手紙の魅力
手書き
手元に残り、読み返すことが出来る
携帯やスマホなどのメールだと、データが消えてしまったり、膨大な量のメールの中から探し出してもう一度読み返すなんてことはほとんどないと思います。特別な想いをしたためた手紙は、形に残る思い出として、何度も読み返すことができます。
大切な人との日々を思い返して懐かしんでみたり、「またがんばろう」と自分の背中を押すきっかけにしたり、節目節目に読み返せるのも手紙の魅力です。
アレンジが出来る
メールとは違い、自分の好きなように自由にアレンジができるのも手紙の魅力です。どんなデザインの便せんにするか、相手の好みに合わせて選んだり、自分で作ることだってできます。
使う筆記用具も自由に選べます。想いのつまった万年筆や、普段は使わない筆ペンに挑戦してみたり、カラーペンでカラフルに書いてみたり、自分の好きなように表現できます。
待つ時間もコミュニケーション
相手に手紙を送ってから「もうそろそろ届いたころかな?」と考えてみたり、「いつ返事が届くだろう?」と期待してみたり、相手を想いながら待っている時間も、手紙を使ったコミュニケーションのひとつです。
手紙を特別にするひと工夫
可愛い切手
季節の切手や記念切手、キャラクター切手など、特別なデザインの切手を手に入れることができます。相手が喜んでくれるデザインや、自分のセンスで選んだものなど、小さなところにも気を遣ってみるのも手紙の楽しみのひとつです。
イラストを添える
シンプルに無地の便せんを使うのも良いですが、イラストが添えられた便せんを選ぶことで、ぱっと相手の心が和んだり、やさしさを伝えることができます。季節を感じられるイラストや、相手の好きなものが描かれたものなど、相手を想いやって選んでみて下さい。
イラストを自分で描くのも素敵なアイディアです。より一層想いが伝わり、相手もきっと喜んでくれるはずです。
ラベルやシール
マスキングテープもデザインや種類が豊富なので、いろいろと組み合わせて使うのもおすすめです。ふんわりとした色味と質感なので、やさしい印象のデザインに仕上げることができます。
ペーパーフレークをしのばせる
ペーパーフレークを封筒にしのばせておけば、開けたときのわくわく感がアップします。便せんに書ききれなかった想いをペーパーフレークに込めて、自分で作ってみるのも素敵なアイディアです。
思い出の写真を同封する
最近では写真はデータにして送ったりSNSでアップしたりと、手軽に共有できるようになりましたが、手元に残るものとして写真を手紙に添えて送ってみるのもおすすめです。スマホやPCの画面で見るよりも趣があります。インスタントカメラやチェキで撮った写真など、データに残らない写真もまた味わいがあって素敵です。
シーリングワックス
アンティーク感漂うシーリングワックスで封をするアイディア。実用性だけでなく、特別感を演出できるアイテムとしておすすめです。
香りをひとふき
「文香(ふみこう)」という文化があるように、手紙に香りを添えて送ることは昔からある素敵な習慣です。匂い袋を手に入れられなくても、香水をひとふきすれば手軽な文香を作れます。自分の事を思い出してもらえるように普段つけている香りを選んだり、季節にあわせた花の匂いにしてみたり、相手を想いながら香りを選んでみてください。
手作りのカードや封筒
市販のレターセットも良いですが、自分でオリジナルのカードや封筒を作るのもおすすめです。紙の種類や形、色、デザインまですべて自分好みに作れば、世界にたったひとつの特別な手紙になること間違い無しです。
紙だけでなく、布地やリボンなど、いろいろな素材を使ってみるのも素敵なアイディアです。他にはない特別なデザインを作ってみてください。郵送する場合はサイズや厚みなどの規定があるので注意してくださいね。
最後に
みなさんも心が伝わる「手紙」という手段で、相手を想う気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。
手書きの手紙はあたたかみを感じることができます。字が上手ではなくても手書きすることに意味があります。「自分のためにわざわざ書いてくれたんだ」と相手が感じてくれると同時に、自分の想いがしっかりと伝わり、たったひとことでも心が伝わります。