だんだんと寒い日も多くなってきて、ニットやコートの出番が多くなってきましたね。しかし、ニットやコートはたまにクリーニングに出すことはあっても、毎日洗うことができない物でもあります。

特に、毎日のように着るコートなどは頻繁に洗うことができないため、どうしても臭いが気になってしまうことも。そこで日々の着用臭いを解消するアイデアをご紹介します。

臭いの原因となるのは、まず体から出る皮脂や汗。冬は寒いのであまり汗をかかないと思われがちですが、実は冬もかなりの量の汗をかきます。暖房が効いた部屋や満員電車の中では汗だくになってしまうこともありますよね。ニットやコート類は汗を吸収する素材ではないため、雑菌が繁殖し臭いの原因となります。

焼き肉や焼き鳥などはとてもおいしそうな香りがしますが、コートやニットに臭いが付きやすく、くさくなってしまう原因です。これからの季節、忘年会やクリスマスなど外食の機会も多くなるので注意が必要です。

焼き肉と同様に、タバコも服に臭いが付きやすいものです。普段からタバコを吸っている喫煙者はあまり気付きませんが、タバコを吸わない非喫煙者にとっては悪臭と感じてしまうことも。こちらもエチケットとしてきちんとケアしたいですね。

ニットなど、直射日光に当てて干すことが難しい場合は、風通しの良い場所で陰干しをします。こちらもよく乾燥させることで臭いがすっきりします。

アイロンのスチームを当てるのも消臭に効果があるそう。スチームの水分に臭い成分を吸着させて、蒸発させることで消臭することができるそうです。高温なので除菌効果も期待できますよ。アイロンでもOKですが、最近では衣類専用のスチーマーも販売されていますので、利用してみてはいかがでしょうか。

軽い臭いであればドライヤーでも十分です。こちらも高温で乾燥させることにより、臭いの成分を飛ばします。ただし、熱に弱い生地の場合は縮んでしまうので、冷風機能を使って乾燥させることをおすすめします。

意外な方法ですが、入浴した後の浴室に服を干しておくのも効果があるそうです。浴室内にこもった湿気が臭いを吸収してくれるので、ただかけておくだけで消臭ができるのだとか。とても簡単な方法ですね。干した後はもちろん湿っていますので、翌日は風通しの良い場所で乾燥させることを忘れないようにしましょう。

ニットやコートなどにホコリが付着していると、そのホコリも臭いを吸着してしまい、余計に服が臭ってしまうそうです。そこで、専用のブラシで着用前や着用後にブラッシングしましょう。毎日お手入れをすることで大切なニットを長持ちさせることができますし、毛玉予防にもなりますよ。

コート用にはこちらのブラシをどうぞ。豚毛なので生地を痛めません。玄関の取り出しやすい場所に置いて、毎日の習慣にしたいですね。

汗や汚れは染み込んでしまうと臭いの原因になります。着用後は、堅く絞った布で首回りや脇、袖口を叩くように拭き、乾燥させておくと良いそう。汚れをそのままにしないことが臭い防止に不可欠なのです。

臭いを予防する方法は色々とありますが、もっとお手軽に消臭するなら専用スプレーもおすすめです。見た目もおしゃれなMurchison-Hume（マーチソンヒューム）のガーメント グルームは、表面の汚れを落としやすくし、素材のツヤも蘇らせる優れもの。抗菌、防臭効果も期待できます。

普段洗えないコートやニット、セーターなどの気になる臭い。クリーニングに出さなくても意外と簡単な方法で落とすことができます。また、普段からのお手入れもとっても大事。臭いを解消して快適な冬を過ごしてくださいね。