ドリップにない美味しさ。コーヒー豆の個性を味わってみませんか?
油分が出るため、ドリップコーヒーと⽐べると少し濁ったような色になりますが、実はこの油分こそが、それぞれのコーヒー豆の持つ繊細な香りや風味のもと。口に含めば、油分によるまろやかな舌触りとともにコーヒー豆の甘み、飲み込んだ後も味わいの余韻を楽しめます。ちなみに、飲みきったあとに微粉が残りますが、⾖の個性をしっかりと抽出できた証ですのでお気になさらずに◎
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
フレンチプレス式コーヒーの美味しい淹れ方
まずは、「準備するもの」をチェック。
【準備するもの】
■道具
・コーヒープレス(「フレンチプレス」とも呼ばれます)
・タイマー
■材料
・コーヒーの粉:350mlのプレス容量に対して16g、500mlのプレス容量に対して25g
(豆の挽き方は「中挽き~粗挽き」、炒り具合は「中炒り~深炒り」で用意した粉がおすすめです)
・熱湯
準備を終えたら、早速抽出してみましょう。
まずはコーヒーの粉を入れます。もちろん慣れてきたら、お好みに合わせて量を調節してみてくださいね。
【二湯目】
30秒経過したら二湯目を注ぎます。ビーカーの一番上から1.5cm下くらいのところまで、静かにゆっくりと。お湯の適量を目で見て量れるのが、楽ですね。
注ぎ終えたら、やさしくフタをして4分待ちましょう。この時には、まだプランジャーは下げません。
4分経ったらプランジャーをゆっくり押し下げてプレスします。カップに注げば、出来上がり。コーヒーのさらなる奥深い魅⼒を堪能してみてください。
【豆知識】フレンチプレスを楽しむために。
コーヒー豆の保存方法
用途にあわせた「コーヒープレス」の選び方
プロの一杯を。フレンチプレス式コーヒーが美味しい名店【3選】
ここからは、フレンチプレス式コーヒーを提供する【名店】ご紹介します。家とは違って、今の時期に旬の豆や、季節に合わせたブレンドが気軽に楽しめるのも、お店ならではのいいところ。プロの手によって淹れられる一杯も格別に美味しいですよ。
丸山珈琲
Unir(ウニール)
NOZY COFFEE(ノージーコーヒー)
終わりに
豆の個性を簡単に、しっかりと味わえる「フレンチプレス式コーヒー」。淹れ方に慣れてきた方は、ぜひ国や品種、焙煎方法にこだわってコーヒー豆を選んでみてくださいね。柑橘系のすっきりとした飲み口や、花のような甘い香りのもの、しっかりと苦味があるものなど…コーヒーの新たな美味しさに、きっと出会えるはず♪
⾃分のために、誰かのためにコーヒーを淹れるゆったりとした時間を、気軽に楽しんでいただけたら嬉しいです。
一口にコーヒーを淹れるといっても、ペーパードリップ、ネルドリップなど、様々な方法がありますよね。同じ豆を使っても、淹れ方によって異なる味わいを楽しめるのが、コーヒーの奥深い魅力。
今回ご紹介する「フレンチプレス式」は、金属製のフィルターを使用した淹れ方です。ペーパーフィルターでは大半が吸着されてしまうコーヒー豆の油分も、フレンチプレス式ではしっかり抽出できます。