第一印象はどのくらい大切なの?
第一印象は出会ってから10秒ほどで決まると言われています。そんな短い時間での第一印象が後々にまで付いて回るうえ、そのイメージを覆すのは大変難しいとされています。
つまり、第一印象がよいものであれば好スタートを切ったようなもの。新しい人との出会いに感じる不安を減らすには、第一印象をあげるポイントを押さえておくことが有効です。
第一印象は何で決まる?
外見
人は見た目ではないと言いますが、初めて会う人の場合は見た目で判断する割合が多くなります。TPOに合わせた服装や髪型であること、こざっぱりとした清潔感等が好印象につながります。
表情や姿勢
次に第一印象を左右するものとして相手の表情や態度が挙げられます。暗い表情や定まらない視線、腕組みや足組みはよい印象にはなりませんよね。にこやかな笑顔で、相手の目を見るとよい印象です
話し方や内容
オドオドしすぎていたり声が小さいと自信がないように見られてしまいがち。大人として正しい言葉遣いであることも大切ですよね。分かりやすく伝える力や気持ちを伝えたいという意識も第一印象を左右します。
第一印象をあげる7つのポイント!
身だしなみを整える
服の汚れやほつれ、寝癖がついたままの髪、剥げかけたマニキュアなどはよい印象を与えません。初めて会うということを念頭において服を選んだりお化粧をするなど身だしなみを整えましょう。
よい姿勢を意識する
いくら身だしなみが整っていても、猫背であったり背中が丸まっていると「よい印象」とはなりません。背筋を伸ばして美しい立ち居振る舞いを目指しましょう。
よい表情を意識する
明るい表情で笑顔が素敵だと、それだけで人は魅力的に見えます。緊張や不安を感じていても、笑顔を意識しましょう。
挨拶はこちらから先にする
相手が誰であろうと先に挨拶をしましょう。にこやかな笑顔で挨拶をされて悪い気になるという人はいませんよね。
自己紹介は事前準備をしっかりと
初めての場面でよく行うのが自己紹介ですね。緊張して何を言ってよいかわからなくなる、という人は事前に文章を考えておくとよいでしょう。自己紹介は「簡潔に」が基本です。
相手の目を見て話す
目を見て話すことは気持ちが伝わりやすく、さらに相手に安心感も与えます。凝視することは逆に居心地を悪くさせるので、適度に視線を外しましょう。
聞き上手になる
話すこと以上に意識したいのが相手の話を聞くことです。リアクションや相槌を打つなどの動作は、真剣に話を聞いていることが伝わります。自分とは考えが違う場合は否定せず、そんな考えもあるんだと受け入れる気持ちで聞くことが大切です。
トータルでよい第一印象は作られる
第一印象とは難しいもので、外見をよくすれば、表情を明るくすれば、話が面白ければ良くなるという単純なものではありません。一つひとつのことにこだわるよりも、全体への意識が必要です。そのためにも身だしなみは最低限押さえておきたいポイントですね。
おわりに
「良い第一印象」を生み出すのはなかなか難しいことですね。あまり難しく考えすぎず、出会えたことを大切にしようという気持ちがあれば、それだけでも「第一印象」は違ってくるのかもしれません。
新しい人との出会いは、ワクワクするものですね。でも少しだけ不安を感じさせるものでもあります。なるべくならば、その不安を少しでも小さくしておきたいと思う方も多いのではないでしょうか。