冒頭にも書いたように、新しい暮らしの工夫は楽しく取り入れるのが継続のコツ。全てを変えるのではなく、『何事もできることから少しずつ』が鉄則です。

1つめの項目にも共通しますが、《サステナブルな暮らし》に囚われすぎるのは禁物です。まずは自分の今の環境、精神・健康状態を整えてから、未来や地球のことも大切にしましょう。

「ひとりでやっても意味あるのかな？」という考えは捨てましょう！ひとりひとりの小さな工夫の積み重ねが、地球や他の生き物の暮らしを支えることにつながります。

仕事やちょっとした出先で、ついついペットボトルの飲み物を購入してしまうという方には、マイボトルの持参がおすすめ。他にもカトラリーやストローなど、さまざまな《マイ○○》があります。日々使うものだからこそ、愛着を持ったアイテムを持ち歩きませんか？

日々燃やされるゴミの中でも、食品の廃棄は非常に大きな割合を占めています。そのため、日頃からフードロスを減らすことでサステナブルな暮らしに十分貢献できるんです。食材は食べる分だけを購入し、使い切るよう心がけましょう。地元の野菜やお肉を意識して選ぶだけでも、自分たちが住む地域のフードロスを減らすことに繋がりますよ。

上記の項目にも共通するように、地域で採れた野菜や肉がその場所で消費されることで、運搬の際に排出されるガスやエネルギーがかかりません。さらに、以下のようなメリットも期待できます。

・消費者は新鮮な食材を食べることができる
・生産者にお客さんの声が届きやすくなる
・地域の食文化がその地に根づく

サステナブルな暮らしを意識するだけで、それ以外にも様々な良い点があるんですね。

短いスパンでつい安いモノを使い捨ててしまう現代...そのようにして出されたゴミは、世界の貧しい国に輸出されたり海を汚したり、さまざまな問題の原因になっています。高級思考になるつもりではなく、まずは身近な家具や雑貨を長く大切に使うことから始めましょう。

冒頭にも書いたように、地球の資源には限りがあります。
近年は地球に優しい『エコ文具』の注目も高まっていますから、デスクワークなどが中心の方はぜひ活用してみるのもおすすめです。また、日常で用いるメモなどはスマホやパソコンを利用して、できるだけゴミを減らすよう意識しましょう。

ゴミの中でも、プラスチックは分解にとても長い時間がかかる厄介な種類のひとつなんです。エコバッグの利用はちょっとした節約にもなりますし、ぜひ積極的に持ち歩いてみましょう！レジ袋が有料化したこの機会は、まさにベストなタイミングですよ。

無駄な電気や水を使わないよう、こまめな節電＆節水を心がけましょう。その際に、自分だけではなく家族にもこの習慣を大切にしてもらうと◎

「ひとりひとりの行動が地球の未来に繋がっている」という意識を持って、日々の習慣に取り組んでみてくださいね。

化学物質に頼らずに作られたオーガニック製品は、体にも環境にも優しい天然由来なのが特徴。コスメ、タオル、衣服、食品など、日頃から使用するものを購入する際は、ブランドがサステナブルを意識しているかどうかをチェックしてみるのもおすすめです。

リサイクル用品を購入するだけでなく、自分がリサイクルに貢献することもとても大切です。

牛乳パックや使っていない紙などは、新しいモノを作るために必要な資源になります。捨てずに回収所へ持っていくよう習慣付けましょう。

外出時はハンカチや小さなタオルを持ち歩くだけで、手をふくペーパーやティッシュなどのゴミを削減できます。お気に入りのハンカチなら、お出かけの気分をさらに高めてくれますね。