化粧のりがアップ*「ファンデーションスポンジ」の使い方をおさらい
そこで、「スポンジ」の正しい使用方法をおさらいしましょう。正しい塗り方をしてみると、いつもよりファンデーションのノリが変わりますよ♪
「ファンデーションスポンジ」と一口に言っても、パウダーファンデーション用、リキッドファンデーション(クリームファンデーション)用があるほか、そのスポンジの素材も、ウレタン、ラテックス、シリコンと様々。
今回は「ファンデーションスポンジ」の基本情報、塗り方~洗い方といった使い方全般をまるっと纏めました。
「きれいな人」と思われる方に共通している大きなポイントは、肌がきれいに見えること。
ぜひファンデーションの相棒「スポンジ」も大切にして、ファンデのノリが良い“ご機嫌メイク”を実現しましょう*
<スポンジの使い方・塗り方編>
Q:自分のファンデーションに合ったスポンジの選び方は?
【パウダーファンデーション】の方におすすめのスポンジ
一般的にパウダーファンデーションの場合、購入した際に、リフィルに付属されたスポンジをそのまま使用している、という方も多はず。
実は、そのスポンジこそ、そのファンデーションと相性が良いのです。もし手軽にぴったりなスポンジを見つけたい!という方は、使っているファンデーションのセットとして、別売りされているスポンジを買うのがおすすめです。
上では手軽に、自分のおすすめスポンジが分かる方法をご紹介しました。
もうちょっとこだわりたいという方へ、「素材・形状」についてアドバイス。
形としては、肌に当たる面積が広いものがよいため、スクエア型や菱形などの形が◎です。一度で広い面積に均一にファンデーションが広げやすく、自然な肌感になるはずです。
スポンジが変形したり、柔らかさを失ったりすると、肌への負担が増すばかりか、ファンデーションも馴染ませにくくなり、厚塗りや化粧崩れの原因にもなりますので、ご注意を。ぴったり収納できるサイズを選んでくださいね。
【リキッド(クリーム)ファンデーション】の方におすすめのスポンジ
また、なんとなく改善されない肌荒れが気になる方は、スポンジの素材にもご注目。
そもそも「リキッド用」のスポンジは、ファンデーションが吸収されにくい素材が使用されていることが多いのですが、その中でもよく使用されている「ラテックス」はアレルゲンの一つ。
そのため、敏感肌の方がラテックス素材のスポンジを使用すると、お肌のトラブルが引き起こされる可能性もあるんです。
耐水性があるので、常に洗えるのが大きな魅力です。
染み込まないため、ファンデーションの使用量を減らすことができる、経済的メリットも。
Q:「水で濡らすタイプ」のファンデーション。スポンジでどう塗る?
ファンデーションのリフィルの裏を見ると・・・「2Way(ツーウェイ)ファンデーション」「水あり・水なし両用タイプ」などの記載があることが。
これは、水で濡らしたスポンジでも使用できるファンデーション、という意味です。
水で濡らすタイプのファンデーションを使用する場合、スポンジも、それに合ったもの選びましょう。
こちらの両用タイプのように、「水あり」に対応しているスポンジを使用するのが良いですよ。
Q:スポンジを濡らしてファンデーションを塗る、メリットは?
Q:パウダーファンデーションの塗り方は?
目線があつまる顔の中心から外側に向かって放射状にファンデーションを伸ばしていきましょう。スポンジは肌に押し付けすぎず、さっと広げていくイメージです。
Q:リキッドファンデーションの塗り方は?
ちなみに、リキッドの場合、フェイスラインと首で色が異なったり、境目がくっきりしたり・・・ということがよくあるもの。
そんなときには、最後にスポンジの広い面(ファンデーションがついていない部分)をフェイスラインに当てて一周してあげると、フェイスラインのファンデーションが薄付きになり、顔と首の色が自然につながりやすくなりますよ。
<スポンジの洗い方編>
Q:基本の洗い方の手順を知りたい
まずスポンジのお手入れは、手とスポンジが乾いている状態でスタートするのが、基本です。
① 汚れた面に専用クリーナーや中性洗剤を出し(目安:10円玉大)、押し洗いします。徐々に汚れが浮き上がってくるので、ぬるま湯でもみ洗いして、すすぎましょう。
② 洗いあがったスポンジは、タオルやティッシュに挟むと、水気が簡単に切れます。湿った時間が長いと、細菌の繁殖リスクを高めてしまうので、十分に水切りしましょう。
通気性のいいネットなどに入れてから、ネットを洗濯ばさみやフックなどを使用してぶら下げれば、スポンジの変形なども起こらず、簡単に乾かすことができますよ。
因みに、通気性の良い日陰での乾かし方でも、ちゃんと乾くのに、2日くらいを見込みましょう。
洗濯ばさみで直接スポンジを挟みたくなりますが、それはNGです。圧力が加わった部分が固くなり、ファンデーションの馴染みが悪くなったり、塗りムラ等の原因にもなるので避けましょう。
Q:スポンジを洗う頻度は?
ファンデーションスポンジをいくつか常備しておき、既に洗浄済みのものをストックしておくようにすれば、スムーズに交換できますね。
Q:スポンジを買い換えるタイミングは?
スポンジがかたい質感になってしまうと、もちろん、肌への刺激に。きれいな素肌づくりのためにも、しっかりチェックしてくださいね。
Q:「食器用洗剤」や「石鹸」でスポンジを洗ってはダメ?
このように、身近な洗剤を活用してお手入れするのは一つの方法ではありますが、本来の用途ではないものに使用する、という前提で、きちんとすすぎを行い肌のトラブルを避けるように気を付けましょう。
ファンデーションスポンジの力を借りて、もっと上質な肌を。
ついつい「化粧品」そのものに目が行きがちで、適当な扱いになりがちな「ファンデーションスポンジ」。でも、このワンアイテムをちょっと気にして選び、使うだけで、もっと上質な肌が実現できるはず・・・。明日からは、もう一段ご機嫌なメイクを楽しみましょう。
メイクアイテムは数あれど、どんな方にもきっと欠かせないのが「ファンデーション」。自分の肌にマッチした「ファンデーション」は、真剣に、慎重に選んでいるという方も多いではないでしょうか。
一方、その相棒の「スポンジ」の扱い方となると・・・なんとなく使っている方が多いそう。