たまには手紙を書いてみませんか?
今回は、手紙を書くにあたり知っておきたいマナーを始め、喜んでもらえる切手や封筒のアイデア、そして手紙が書きたくなる可愛らしいペーパーアイテムなど、手紙についての色々をご紹介したいと思います。
最初に手紙のマナーを覚えておこう
頭語と結語を覚えておく
目上の人へのお手紙は、一般的に、頭語→時候の挨拶→本文→結びの挨拶→結語のような構成になります。この頭語というのは「拝啓」などであり、拝啓で始まった場合の結語は「敬具」となります。
時候の挨拶
頭語の後に続くのが時候の挨拶です。これはその季節の変化や状況に触れる内容になります。例えば5月は「新緑の候」や「風が薫るさわやかな季節になりました」などになり、6月は雨と梅雨入り、紫陽花などそのシーズンを象徴する内容を書くようにします。
5月は、緑が美しく、気候としても過ごしやすい一番清々しい季節です。ですから、時候の挨拶では、草木の緑の様子、香り、心地よい風などを表現するとよいでしょう。また、季節の語である、菖蒲・つつじ・すずらん・バラ・立夏・初夏・新緑・若葉など使って、ご自身なりの表現を綴ってみるのもよいですね。
結びの挨拶について
結びの挨拶は、その方を想い「健やかにお過ごし下さい」など健康面だったり「またお会いできる日を楽しみにしています」など今後につなげる結びの言葉などがあります。やはりおくる方を思いながら結びの言葉を選ぶのが望ましいです。
手紙を締めくくる言葉を述べます。内容は、プライベートシーンは相手の健康や幸せを、ビジネスシーンであれば繁栄や活躍などを祈る気持ちを書き、最後まで思いやりの気持ちを添えるものです。
こちらを丁寧に心を込めて書くことにより、より印象の良い手紙になります。
切手や封筒に取り入れたいアイデア
お友達などに手紙を書くなら、工夫を凝らしてより喜ばれるものにしたいですよね。最近はメールの発達により手紙離れが進んでいますが、郵便局も様々なアイデアあふれる切手を用意してくれているんですよ。それでは切手や封筒に使えるアイデアをご紹介したいと思います。
特殊切手で楽しさとインパクトを演出♪
郵便局では、キャラクターものを始め、えっ!こんなのもあるの?とびっくりする切手が実はたくさんあるんです。
可愛いスタンプを活用
1、2、3、4と声が聞こえてきそうな「切手のこびと」なる、こんな可愛いスタンプもあるんですよ。一生懸命運ぶ姿がなんとも言えない可愛らしさです。
おしゃれなシーリングスタンプ
封筒を止める際にこんなおしゃれなシーリングスタンプはいかが?普通の封筒だってシーリングスタンプひとつで一気に高級感を出すことができますよ。
Photo on Visualhunt
4月を迎え新しいシーズンが始まりました。会社の異動があったり、引越しをしたり、何かと環境も変わる今日この頃。そんな近況報告も兼ねて、お友達や家族、そしてお世話になった方へメールやSNSだけでなく「手紙」を書いてみませんか?