海外の恋愛事情を覗いてみよう!
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
「好き」って気持ちの伝え方
付き合うのに告白はいらない?
日本だと気になる人と何回かデートを重ねて、告白をしてお付き合いを開始する、というのが一般的ですよね。でもこの「告白」という風習、無い国の方が多いのだとか。例えば、カナダやアメリカ、オールトラリアには「告白」がないケースが多いようです。
デーティング期間と言うお試し期間を経て、友人や両親に「僕の彼女です」と紹介されるようになったら正式に"付き合っている"ということになるのだそう。デーティング期間は複数の人とデートしてもいいので、今の自分は彼女なの?そうじゃないの?ってちょっぴりモヤモヤしてしまいそうですね。
両親に紹介するのは結婚が前提?
日本では「恋人の両親に会う=結婚を前提とした付き合い」と連想する人が多いですよね。それだけ、両親への紹介は覚悟がいるものと言う印象がありますが、欧米では結婚を考えていなくても両親に紹介する人が多いそうです。
「今週末、うちの家族と一緒に食事に行かない?」と、友人とランチに行くかのようにカジュアルに誘う人も少なくありません。招かれたとしてもご両親も結婚を期待している、というわけではないので食事中もフランクな雰囲気です。
同棲生活なしで結婚はありえない?
日本では「結婚前に同棲すると結婚が遅くなるって聞いた...」「結婚前の同棲は両親から反対される...」と思っている人が多いですが、欧米では同棲生活も相性を確かめるための結婚前に踏むべきステップと考える人が多いようです。そのため、結婚を前提としていなくても同棲生活を始めるカップルは多いのだとか。
ストレートな愛情表現で情熱的
映画に出てくるようなロマンチックで情熱的なセリフもさらりと言ってしまえるのが、日本人とは違うところ。日本人と外国人のカップルでは、日本人の愛情表現が少ないため、そのギャップが原因で喧嘩してしまうこともあるのだとか。
でも外国人でも「I love you.(愛してる)」というフレーズだけは実はそう簡単に口にできないのだそう。「この人と結婚したい」と思ったときにようやく口に出せる言葉なので、それまでは「I like you.(好きだよ)」が使われます。
「I love you.(愛してる)」に至るまでに使われる、愛情表現のセリフの数々には、例えばこんなものがあります。
「I was just thinking of you.(あなたのことを想ってたところ)」
「You make me so happy.(あなたは私を幸せにしてくれる)」
「Can I say something? I like you.(言っても良い?好きだよ。)」
「You stole my heart♪(あなたにハートを奪われた♪)」
「Good night. See you in a dream!(おやすみ、夢で会おう!)」
うーん、どれも充分ロマンチックなんですけど。
恋人に対して名前だけでなく「Baby」「My love」「My sweet honey」「My sweetie」など、甘い呼び名で呼ぶのも海外ならでは。
ヨーロッパでは花を女性に贈るのがクール
日本だと、花を贈るというと何だか少しキザな印象を受けますが、ヨーロッパでは男性から女性によく贈られる定番プレゼントの1つ。特にイギリスでは毎週金曜日に花を贈るのが風習。
仕事帰りに花屋に立ち寄る男性の姿をよく見かけ、週末は美しい花を飾って一緒に過ごすそうです。花束を忘れた日は、彼女が不機嫌になってしまって大変なんだとか!
海外での結婚には時間がかかるかも?
日本だと婚姻届けを出せばめでたく結婚!となりますが、海外では結婚するのにいくつもステップを踏まなくてはいけないことも。
例えば、アメリカではコートハウスでマリッジライセンス(結婚許可証)を取得してからでないと結婚することが出来ません。中には手続きを始めてから1週間たってようやく結婚することが出来たというカップルも。
万が一のために婚前契約を結ぶ?
「情熱的な愛も冷めたらおしまい」がよくある海外。アメリカでは日本に比べて離婚率が倍近く高いということもあって、Prenuptial Agreement(プリナップ)という婚前契約を結ぶことがあります。
結婚前にあらかじめ資産の取り扱いや離婚の条件など、夫婦のルールを公式に定めておくのですが、日本人からすると何だかドライに感じてしまいますね。
家事にも協力的、共働きが普通
「夫が家事を手伝う」、ではなく「二人で協力して家事をする」ので感謝の気持ちを表すのも上手。「Thank you for cooking.(料理をしてくれてありがとう)」「You cooked, so I’ll wash.(君が料理を作ったから、僕が片づけるよ)」とお礼を言ってくれたり、何かできることがあれば手伝ってくれます。
国によって、人によって変わる恋愛観
今回ご紹介できなかった国や、風習もまだまだあります。どの国や風習が良い、と言うことはありませんが、そんな考え方もあるんだと知っていると、自分の恋愛観も広がりそうですね。
映画で見る外国人カップルって、いつもロマンチックであんな恋愛してみたいなぁ♪と思ったことがある人は少なくないはず。国際カップルに憧れている人や、彼との関係がマンネリ化してちょっとスパイスが欲しいなと思っている方に、海外の恋愛事情をご紹介します。