかなか思い切れないものも、ご褒美としてならどうでしょうか。自分へのご褒美スケジュールも立てておきたいですね。
休日利用はランダムに予定しておこう
少し遠出をするとか、おしゃれをして食事をするなどの予定は、現時点で分かる範囲で予定が入っていないところを選んでスケジュールを組んでおきましょう。
ひとつでも楽しみな予定があると、単調だと思っていた毎日に変化が生まれますよね。何かを楽しみに待つ気持ちは、あっという間に毎日が過ぎ去るのを防いでくれます。
ぽっかり時間が空いた時用リストも作ろう
休日の予定が急にキャンセルになったり、思いの外早く仕事が終わるなんてこともありますよね。急に時間が空いてしまうと、何をしていいかわからずに無為に時間を過ごしてしまうことも…。
そんな時に役立つのが“ぽっかり時間が空いた時用リスト”です。気負わずに出かけられる範囲で、一度出かけたかった場所、食べてみたかったもの、覗いてみたかったお店をリストアップしておきましょう。
手帳をめくって行き先を決める、それだけでもワクワクしますよね。行きたいと思っていたことすら忘れていた、そんなこともあるかもしれません。そのためにもリストアップは大切ですね。
おわりに
時間や気持ちに余裕があれば、自分の希望に素直に耳を傾けることができるものですが、そうでない時というのはなかなか難しいですよね。今を乗り越えることに一生懸命で、視野が狭くなりがちです。
でも忙しいからこそ上手に気分転換することも必要です。充実した毎日のために、いつの間にか忘れてしまうほどの小さなやりたいことの数々を、タスク化して着実に実行してみませんか?
一年を終え振り返った時に、やり残したことが何にもない、そう思えるならばとても幸せなことですね。こんな小さなこと、と思えるものまで全て、今年はタスク化するところから始めませんか?
新しい年を迎える時、今年はこうなりたい、という大きな目標を掲げると思います。大きな目標は、一年の過ごし方を決める上で大きな流れを作る大切なものですね。