失敗しない！花束のオーダーの基本
１ 予算を決める
２ 花束orアレンジメント?
どんな花でまとめよう？ 包み紙やリボンでも、雰囲気ががらっとかわります。
３ 店員さんによく相談する
・何に使うお花なのか（お祝い、御礼、お見舞い、お悔やみ…など）
・贈る相手はどんな人か（男性or女性、年齢、贈る相手のイメージや好み…など）
・どこで渡すのか（自宅、舞台やイベント等、店舗、配達…など）
・使いたい花や色、イメージなど
花屋さんは、花の「プロ」。相談しながらベストな花束を作りましょう。
次からは、お花の色合いやイメージごとの選び方を紹介します。
パステル調のスイートアレンジ
淡いピンクのバラに華やかなカーネーションもミックスした、ラウンドブーケ。母の日に贈ったら喜んでもらえそうです。
優しい雰囲気に仕上げたいなら、パステルピンクでまとめるのがおすすめ。バラや芍薬など、ぽってりした花を使うとロマンティック度がアップします。
ほんの少しグリーンを差し色にして、より春らしいイメージに。
いろんな花をたっぷり使うときは、色の統一感がポイント。
ピンク、パープル、ブルーのグラデーションでまとめています。
とても華やかなので、お祝いの席にぴったり。
同じパステル系の花をメインにしても、ユーカリや小さめの実ものを組み合わせると、ぐっとシックな表情に。
黄色のグラデーションに、抑えたグリーンがいい感じにまとめあげています。キュートになりすぎないまとめ方はさすがプロ。
多肉植物もあしらった、ロマンティックな花束。おしゃれなインテリアに映えるので、自宅用に贈ると喜ばれるかも。
素朴でナチュラルなアレンジ
目を引く花を中心に、左にミモザの黄色、右にブルー系でまとめたナチュラルな花束。こんな花束を飾ったら、リビングが途端にオシャレになりそう。
白×パープルの春を感じさせるナチュラルブーケ。ミニブーケなら、気取らず贈れそう。
白い花とグリーンだけでさわやかナチュラルアレンジ。
包み紙に個性的な柄やビビットカラーを選べば、シンプルなのに印象的な花束に。
こちらはスズランのみでまとめた清楚なブーケ。フランスでは、スズランは幸福を運ぶと考えられていて、5月1日に家族や友人に贈る風習があります。真似してみてはいかが？
ローズマリーやナズナなど、たった今草原から摘んできたようなアレンジ。バラの可憐さがひと際ひきたっています。
花とグリーンのバランスが見事なブーケ。ナチュラルなラッピングもぜひ参考に♪
節があるトクサで視覚にリズムを持たせた、ナチュラルアレンジ。メインのお花は姫クルクマというそう。花屋さんに行くたび、知らない花を覚えられるのも嬉しいですね。
ビビッドカラーのアレンジ
印象に残るブーケを贈りたい！という人は多色使いでアレンジ。
赤、青、黄色…鮮やかな色を全体にバランスよく散らして、個性派の花束のできあがり♪
シーンを選ばないユースフルな花束が完成！
コーラルオレンジ系でまとめたチューリップとバラを花束の主役に。まわりを同系色の淡い小花をちらしてボリュームを出しています。
ビビッドカラーを使うときは、メインの１色を決めておくとまとめやすいみたい。
カラフルな花々をまとめ上げるのは、ねず色に輝くシルバーリーフと多肉植物。パイナップル型のフラワーベースもおしゃれ。
1輪1輪、表情の異なるバラをまとめて。「バラってこんなにいろんな色があるんだ！」と、バラの魅力を再確認できそう。カラフルなバラが引き立つよう、包装は渋めの色で引き締めています。
黄色のグラデーションをベースに、赤でアクセントと白で抜け感を…。こうして考えてみると、ブーケはファッションにも通じるものがありますね。
夕焼けのようなバラ、白いミニバラ、ユリをメインに、実があるものとユーカリをまとめあげた華やかなブーケ。年齢を問わず贈る方すべてに喜んでもらえそう。
パープル系でまとめあげたシックな花束。年上の女性を素敵に魅せてくれそうです。
春といえばチューリップ！ 豊富な色バリエーションも魅力のお花です。
いろんな色をたっぷり詰め込んで、元気いっぱいのカラフルブーケが完成！
個性派アレンジいろいろ
菊のイメージが変わりそうな大胆ブーケ。和室にお住まいの方や和服が好きな方にもおすすめです。
大胆に、球根系の植物でまとめています。白×濃いブルーの組み合わせがとっても涼やか。
モードな方に贈りたい、ドライフラワーブーケ。長く楽しめるのも魅力です。
クリスマスシーズンには、こんなリース型もおしゃれです。
いかがでしたか？
誕生日や母の日など、特別な日はもちろん、普段の何気ない日に贈る花束は、きっと人生を彩る嬉しいサプライズになってくれるでしょう。贈る方を思い浮かべながら、花束を贈ってみませんか？
季節の花を上手に使って。