リップメイクは得意ですか?
今回はそんなリップメイクの素朴な疑問をいくつかピックアップし、お悩みを解決していきます!いまさら聞けない、ちょっとした疑問を一緒に解決していきましょう。
【Q】リップクリームとリップバームどう違うの?
よく耳にするリップクリームとリップバーム。どちらも唇に塗るものだということは分かるけど何がどう違うのでしょうか。
リップクリーム~
リップバーム~
【Q】肌のように唇も毎日のケアが必要なの?
普段唇に特別なにかお手入れをしていますか?お肌やボディは入念な保湿ケアを行っていると思いますが、唇のケアをしている人は案外少ないのではないでしょうか。
《普段のケア その1》リップクリームで保湿
リップクリームは横に塗る人が多いと思いますが、正しい塗り方は縦ジワに沿った「縦塗り」です。縦に塗ることでシワの溝にもしっかりとリップクリームが行き渡ります。
1.口についている汚れや油分を一度テッシュでオフする。
2.リップクリームが力を入れなくてもなめらかなに塗れるよう、一度手のひらでリップクリームを軽く温める。
3.唇の「縦ジワ」に沿ってリップクリームをやさしく塗っていく。
リップクリームは横に塗る人が多いと思いますが、正しい塗り方は縦ジワに沿った「縦塗り」です。縦に塗ることでシワの溝にもしっかりとリップクリームが行き渡ります。
《普段のケア その2》洗顔後、唇も一緒に保湿ケアをしましょう
洗顔後、化粧水や乳液をつけてお肌のお手入れをする思います。その際、唇にも同じように化粧水、乳液をつけて保湿ケアをしてあげましょう。唇が潤うことで乾燥しにくくなるとされています。毎日の肌のスキンケアのついでのケアなので、手間をかけることなく手軽に続けることができますね♪
唇の荒れを感じたらスペシャルケアを
《スペシャルケア その1》はちみつパック
1.唇の汚れや油分をテッシュでオフしておきます。
2.唇の上にはちみつをたっぷりと塗っていきます。
3.はちみつを塗った唇の上に、唇を覆うように小さく切ったラップを被せます。
4.そのまま5分程放置します。
5.その後はちみつをやさしく拭き取ります。
入浴時にはちみつパックをすると、湿度の関係で保湿効果が高まりやすいですよ♪
《スペシャルケア その2》オリーブオイルでオイルパック
1.唇の汚れや油分をティッシュでオフします
2.指でオリーブオイルを唇にたっぷりと塗ります。
3.はちみつパック同様、小さく切ったラップで唇を多い5分~10分程度放置します。
4.ラップを取り、指の腹で唇にのっているオリーブオイルを馴染ませます。
5.その後、やさしく拭き取ります。
【Q】口紅とリップグロス、どう違うの?
【A】口紅は唇に色づけするためのアイテムです。一般的には口紅そのものにツヤ感や保湿効果はありません。口紅は唇を理想の色に変えメイクを華やかにするためのものと言われています。
一方、リップグロスは口紅で色づけした唇にうるおい感やツヤ感をプラスするためのものです。グロスそのものにはそれほど強い発色効果はなく、透明や半透明といったものが多いです。
口紅とリップグロスのいいとこ取り「リキッドルージュ」
【Q】口紅の「シアー」と「マット」ってどういう意味?
メイク用語として雑誌などでもよく目にする「シアー」と「マット」。聞いたことはあるけれど、実はどう違うか分からない・・・という方も少なくありません。シアーとマットの違いは、どういったところなのでしょうか。
【A】シアーとマットの区別の仕方は“質感の違い”です。ほんのりとやわらかな発色で、うるおいやツヤ感のあるタイプの唇のことを「シアー」と呼び、逆に鮮やかではっきりとした発色で、ツヤを抑えた質感の唇を「マット」と呼ばれています。
マットタイプの口紅の方が、シアータイプに比べると落ちにくい傾向にあります。その日のメイクの雰囲気、メイクをする季節などによってシアータイプ、マットタイプを使い分けると良いでしょう。
【Q】口紅の色はどうやって選べばいい?
デパートのコスメ売り場にはじつに多くのカラーの口紅が並んでいます。自分に合う色はいったいどんな色味なのか…悩んでしまいますよね。何を基準にして選んだら良いのでしょう。
【A】自分に一番似合う口紅を選ぶ際に重要になるポイントは、自分自身の肌の色になります。肌の色が、ブルーベースなのかイエローベースなのかを知ることで自分に似合う口紅の色が絞られてきます。
ブルーベースの肌
ブルーベースの肌はピンクや青みがかっており白く透明感のある肌です。日焼けをしたあとすぐに肌が赤くなってしまう人がブルーベースの肌の特徴だとも言われています。
肌の透明感をより引き立てるためには寒色系の色がよいでしょう。ピンク、ピーチピンク、ローズ、ワインレッドなどがおすすめです。
イエローベースの肌
ほんのりと黄みがかった肌の色で健康的な印象のあるイエローベース。日本人に多いのもイエローベースの肌で、赤みを含んだ暖色系の色味がおすすめです。
特にオレンジは、イエローベースの肌に自然と馴染みます。オレンジと聞くと鮮やかにも感じるかもしれませんが、オレンジとピンクの中間色にあたる「コーラル系」の色味だと落ち着いた印象です。コーラルオレンジ、コーラルピンク辺りがおすすめです。
【Q】口紅の正しい塗り方は?筆、それとも直接?
正しい塗り方をしないとせっかくのお気に入りの口紅が台無しになってしまうことも。それぞれの口紅の基本の塗り方をご紹介します。
筆を使って口紅を塗る方法
1.唇の輪郭をキレイに出すために、ファンデーションをなぞる程度軽く唇に塗り輪郭をぼかします。
2.筆に口紅を取り「下唇中央」「上唇中央の山」を塗り輪郭を作ります。
3.口角を上げた状態で「下唇の口角から中央」「上唇の口角から中央」に向けて塗ります。
4.口を少し開け「下唇の内側」を塗って一度テッシュオフします。
5.最後にもう一度口紅を筆に取り、馴染ませるように全体を塗ります。
スティックのまま塗る方法
1.口紅を1cm~1.5cmほど出します。
2.口紅が斜めにカットされている断面を、上唇の端にあたる口角に合わせて口から唇の中央の山になっている部分まで塗ります。
3.次に、逆方向も同じように口角から唇の中央に向かて塗ります。
4.下唇も同様に塗ります。
5.塗り終えたら上下の唇をくわえるようにして合わせて口紅をなじませます。
《番外編》実は使える色つきリップ!その魅力とは?
ドラッグストアなどで多くみかける“色付きリップ”を使ってみたことはありますか?若い女性に人気と思いがちですが、実は大人女性も頼れる優秀なアイテムなのです。
色つきリップの魅力は、口紅にはない「保湿効果」と、リップクリームにはない唇を健康的に見せる「発色効果」を兼ねそろえているところです。口紅ほど鮮やかな発色ではないものの、ほんのりと色づくものから割とハッキリとした色味のものまでカラーバリエーションも豊富に揃っています。
ナチュラルに仕上がる色付きリップは、大人の女性もポーチにひとつ入れておくと便利なアイテムです。口紅と色付きリップをシチュエーションに応じて上手く使い分けると便利ですよ♪
口紅の色や質感など、選び方次第でメイクの印象は大きく変わってきます。でも何を基準に選べばいいのか、どの口紅が似合うのか、唇のお手入れ方法は具体的にどんなものがあるのか・・・疑問はいっぱいですよね。