夏だけじゃなく、秋や冬も気になる「顔のテカリ」
化粧崩れが気になる場合には、まずは土台となる肌の状態からチェックしてみましょう。自分の肌の状態に合わせた下地やファンデーション、パウダーなどを使うことで、顔のテカリを最小限に抑えたり防いだりすることができますよ。今回はテカリ防止に役立つ、おすすめの下地やファン―ション、パウダーや部分的にカバーしてくれるお役立ちアイテムまでを紹介します。
まずはメイク前のお肌が乾燥していないかをチェック!
乾燥が気になる場合は化粧水を浸したコットンでパック
手のひらで軽くおさえるように肌の状態をチェックして、乾燥が気になる場合は化粧水を浸したコットンでパックするのがおすすめです。化粧水の後は、油分の少ないさっぱりタイプの乳液を使うようにしましょう。
小鼻の周りの油分を確認
メイク崩れやテカリ防止に役立つアイテム
◇下地編
プリマヴィスタ|カサつき・粉ふき防止下地
☑美容液のようなつけ心地
☑SPF15・PA++ 無香料
長時間、乾燥による目もとや口もとのカサつきや粉ふきを防いで、しっとりなめらかな仕上がりを持続させてくれる化粧下地です。
特に乾燥が気になるところには薄く重ねづけ、テカリが気になるところは薄く一度だけ塗るように、ポイントによって塗る量を調整するのが、テカリと乾燥を防止するコツです。
トライアルサイズも発売しているので、少量から試してみたい人も手軽に使えるのが嬉しいですね。
NOV|モイスチュアベース
☑石鹸で落ちる
☑透明感アップ
☑SPF25 PA++
かさつき・化粧くずれを防いで、なめらかな肌をキープしてくれる化粧下地です。NOVは敏感肌の人でも使える低刺激なものが多いので、ニキビが気になる人にもおすすめです。石鹸で落とせるタイプなので、ファンデも石鹸で落とせるものを使えばクレンジング不要です。
こちらのカラーの他に、ピンクやイエローのカラーコントロールできるタイプもあるので、血色を良く見せたい人はピンクを、肌の赤みをカバーしたい人はイエローを選ぶと良いでしょう。
ナチュラグラッセ |メイクアップクリーム セット
☑化粧下地・ファンデーション・日焼け止め・保湿美容液
ブルーライトカットの5つの機能を兼ね備えた
オールインワンクリーム
☑SPF44 PA++
国産でナチュラルなものを使いたいという人におすすめなのがナチュラグラッセです。ほんのり色がついているシャンパンベージュと、ナチュラルベージュの2色から選ぶことができます。
下地としても使えますし、薄付きファンデとしてセットのパウダーを乗せて日常使いにもおすすめです。しっかりメイクをするほどでもないけれど、テカリは抑えたいという日に使ってみてください。上からファンデを塗ればしっかりとメイクをしたい日にも使えますよ。
RMK|メイクアップベース
☑自然なツヤをプラス
ファンデーションといったら「RMK」という人も多い人気のコスメブランド。薄付きタイプなのに、しっかりテカリを防いでくれる優れもの。RMKのファンデーションと併せて使うのがおすすめです。カバー力がほしい場合は、コンシーラーや、しっかりタイプのファンデーションを重ねづけすると◎
プリマヴィスタ|超オイリー肌用
☑サラサラな仕上がり
☑SPF8 PA++
肌のテカリやベタつきが特に気になる、オイリータイプの肌におすすめの化粧下地です。特に真夏の暑い時期に長時間メイクをキープしたいというときの強い味方になってくれます。
プリマヴィスタの化粧下地は肌タイプに合わせて用意されているため、自分の肌の状態や季節に合わせて使い分けることができます。こちらは一番テカリ防止に特化したタイプのものなので、冬場は乾燥が気になる…という人は、通常タイプや乾燥肌タイプと使い分けると◎
【覚えておきたい*下地の塗り方とコツ】
化粧下地はパール粒大または、小豆粒大を目安に使いましょう。量が多すぎると化粧崩れの原因になってしまうので、うっすら全体に伸びるくらいにすることが大切です。
下地を塗る前にしっかり保湿や毛穴のひきしめなど必要なスキンケアをすませてきましょう。
指で塗るコツ
頬、鼻の頭、おでこ、あごのポイントに下地を少しずつのせていきます。中指と薬指の腹で、やさしく内側から外側へのばして全体に馴染ませていきましょう。小鼻や目の周りは薬指を使って優しくソフトに馴染ませてください。
スポンジで塗るコツ
指で塗るときと同じ要領で、頬、鼻の頭、おでこ、あごのポイントに下地を少しずつのせて、スポンジで内側から外側へとのばしていきます。
スポンジの角を使って小鼻周りを優しくポンポンと押さえるようにして余計な皮脂をスポンジでオフしていきましょう。ムラがないようにのばすのがポイントです。
◇ファンデーション編
セフィーヌ|シルクウェットパウダーファンデーション
☑自然で軽いつけ心地
☑豊富なカラーバリエーション
☑SPF30 / PA+++
「かるく」「やさしい」「くずれにくい」をキーワードに作られたパウダーファンデーション。シルクの粒子の穴が、皮脂や汗を素早く吸着してくれるため、気になるテカリや化粧崩れを防ぎキレイをキープしてくれます。
カバー力がありつつも厚塗りにならないのが人気のポイント。マスクに付きにくいところも魅力です。素肌のような仕上がりにしたい人におすすめのファンデーションです。
ナチュラグラッセ|パウダーファンデーション
☑ふんわりと軽いタッチ
☑つるんとした印象の仕上がり
☑SPF40 PA++++
下地でも紹介したナチュラグラッセのパウダーファンデーション。国産・オーガニックをキーワードに開発されたナチュラグラッセは、お肌にやさしく自然な仕上がりが特徴です。
「つけ心地」「仕上がり」「化粧もち」を発揮する4種のミネラルパウダーを配合。付属のパフで塗ってもいいですし、ブラシでふんわり乗せるとより自然な仕上がりになります◎
江原道(コウゲンドウ) |マイファンスィー アクアファンデーション
☑透き通ったツヤ肌へと導く
☑SPF25 PA++
こちらのファンデーションは、カバー力、密着力、透明感が人気の理由。リキッドファンデーションですが厚ぼったくならずに自然な肌に仕上げてくれます。透明感もありつつカバー力もあるので、気になるところはしっかりカバーしながらもすっぴん風な肌に仕上がると評判です。
夏や長時間のお出かけでテカリが心配なときは、仕上げにパウダーを軽く乗せるとさらっとした肌が長時間続きますよ。仮に崩れてしまっても薄付きタイプなので、化粧直しも楽ちんです。
スピケアV3|エキサイティングファンデーション
☑ツヤ肌仕上げ
☑SNSで話題
話題の『V3ファンデーション』。ただ肌をカバーするというメイクではなく、メイクをしながらスキンケアができるという優れものです。スキンケアをしながら肌のテカリやメイク崩れもしにくい薄付きのリキッドファンデーション。ツヤ肌に仕上げたい人にもおすすめです。
JUNG SAEM MOOL|エッセンシャル スキン ヌーダー ロングウェア クッション
☑量の調節やテクスチャーミックスが簡単
☑マットフィニッシュ
日本未発売でわざわざ韓国まで買いに行く人もいたくらい信頼のあるクッションファンデ。ついに日本でも公式発売がスタートし、手軽に買えるようになりました。
ジョンセンムルは韓国で人気のメイクアップアーティストが立ち上げたコスメブランドで、クッションファンデが大人気です。カバー力・キープ力があり自分のなりたい肌を叶えてくれる理想のファンデーションです。テカリ防止にはロングウェアクッションがおすすめです。
SISTER ANN|スマートフィットカバークッションシファンデ
☑SPF50+・PA+++
しっかりカバーしたい人におすすめのクッションファンデです。内蓋でファンデの量を調整してから肌に乗せていきましょう。カバー力が高いので付けすぎないように少しずつ様子を見て肌全体に馴染ませてください。
パウダーなしでもキープ力はありますが、テカリをしっかり防止したいときには仕上げにパウダーを軽く乗せておくと更にキープ力が持続しますよ。
オンリーミネラル|ファンデーション
☑毛穴感を見せないカバー力
☑クレンジング不要。石けん洗顔で落とせる
つけたまま眠れるほど肌にやさしく、石鹸で落とせるミネラルファンデーションです。ブラシでくるくる丸を描くようにお肌に乗せてフィットさせます。気になるところは小さいブラシで重ねづけをするとコンシーラーにもなりますよ。
こちらは下地や仕上げのパウダーがなくてもきれいに仕上げてくれるお手軽なファンデーションです。パウダータイプなのでテカリや崩れも気になりにくく、1年中使えるのが嬉しいアイテムです。紫外線が気になる場合は下地にUV効果のあるものをチョイスしましょう。
【覚えておきたい*ファンデーションの選び方&塗り方】
選び方
塗り方
パウダーファンデを選んだ場合は、パフの半分ほどにファンデーションをとり、頬やあご周りから薄く塗っていきましょう。おでこや小鼻などの崩れやすい場所は最後に薄く塗るようにすると◎
リキッドファンデーションを選んだ場合は、頬、おでこ、あご先にポイントで乗せてからスポンジで薄く伸ばすようにしましょう。
下地とは違い、鼻先には乗せずにスポンジに残った分で薄くカバーするようにすると崩れの防止になります。
◇パウダー編
パウダーファンデーションを使っている場合は使わなくても大丈夫ですが、化粧直しのときに一つあると便利ですよ。おすすめのアイテムと、それぞれの乗せ方のコツをご紹介していきます。
イニスフリー(innisfree) |ノーセバムミネラルパウダー
☑触れたくなるさらさら肌へ
☑メイクを長時間キープ
SNSがきっかけで日本でも人気が出た韓国コスメブランド・イニスフリーのミネラルパウダー。パラベン、タルク、合成色素、動物性原料、鉱物性油、合成香料無配合で、無色透明なパウダーです。
付属のパフで軽く叩き込むように気になる所に乗せていくのがコツです。化粧直しに一つポーチに入れておくと使えるお役立ちアイテムです。
チャコット|フィニッシングパウダーマット
☑テカリにくく、くずれにくい
☑容量たっぷり
プロも愛用するチャコットのフィニッシングパウダー。リキッドファンデーションの仕上げに大きめのブラシで軽く乗せるように使うのがコツです。
しっかりテカリを抑えたいときは、別売りのパフを使ってポンポンと軽くおさえるように乗せていきましょう。量もたくさん入っているので、毎日仕事でしっかりメイクをするという人にもおすすめです。
CANMAKE|オイルブロック ミネラルパウダー
☑軽い使用感
☑SPF16・PA++
プチプラで人気のCANMAKEのパウダー。その名もオイルブロック!おでこや小鼻の気になるところに、パフやブラシを使って軽く乗せていきましょう。
乾燥肌の人は粉吹きしないように、頬や目の周りは避けて気になるところだけポイントで使うのもありですよ。化粧直しにも使えます。
Milano Collection(ミラノコレクション) |フェースアップパウダー2022
☑透明感UP
☑ロングセラー商品
パッケージの可愛さも魅力のミラノコレクションは、毎年新デザインで発売されていてファンも多いルースパウダーです。
付属のパフや手持ちのフェイスパウダーブラシを使って軽く仕上げてに使いましょう。メイク直しをするときは軽くティッシュオフをして、パフでテカリが気になる所に叩くように乗せるとメイク直後のようなキレイな肌が復活します。
MAMA BUTTER(ママバター) |フェイスパウダー
☑ライトなつけ心地
☑ラベンダー&ゼラニウムの香り
☑SPF38 PA+++
オーガニックのUVフェイスパウダー。ナチュラルなつけ心地で、肌の色をコントロールしてくれるタイプのパウダーなので、ワンマイルのお出かけにも役立ちます。
ファンデを塗るほどでもないけれどテカリは気になる…できれば肌の色もカバーしたい、そんな欲張りさんにぴったりのアイテム。石鹸で落とせるのも手軽で嬉しいポイントです。
持っておくと役立つ!その他のお役立ちアイテム
キレイなメイクをしっかりキープしてくれる「フィックススプレー」
メイクの仕上げに吹きかけるフィックススプレーです。長時間化粧直しができない日は、メイクの仕上げにひと吹きしておくとキープ力が上がります。
マスクにファンデーションが付くのが気になるときにも使えるので、一本あると重宝しますよ。乾くまで触らないように気を付けましょう。
小鼻周りのテカリ・崩れが気になる人におすすめ「プライマー」
小鼻周りにポイントで使える化粧下地。ファンデーションを塗ったときに毛穴落ちが気になる人は、これを下地に使うとファンデの仕上がりがなめらかになり、崩れやテカリをカバー。持ち運びに便利なサイズ感なのも嬉しいポイント。
これ一つでメイク直し完了「あぶらとりウォーターパウダー」
テカったときの救世主!あぶらとり紙ほど皮脂を取りすぎずにテカリをカバーしてくれる「あぶらとりパウダー」です。時間のないときの化粧直しはこれ一つで完了。
あぶらとり効果のない手持ちのパウダーを使う場合は、ティッシュでオフしてパウダーをのせるようにしましょう。
食事や生活習慣にも気をつけよう
生活習慣の乱れが、テカリや化粧崩れの原因になることもあります。ホルモンバランスの乱れやストレスによる皮脂分泌過多、そしてジャンクなものばかりを食べるとオイリー肌の原因になることも。
質のいい睡眠や食事の内容に気をつけることで、皮脂のバランスが整い、テカリや化粧崩れがしにくいお肌へと導きます。
特に食事の内容は大切で、動物性脂肪や揚げ物をたくさん食べる人は要注意。脂肪はホルモンにも欠かせない栄養素なので必要ですが、アボカドやナッツなどの植物性脂肪を意識的に摂るようにするのがおすすめです。
お肌の状態をチェックしてスキンケアを整えたら、さっそくメイクを始めましょう。ここからは、メイク崩れやテカリに役立つアイテムを工程順にご紹介します。