"ゆる捨てライフ"で憧れを現実に
今日から「あれもこれも捨てられない・・・」から卒業しませんか?
お部屋にある捨てられない物たちですが、自分なりの何かしらの理由や思いがあって捨てられないのです。その思いを見つめ直し、実際に行動することができたなら、"物を大切にする"という本当の意味を理解できるようになるはずです。
そこで今回は、物が捨てられない・片づけられない人でも気軽に始められる"ゆる捨てライフ"のすすめをご紹介します。いくつかのポイントに分けてまとめていますので、ご自身のライフスタイルに合わてアレンジしながら実践してみましょう。
気負わず無理のない"ゆる捨てライフ"。お部屋を整理整頓することで、心もスッキリ晴れ晴れとしてきます。あなたも今日から"ゆる捨てライフ"でハッピーな毎日を始めませんか?
"ゆる捨てライフ"のはじめかた
はじめてみよう、自分らしい"ゆる捨てライフ"。
捨てられない理由と向き合ってみる
大切なのは自分の心と向き合うこと。あなたの物を捨てられない理由を考えてみましょう。
「もらったものだから・・・」
「後で使うかもしれないから取っておきたい」
「何を捨てていいのかわからない」
その"捨てられない"思いから解放されるための糸口を見つけることからはじめましょう。
実践のポイントは後程ご紹介しますね。
ゆっくりあせらず、のんびりと"ゆる捨て"
一気に片付けようと、眠る時間を削ってまで無理をすると、身体だけでなく心にも余裕がなくなってしまいます。その大変だった記憶が残り、次からの片付けまでも億劫になってしまうのです。まずは、ゆっくり少しずつ、着実に捨てられるものから・・・始めてみましょう。
好きなアルバムを聴きながら"ゆる捨て"
"ゆる捨てライフ"のポイント
"ゆる捨てライフ"でココロも晴れやかに。
"ゆる捨てライフ" -STEP1・イメージしてみる
捨てることができない時には、捨てた後のお部屋や生活をイメージしてみましょう。
お部屋がきれいに片付いて、好きなものだけが視界に入る空間。
お出かけ前のコーディネートを決める時に「これを着よう!」とすぐにイメージできる。
お料理している時「あれ、どこにしまったんだっけ?」と困ることのない効率の良い環境。
上記に挙げただけでも、捨てない状態よりも捨てた後のメリットが沢山あることに気が付きますよね?
"ゆる捨てライフ" -STEP2・書き出してみる
まずは漠然とした「捨てる計画」を実際に"書く"ことでリアル化していきましょう。手帳やノートに、ある程度ゆとりがあるくらいのスケジュール感で片付ける箇所&日程を決めていきます。
お部屋の間取りを書いてその上から、片付けをする部分に日程を赤ペンで書き込んだり、完了したところにチェックマークを入れていくのもいいですね。
例えば、
・1週目 クローゼット(ハンガー部分)
・2週目 クローゼット(棚部分)
・3週目 チェスト
・4週目 本棚
・5週目・・・
もっと細かく分けても大丈夫。自分の確保できる時間に合わせて"ゆる捨て"をしてみましょう。
試しに一か所作業してみて、かかる時間の目星を付けてからリストを作り始めるのもおすすめです。
"ゆる捨てライフ" -STEP3・"いつか使う"からの卒業
捨てられない人には「いつか使うかも・・・」という思いが理由としてあるのではないでしょうか。その"いつか"は本当にくるのかを考えてみましょう。
例えば、「いつか着るはず・・・」と思った洋服を実際に明日着て一日過ごしてみましょう。
"あまり着心地が良くなかった"
"着ていて楽しい気持ちにならなかった"
などと感じたなら捨て時です。
実際に使ってみて、物への思いや必要性を明白に知ることが大切なのです。
"ゆる捨てライフ" -STEP4・リサイクル
着ない洋服や使わないバッグなどで、状態の良いものは紙袋や段ボールにまとめておき、ある程度まとまったらリサイクルショップで買い取ってもらいます。フリマアプリを活用するのもいいですね。また、欲しいという家族や友達がいたら譲ってあげましょう。
お部屋がスッキリするのはもちろん、「まだ使えるからもったいない」という思いを「誰かが有効活用してくれる」という思いに変換していくことができます。
物を大切にするということは、しまい込んでおくのではなく"使われてこそ"なのです。
"ゆる捨てライフ"-STEP5・捨て時を知る
捨てる頃合いが決められない時の、ざっくりとした捨て時の目安があります。洋服は1年着なかったもの、コスメは未開封の状態で購入からおよそ約2年が目安です。
オーガニック系のコスメなど保存料の入っていないものなどはもっと期間が短いので、購入するときにショップに確認しておくと安心ですね。
新しい購入品を手帳に書き込んでおくと、いつ購入したかわかりやすいので習慣にしておきましょう。
"ゆる捨てライフ"-STEP6・思い出は画像で残す
お気に入りだったけれど捨て時なものや、貰ったけれど使わなかった贈りものなどは、デジカメやスマホで撮影。記録として残してから捨てましょう。
捨てる時に「申し訳ないな・・」という気持ちになっても大丈夫。思い出は心の中にちゃんと刻まれているのですから。
"ゆる捨てライフ"-STEP7・詰め込みすぎない
クローゼットや食器棚などは、余裕がある程度の分量に抑えます。沢山詰め込みすぎてしまうと奥に何があるのか把握できなくなり、結局使わなくなってしまったり、また同じようなものを購入してしまうことも。
何がどこにあるのかが一目でわかるよう、スペースに余裕をもたせ整えておくことが大切です。
片付後のリバウンドを防ぐコツ
"ゆる捨てライフ"を持続するための、ちょっとしたコツやルール。
きれいになったお部屋をキープするための、ちょっとしたコツがあります。例えば毎月購入している雑誌。3ヶ月分など保存期間を決めてそれ以前のものはリサイクルショップか、古紙再生にまわしましょう。
毎日使う「鍵や腕時計、めがね、ペンや手帳、スマートフォン」などのすべてに置き場所を作ってあげましょう。帰宅した後に、何も考えずそこにポンポン置くだけで済み、出かける時にも忘れ物の心配もいらないので便利です。
「一度着たけれどまだ洗う必要はない」という洋服やブランケットなどにも定位置を決めましょう。使っていないかごやイスをお部屋のコーナーやベッドサイドに置いて一時収納スペースに。インテリアとしても楽しむことができますね。
"ゆる捨てライフ"で楽しくお片付け
捨てることは、あなたの中に頑固に居座る「捨てられない心」と向き合うことが大切です。今のお部屋の状態は、あなたの心が投影されたもの。無理のない"ゆる捨てライフ"で、春に向けて新しい一歩を踏み出しませんか?
スッキリと片付いてまとめられたお部屋は、見た目だけでなく居心地や使い心地もとても良いものです。
ふと「キレイなお部屋にしたい!」と思い立ち、「いざ片付けよう、捨てよう」と思ってはみたものの、「どうしていいのかわからない・・・」。何から手をつけてよいのかわからず、なかなかうまくいかないことってありますよね。