もしかして、猫は人生の先輩かも
2匹とも、かけがえのない家族なのですが、とくに猫を見ていると「なんだか羨ましいな」と思うこともたくさん。
たくさん眠って、食べて、のんびりして……。
嫌なことや苦手な場からはスッと逃げて、“自分の心地よいこと”をよく知っている。
そんな猫を眺めていたら、もしかして私たち人間が見習わないといけないことが、たくさんあるような気がしてきました。
古代エジプトでは神様
日本でも古くから愛されてきました
日本では、犬には遅れるものの、紀元前1世紀ほどから猫が飼われるようになったそう。そのせいか、「猫っ可愛がり」「猫の額ほどの庭」「猫背」「泥棒猫」「猫の手も借りたい」など、良くも悪くも猫が出てくる言葉もたくさん。それだけ、猫が人々の生活に密着していたという証なのでしょう。
人やお金を運ぶとされる縁起物の「招き猫」は、今日では世界あちこちの店先に置かれているほど、人々に親しまれています。
浮世絵や日本画にも多く描かれ、猫カフェもすっかりおなじみに。最近では国内で飼われているペットは、猫が犬を追い越す勢いで伸びているのだとか。
人間も真似したい「猫の11の性質」
1,とってもマイペース
2,媚びない美しさ
しっぽをふって、全身で感情を表現する犬と違って、猫はあくまでもツーンと静かにたたずんでいます。媚びずに、あるがままで美しい、そんな猫の姿はなんだかとっても「クール美人」。猫のように、たたずまいが美しい、そんな女性に憧れてしまいます。
3,心許す人の前だけ無防備
クールでマイペースな猫だけど、心を許した人の前だけお腹を見せて無防備な姿を見せてくれます。普段とは全く違う、そのギャップに飼い主はメロメロに。大好きなのに、ついつい意地を張ってしまったり、あまのじゃくな面を見せてしまう人は、猫を見習って素直な気持ちを表現しましょう。
4,興味のあることに集中!
いつも寝てばかりいる猫だけど、時には集中して狩りや遊びを楽しむことも。その時の集中力はまさに野生動物を感じさせます。猫のように、オンとオフを切り替えてリラックスと仕事をうまく両立できたら良いですね。
5,どこでも眠れる
一説によると猫という言葉のルーツは、「ねる子」から来たというほど、確かに猫は眠ってばかり。実に一日16時間ほど眠るとも言われています。眠る猫の、規則的に動くお腹と柔らかな毛並みを眺めているだけで、癒し効果抜群。時には、猫を見習ってお昼寝タイムも良いですね。
6,自分の道を行く
7,いつもクール
犬と違って、感情が表に出にくい猫。常にポーカーフェイスで、喜怒哀楽があまりはっきりしません。嫌な噂話も、ニュースもどこ吹く風。自分のペースを崩さず、マイペースに行動します。
8,嫌なことはハッキリ、ノーと言う
いつもクールだけど、嫌なことをされたらはっきり「ノー」と意思表示。気が弱かったり、自分の意志を言うのが苦手な人は、猫の嫌なことは嫌ときちんと伝える生き方を真似してみましょう。気持ちを伝えれば、案外すんなりあなたの言葉に耳を傾けてくれる人が現れるかも。
9,一人の時間が楽しい
一生懸命ご主人さまの帰りを待ちわびる犬と違って、ご主人さまがいるのも幸せだけど、いなくても案外幸せそうなのが、猫。恋愛で心が右往左往しがちな人は、猫を見習って一人時間を充実させてみましょう。一人でも楽しそうな女性は、猫のようにちょっぴり神秘的で、男性が放っておけなくなるかも。
10,甘え上手
「さみしいな」と思った時や、体調が悪い時に、そっと寄り添ってくれるのが猫。夜ふっと目覚めて眠れなくなったら、猫が足元をすりすりしてくれるだけで、心癒されます。マイペースでありながら、辛い時はそっと見守ってくれている、猫のような存在になれたらいいですね。
11,心地よい場所を知っている
暑い時は涼しい場所を、寒い時は暖かい場所を誰よりも熟知しているのが猫。また、苦手なお客様や、無理矢理しっぽを引っ張る暴れん坊の子どもが来た時は、サッとどこかに身を隠します。人付き合いに疲れてしまう人は、猫を見習ってそっと心を休めてみましょう。
猫を見習ってゆっくり生きましょう♪
また反対に、無邪気で愛らしい猫。
その両方を持ち合わせた猫には、見習うべきポイントがたくさん。
猫を見習って、時には眠って、食べて、遊んで、自分を上手に労わってあげたら、人生がよりハッピーになれそうですね♪
猫が人間と暮らしはじめたのは、およそ9,500年前。大切な穀物を食べ、また厄介な病気を運ぶネズミを捕まえてくれることから、人間の生活に寄り添うように生活しはじめたと推測されています。また、古代エジプトでは、猫は神様のように崇められていたそう。