大人になった今こそ、好きな「外国語」にチャレンジしてみない?
そんな"外国語への憧れ"は誰しもが持っていますよね。大人になって、自由に好きなことを勉強できる環境にある今、もう一度英語にチャレンジしてみたいと考えている方は多いと思います。
英語は確かに世界の共通言語として使われている便利な言語ですが、実は文法や発音などの点において、英語よりも習得するのが簡単といわれている外国語が世界にはたくさんあるんです。
今回は、学んでみたい外国語の選び方と、比較的習得するのが簡単だと言われている外国語3つをご紹介いたします。
自分の”憧れ”を見つけて、学びたい外国語を選ぶ
しかし、一重に「憧れがある」と言っても、その国の文化に対する憧れなのか、はたまた言語自体への憧れなのか、深く掘り下げると単純に「憧れ」と言い表せるものではありません。学習を始める前に、まずは自分の"憧れ"を探しましょう。
「発音」や「話し方」への憧れ
発音や話し方が「美しい」「かっこいい」と感じたなら、その言語にあなたの興味が向いている証拠。「私もこの言語をいつかこんな風に話してみたい」という強い憧れが、継続のモチベーションになります。
「文字」への憧れ
「文字の見た目」は、一つ二つの単語で見るのではなく、長い文章で確認しましょう。実際に本を手にとって見るなど色々な方法がありますが、「濃縮還元ニュース」のような各国のニュースをまとめているサイトを見れば、簡単に確認できるのでおすすめです。
「街並み」への憧れ
プロが取った写真はインターネットにたくさんありますが、実際に旅行してみた人が取った写真が、街並みをより忠実に再現できていると言えます。「4travel.jp」などの旅行サイトの旅行記なら、一般の人が現地で取った写真を確認することができます。
「人間関係」への憧れ
迷ったときは…比較的、簡単な外国語【3選】
「簡単な言語とは、どういった視点で簡単といえるのか」というポイントに注目してみてください。学びたい外国語を選ぶときの助けになると思います。
No.1 インドネシア語
スカルノがマレー語をベースにした「インドネシア語」を採用した理由の一つが、”文法の簡単さ”だそう。
例えば、英語の「go(行く)」という単語は「go-went(過去)-gone(完了)」など、時制によって変化します。英語は、一つの動詞を取ってみても私達日本人には「ややこしい」と感じてしまう言語です。その点、インドネシア語はこういった「時制」がなく、動詞が変化することはほぼありません。"明日"という単語があれば未来のこと・・・など文脈で時制を汲み取るという仕組みになっています。
文字は、ラテン文字(英語と同じアルファベット)を用いているため義務教育で英語を習った私達にとってもなじみやすいです。また、英語のように日本語にはない発音がたくさんあるわけではないので、聞き取るのも話すのも英語ほど苦労することはないと言われています。
インドネシアには、2億5千万人以上の人が暮らしており、世界第4位の人口の多さを誇ります。また、マレー語をベースにしたインドネシア語は、マレー語が公用語であるマレーシアやブルネイでも通じます。インドネシア語の最大の魅力は、"話者が多い"ということ。インドネシア語を話せるということは、それだけたくさんの人々と会話ができるようになるということです。
また、現在、東南アジアに進出する企業が増えていたり、日本で働く東南アジアの方がたくさんいることを考えると、ビジネスの場においても大変使い勝手の良い言語と言うことができます。
No.2 イタリア語
イタリア語は、ローマ帝国時代のラテン語が変化したロマンス語の内の一つとされています。ロマンス語には他にも、フランス語、スペイン語、ポルトガル語がありこれらの言語は文法的にお互いにとてもよく似ています。
ヨーロッパの言語は、全体的に文法が複雑であることで有名ですが、イタリア語はその中でも比較的簡単な言語とされています。音楽や絵画などの芸術文化など世界中から常に注目されている国であり、人気の高い言語と言えるでしょう。
使われる文字は、ほとんどが英語と同じラテン文字で、私達にとってはなじみのあるものと言えます。また、発音やリスニングにおいても英語ほど難しくありません。よく知られているように「Rを巻き舌で発音すること」など、日本語にない発音はいくつかありますが、練習すればマスターできるレベルです。
また英語のように、"単語は知っているけど実際にネイティブが話すのを聞いても聞き取れない"ということも少ないので、単語を知っていればリスニングも比較的簡単です。
語順(主語、述語、目的語の並び方)に関しては、英語とかなり似ています。ただし、英語ほどルールは厳格に単語を並べなくても文章になってくれるという点において、イタリア語は簡単であるとされています。
イタリア国内でしか使われないので話者数はそれほど多くないですが、それでもイタリア語は人気の高い言語です。その大きな理由として、イタリアの”芸術レベルの高さ”が挙げられます。ダ・ヴィンチやミケランジェロなど数多くの芸術家を生み出した国であり、中世ローマ時代の建物が残る歴史ある街並みは世界遺産にも数多く登録されています。
また、オペラ発祥の国としても有名なイタリアは、その”発音の美しさ”にも注目されており、これこそがイタリア語の最大の魅力と言うことができます。
東京都の板橋区では、毎年「いたばし国際絵本翻訳大賞」という絵本翻訳コンテストが行われており、英語部門に加え、イタリア語部門もあります。
語学学習に限らず一つの大きなモチベーションになるので、コンテストなどにへの参加を目標にするのもいいですね。
ヨーロッパ言語は難しいとされていますが、これらの言語はお互いに良く似ているので、ヨーロッパ言語の入門としてまずは比較的簡単なイタリア語からスタートしてみてはいかがですか。
No.3 トルコ語
トルコ民族は昔、フン族と呼ばれる遊牧民族でした。元は、現在のトルコ共和国のある場所ではなくモンゴルと中国の間辺りから発生した民族で、その頃は「フン-トルコ語」という今のトルコ語とは違ったトルコ語が話されていました。そのなごりからか、韓国や日本など東洋の言葉と似ている部分があります。
その後、今のトルコがある中東に移動し、ペルシャ語やアラビア語に影響を受け、20世紀に入ってからはフランス語からもたくさんの言葉が入ってきました。そして、現在使われているトルコ語に至ります。
トルコ語において簡単だと言える一番のポイントは、”語順が日本語と一緒”なことです。英語だと「主語⇒動詞⇒目的語(私は⇒食べる⇒ケーキを)」という語順になるため、どうしても慣れるまでスムーズに話せません。しかし、トルコ語は語順において、日本語と非常によく似ているため、私達にとってはなじみやすい言語です。
ヨーロッパ言語や英語など、いわゆる人気のある言語は英語型の語順が多い中、トルコ語は日本語と語順が同じため、早い段階で話せるようになります。
文字においては英語と同じラテン文字、発音もほとんどがローマ字と同じ様に読めるので聞き取りや話すことも難しくありません。単語に関しては、トルコ語独自の単語も多く、アラビア語やフランス語などなじみのない言語から入った言葉が多いですが、英語をそのまま使ったような単語も多く見受けられます。
トルコと言えば「中東」というイメージが強いかもしれませんが、ヨーロッパに近いことからヨーロッパの文化と中東の文化が混ざり合った国であると一般的には言われています。街並みも、中東らしい街並みの場所もあればヨーロッパかと思うような街並みの場所もあり、非常に面白い国です。
世界史ででてきた「ローマ帝国」や「オスマン帝国」の一部であったトルコには、それにまつわる歴史的建物が多いです。様々な文化が融合したような、他に類を見ない街に魅せられれば、きっとトルコ語を学んでみたくなるはずです。
今こそ憧れの「外国語」にチャレンジ!
難しい言語に対して上達が早いため、学んでいて楽しいものになるはずです。ただし、継続の一番のモチベーションとなる、その国の文化や言語への「憧れ」を自分の中に持つことも忘れないでください。
いつかは・・・と思っていた「外国語」学習、是非この機会に始めてみませんか?
インドネシア語は、インドネシアで国の公用語として話されている言語です。実は、インドネシアには今でも「ジャワ語」「スンダ語」「バリ語」など様々な言語が存在し、昔は同じインドネシアに住みながらもお互いコミュニケーションがとれない状態でした。
そこで、インドネシアの初代大統領であるスカルノが1945年にマレー語をベースにした「インドネシア語」を公用語とし、今ではジャワ語などの地方語と、公用語であるインドネシア語の2つの言語を話す、いわゆるバイリンガルがインドネシアには多く存在します。