荷造りってどうやって進めればいいの?
今回はスムーズな荷造りができるように、進め方や知っておきたいコツを紹介します。
引越しが決まったら、荷造りのスケジュールを立てよう!
1. 引越し日から逆算し、いつから開始するか計画する
引越し準備は荷造り以外にもたくさんあるので、並行して行えるようしっかり計画しておきたいもの。引越し日から逆算していつから荷造りをしたら間に合うか荷物の量を考えて決め、余裕を持って取りかかりましょう。
2. 早めに引越しが決まったら、段ボールや緩衝材のストックを
引越し業者が荷物の量に合わせてダンボールや緩衝材をくれる場合が多いですが、荷造りの最後の方になって足りないことが出てくる場合もあります。早くから引越しが決まっている場合は、通販で届いた段ボールや緩衝材、毎日読む新聞などをストックしておくと役に立ちますよ。
3. 冷蔵庫の中身を減らしていく計画も忘れずに!
4. 不要なものを手放しながら荷造りするなら、余裕をもったスケジューリングを
5. 不要な衣類は早めに選別して宅配買取に
6. ゴミの回収日や粗大ゴミの依頼も計画に入れて
断捨離していくとたくさんのゴミが出てきます。引越し日までのゴミの収集日を確認し、きちんとゴミを出しきれるようにしましょう。また、粗大ゴミは自治体によって回収依頼が必要なことも。電話してすぐ来てくれる場合は少ないので、早くから捨てるモノを決めて依頼をかけておきましょう。
いよいよ荷造り開始!取りかかる順番は?
【作業1】まずは今から引越し後まで使わないものを梱包
一番初めに荷造りするのは、現在から引越し後まで使う予定のないモノです。例えば本や思い出の品、シーズンオフの服など。特に長く手にすることのなかったモノは断捨離の対象になるので、先に取りかかっておきましょう。
【作業2】クローゼットや押入れを先に空けて段ボール置き場に
【作業3】子供のおもちゃも先に詰めておくと◎
【作業4】時間のかかるキッチンは、使わないモノから先に詰める
キッチンの荷造りは一番の難関といっていいほど時間がかかる場所。モノの数が多く割れ物や刃物を包む作業も発生するので、ひと箱だけでも時間がかかります。使わない調理器具や製菓用品などから早めに詰めていくようにしましょう。
【作業5】衣類は引越し前後に着るモノだけを残す
引越し前後に必要な服を数着だけ残してあとは全部詰めてしまいましょう。ただし、春は気温の変化が激しく、着る服が日によって大きく違うことも。アウターなど万が一必要になりそうなモノは上の方に詰めて、段ボールに記入しておくと◎
【作業6】小型家電を詰めて、テレビやパソコンの配線をまとめておく
【作業7】いよいよ引越し直前!使い終わった日用品からどんどん詰めて
知っておくと役に立つ!荷造り時のコツ
荷造りに必要な道具を小さなカゴやバッグにまとめる
ガムテープやマジック、ビニール紐、ハサミなど荷造り時に使う道具は小さなカゴやランチトートなどにまとめておくと◎荷造りする場所が変わってもまるごと持っていけるので、何度も取りに行く手間が省けます。また、うっかり段ボールの中に入れてしまうことの防止にも。
剥がしやすい養生テープがあると便利
剥がしやすい養生テープを用意しておくと便利です。衣類用プラスチックケースのふたや引き出しをとめておけば、運搬中の飛び出し防止に。また、カラーの養生テープなら、すぐに開ける段ボールの目印としても使えますよ。
段ボールに入らない大きくて軽いモノはゴミ袋を使って
古いバスタオルは壊れ物を包むのに◎
隙間なく詰めるには数箱を同時進行で
段ボールの中身が破損しないためには隙間なく詰めるのが基本。でもちょうど収まる大きさのモノがない場合もよくあります。ひと箱ひと箱詰めていくと隙間のある段ボールばかりになってしまうことも。数箱を同時進行で詰めていくと、パズルのようにうまく入れていきやすくなります。
「最後に詰めて」「最初に開ける」段ボールを用意
最後にふたをして新居で最初に開ける段ボールを取っておきましょう。引越しギリギリまで使った掃除用品や軍手、マジックなどの梱包道具、手拭き用のタオルをサッと入れ、引越し屋さんに渡して荷造り終了です。新居で荷ほどきの時にハサミやカッターが必要なので、「すぐに開ける」と書いておくと◎
引越し業者が決まったらいよいよ荷造りです。単身や家族など人数によって荷物の量が違うので荷造りに必要な日数は異なりますが、計画を立てて行っていくことが大切です。