初夏(5月～6月)頃には、白い小さな花を咲かせてくれます。無数の花が咲いたオリーブの木の下には、白いお花の絨毯が広がりますよ！ちなみに、花言葉は「平和」「知恵」などです。

オリーブの木は、鉢植えでも地植えでも育てることができます。鉢植えにすれば、バルコニーやお部屋で楽しむこともでき、とても身近な存在に。生活のスタイルに合わせて取り入れられるのもメリットです。

シンボルツリーとしても人気のオリーブの木。樹高5～10ｍくらいに育ちますので、植えるスペースには注意が必要。また、過湿に弱いため、水はけに気を付けましょう。ちなみに、寒さに弱いので、寒冷地では室内で育てるのがおすすめ。

オリーブの鉢植えは、室内に置く場合もぜひ日当たりのいい場所に。暗い場所では丈夫に育たないのでご注意を。なお、鉢植えを日当たりのいいバルコニーに置く場合も、寒さに弱いので、冬には室内の明るい所に取り込みましょう。

肥料は、効きめが長く続く緩効性の置き肥を。花が咲く前の2～3月、散った後の6月、実の収穫後の10月の3回が目安。また地植えの場合は、開花前と収穫後の2回与えればいいようです。

3年以下の若い木は剪定の必要はありませんが、それ以上の木は日当たりをよくして、害虫を防ぐためにも剪定をしましょう。また、形を整えるために剪定する場合は、5～12月くらいが適期だとか。ただし、新しく伸びてきた枝を切ると実が付きにくくなるので注意しましょう。

剪定した枝は、挿し木して増やすことができます。新芽が付いた元気そうな枝を選び、葉を数枚残して切り取ります。葉が多すぎると育ちません。枝葉を切りそろえたら、1～2時間水に浸け、挿し木用の土に挿します。その後は、水をたっぷりあげて、風通しの良い日陰に。写真は、挿し木して1年後。

オリーブの実を収穫したいときは、受粉するように開花時期が重なる2種類以上のオリーブの木を用意しましょう。ちなみに、写真のタフガーデンバッグは、鉢の代わりになり、とても丈夫で移動しやすく、ガーデニングに便利だそうです。

オリーブの木は、成長を見ながら1～2年ごとにワンサイズ大きい鉢に植え替えます。4～6月頃が適期だとか。湿気に弱いので、鉢底石を入れるのをお忘れなく。オリーブの木をのびのびと育てるには、植え替えは欠かせません。

樹形のいいオリーブの木は、それだけで素敵なインテリアになります。リビングなどの窓辺に置けば、その優しい存在感にほっと癒されることでしょう。

オリーブの木は、小さいものならば棚のちょっとしたスペースに飾ることもできます。ウッディなおうちならば、写真のように木の鉢カバーをして、インテリアとのコーディネートをするのもいいですね。オリーブは、ナチュラルライフにもぴったりです♪

オリーブの木の樹形を整えながら、こんなアートな仕上がりにしてもるのもオシャレ。こだわりの鉢に植えて、まるで盆栽のような美しさが感じられますね。

太陽の光が大好きなオリーブの木は、窓辺のスペースを飾る植物としておすすめ。小さいサイズのものなら、出窓などのスペースにもすっきりと収まります。

オリーブの木は、お部屋のシンボルツリーとして配置してもオシャレです。そして、実際にクリスマスツリーとして飾りをつけてみるのもいい思い出になりそう。

ヨーロッパや地中海のオシャレな家をイメージさせるホワイトとオリーブの木の組み合わせは抜群です。鉢植えなら、大きさもキープできるので、配置しやすいかもしれませんね。

エントランスに、少し大きめのオリーブの鉢植えを置けば、玄関の印象がとてもよくなりますね。ナチュラルで存在感があり、シンボルツリーとしておうちの顔になってくれます。

オリーブの木と、アイビーやチェッカーベリーなどの植物を組み合わせるのもいいですね。シンプルなオリーブは、どんな植物も合わせやすいのがメリット。ちなみに、写真のアイビーなどの鉢は、割れたものを壁に貼っているのだとか。なんてオシャレなアイデア！

温かいイメージのあるオリーブの木は、バルコニーやベランダなども癒しの空間にしてくれますね。小さな椅子など置いて、ゆったり過ごしたくなります。

剪定した枝葉を、かわいい容器に。生命力あふれるオリーブが、テーブルやデスクをさりげなくナチュラルに彩ってくれます。日々の暮らしが楽しくなりそうなアイデアですね♪

オリーブ、ドライフラワー、松ぼっくりなどを束ねたオシャレなスワッグは、作り方も簡単。人気のハンドメイドインテリアですね。シンプルなデザインなら、1年を通して飾っておくことができます。オリーブを剪定したら、ぜひ作ってみてください。

生の葉を編んだナチュラルリース。剪定したオリーブの枝葉を使って、ぜひ作りたいインテリアです。オリーブだけでもシンプルで味がありますが、花や実ものをあしらってみるのも華やかです。

オリーブの花が咲いたら、瓶に入れて持ち手が付いたバスケットにアレンジしてみましょう。それだけで、この可憐さ。心が優しくほぐれていきそう♪

実がなったら、お料理に使うだけでなくちょっとだけ枝を切って花瓶やオシャレなボトルに。実ものならではの可愛らしい姿に癒されます。

オリーブの実は、渋みが強いので適切な下処理をする必要があります。塩漬けにしてそのままお料理に使ったり、塩抜きをしてオイル漬けにしたり。たくさん塩漬けにして、パスタやピザ、サラダやパンなどに使ってみましょう。おうちで収穫したオリーブの実は、キッチンライフを豊かにしてくれます。

お庭でも室内でも育てられるオリーブの木。おうちのスペースに合わせて配置できるので、ぜひ育ててみてはいかがですか。観賞用としてはもちろん、剪定した枝葉を活用してインテリアにしたり、そのうえおいしい実まで収穫できる…なんて贅沢な植物でしょう♪