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ベジトラグ――普段から園芸を嗜んでいる人ならば、園芸店で見かけたりその名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。「VegTrug®（ベジトラグ）」は、おうち時間を楽しむ園芸品としてじわじわと人気が高まってきているアイテムです。園芸好きな方はもちろん、これから植物を育ててみようという方にもおすすめ。まずはその特徴や注意点を紹介していきましょう。
「ベジトラグ」とは、ガーデニングの本場イギリス発祥のレイズドベッドプランターのこと。レイズドベッドは高さのある花壇のことを指しますが、ベジトラグはそれに更に高さを出してプランタータイプにしたもの。木製でナチュラルな見た目もおしゃれで、サイズや種類、カラーも選べます。園芸初心者から上級者まで、幅広い用途で使えて今人気のアイテムです。
高さがあるため楽な姿勢で作業ができ、日当たりも確保しやくなる
一番の特徴はまずその高さ。通常のプランターとは違い床から約80cmほどの高さなので、立ったままでもイスに座りながらでも、車椅子の方でも、楽な姿勢で作業をすることが可能に。また、直接地面に置くよりもある程度の高さがあった方が日照時間を長めに確保しやすくなり、結果植物がよく育つ環境を整えることができます。地面からの虫が寄り付きにくいのも嬉しいポイント。
土を支える部分がすのこ状になっているため、排水性・通気性に非常に優れています。ベジトラグ専用のライナー（黒い不織布）で土が流れ出ることもなく、通常使用する鉢底石も不要。プランター内が高温多湿になりにくいので、植物の根腐れや病気などを防いでくれるという嬉しい効果も。
これは全てのプランターに共通するものですが、通常のプランターは大きさにある程度限りがありますよね。ベジトラグは一番大きいLサイズで約230Lもの土を入れることができ、これひとつで小さな菜園を作ることができちゃいます。
ベジトラグは底がV字形状になっていて、浅い部分と深い部分を上手に使い分ければ様々な種類の植物を同時に植えることができるんです。例えば深い場所には大根などの根菜類を、浅い場所にはサニーレタスなどの葉物を。まるで小さな畑のように好きなものを植えて楽しめますよ。
ベジトラグは部品の状態で届くので、自分で組み立てが必要です。が、ドライバーとスパナがあれば比較的簡単に組み上げられます。できあがったら付属のライナーを中に敷けば完成。Sサイズの木製ベジトラグで、慣れている人ならば1時間もかからずに組み立てられますよ。電動ドライバーがあると便利です。
ボッシュ(BOSCH) コードレス電動ドライバー IXO6 ダークグリーン
6,644円〜（税込）
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
天然木でできているベジトラグ。そのまま外に放置しておけば劣化してしまいます。経年変化を楽しむのもよいですが、決して安くはないアイテムなのでできるだけ長持ちさせたいですよね。ホームセンターなどに様々な塗装材が置いてあるので、半年〜1年に一度、定期的にメンテナンスすることをおすすめします。ベジトラグには初めから防虫・防腐剤が加圧注入されているACQ加工タイプもあるので、こちらの方がより安心ですよ。
ベジトラグ L ACQ VGT-A02 L
49,000円〜（税込）
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何を育てる？ どこに置く？ 自分に合うベジトラグを見つけよう！
十分な広さの置き場所があり、野菜をたくさん収穫したい人におすすめなのが、このオリジナルサイズの大容量タイプ。休日に家族みんなで囲んでお世話をするのも楽しいサイズです。座りながらゆっくり作業できるので、腰を痛めることもありません。
Lサイズなら土は235Lまで入れることができ、一度にこんなにたくさんの種類の植物を植えられます。これならば土のない場所でも十分な家庭菜園が楽しめますよね。
奥行きが76cmと結構あるので、広い場所に置けるのであればこのようにどこからでも作業できるように設置すると使いやすいですよ。土を入れてしまうと重くて移動が大変なので、置き場所はあらかじめ決めておきましょう。
タカショー(Takasho) プランター ホームベジトラグ S
25,677円〜（税込）
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Kinco｜Kinco Gloves キンコー グローブ Cowhide 親子
1,870円～（税込）
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土いじりに必須なのがグローブ。なかなかオシャレなものがないのですが……見つけちゃいました。しかも親子でお揃いにできるという素晴らしさ。お揃いのグローブで一緒に園芸を楽しめますよ。もちろんガーデニングだけではなく、アウトドアにも活躍できます。
奥に行くほど深さがあり背面が壁につけられる、奥行き46cmの省スペースタイプ「ウォールハガー」。ベランダで壁にそって置いても、もともと高さがあり日が当たりやすいので植物がぐんぐん育ちますよ。大容量サイズを置けるスペースがない方、ベランダで楽しみたい方におすすめです。
幅183×奥行46×高さ80cmのLサイズと、幅が103cmのSサイズの組み合わせ。室内でも標準のベジトラグより奥行きをとらずに配置できます。サンルームやテラスなどがあれば、雨風や害虫を気にすることなく楽しめますよ。
ベジトラグ ウォールハガー L
33,600円〜（税込）
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約幅78×奥行46×高さ63cmのバルコニータイプ。こちらはよりコンパクトで低めのサイズ。育てたい植物や置き場所の広さにあわせて選びましょう。
グレーウォッシュカラーのベジトラグに花を植えれば、まるでイングリッシュガーデンのような雰囲気に。どちらの色も素敵で悩んでしまいます。
出典：
こちらはなんと自作ベジトラグ！ DIYが得意な人であれば作る楽しみも味わえて材料費も抑えられる、一石二鳥ですね。
③ ハーブをメインに育てたいならハーブ用ベジトラグ
野菜よりもハーブを育てたいという人におすすめなのが、このハーブ用菜園プランター。通常のベジトラグより浅いタイプで、大型なら8コマ、薄型なら4コマに仕切ること可能。基本的にハーブは繁殖力が強く違う種類を一緒に植える事は避けたいのですが、こちらは仕切りがついているので同時にいくつものハーブをひとつのプランターで育てることができますよ。
サイズは約幅78×奥行58×高さ80cm、1コマの容量は約4L。見た目以上に土が入ります。下にスペースがあるので、そこに園芸用具を収納できるようにすると園芸スペースもコンパクトにまとめられますよ。
薄型タイプ（4コマ）だと奥行きわずか31cm。キッチン横の勝手口にちょこっと置いて、料理中に育てたハーブを使う分だけサッと摘む。そんな便利な使い方もこのコンパクトさならでは。
出典：
ハーブが育ったら、積み立てをハーブティーにしてみましょう。自分で育てたハーブなので、美味しさもひとしお。贅沢なひとときを楽しめますよ。
④ 試してみるならこちらから。気軽に置けるコンパクトタイプ
タカショー(Takasho) ベジトラグ ポピー コンパクト グリーン
5,900円〜（税込）
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プランター部分がフェルト布になっていてカラフルなポピーシリーズ。価格も比較的安価なので、いきなり大容量からではなくまずは試しに使ってみたい、という方におすすめ。木製タイプよりも更にコンパクトな作りになっているため、狭いベランダや玄関横のちょっとしたスペースなどでも活躍できそうです。
出典： 基本タイプのサイズは約幅65×奥行42×高81.5cm。コンパクトタイプは約幅45×奥行30×高さ71cmと、ひとまわり小さくなります。基本のタイプなら土の容量は約30L入るので、一般的なプランターサイズ（65cm）のなんと倍以上もの植物を育てることができる計算に。
出典： こちらは二段になっているタイプ。高さは約85cmとそこまで高くないので、子供でもじゅうぶん届いてお世話することができます。夏休みの自由研究などにも重宝しそう。
出典： 三段タイプもあります。高さは一番上で120cmあるので、上の段はお父さん、真ん中はお母さん、一番下は子供など、それぞれ分担して育てるのも楽しいですね。
出典： ベランダのちょっとした空きスペースに。高さがあるので日当たり抜群の環境で育てることができますよ。
出典： コンパクトでも、つややかで美味しそうなバジルがこんなにたくさん収穫できます。自家製ジェノベーゼソースに挑戦してみてはいかが？
出典： ジェノベーゼソースはフードプロセッサーさえあれば、材料をポイポイっと投入してスイッチオンするだけで簡単に作れます。
通常のプランターや鉢、路地栽培でももちろん植物を育てる楽しみは変わりませんが、その作業を少しでも楽に効率よく育てることができるベジトラグ。しかも見た目もおしゃれときたなら言うことなしです。おうち時間が増えた今だからこそ、自分や家族だけの特別な菜園作りをはじめてみませんか？
