温活って何?
現代人は、昔の人に比べると基礎体温が0.5℃~1.0℃ほど低い傾向があるそうです。そしてその結果、現代病とも言える形で悩まされているのが冷え症や何となくの身体の不調。
中でも「冷え症」は多くの女性が持つ悩みで、肥満やむくみ、生理不順、不妊、免疫力の低下など、さまざまな不調を引き起こす原因となっています。
そこで今注目されているのが、「温活」。
理想体温への回復を目指して、エアコンなどの外気に頼らず自らの小さな行動で身体を温めていく「温活」で、基礎体温を適正温度に保ち、健康な病気知らずの身体になりましょう!
夏も身体は冷えている!?しっかり備えて冷え性とサヨウナラ!
ついつい薄着をしてしまうことも。
冷え対策グッズを活用しよう♪
1.腹巻きをする
〜(略)〜どこを温めれば冷えは改善されるのでしょうか。
それは「お腹」です。
漢方では、お腹は身体の中心という意味から「お中」と呼ばれており、お腹を温めることで全身が温まり代謝も良くなって病気を改善してくれると考えられています。
2.3つの「首」を温める
「3つの首を冷やさない」ということを
聞いたことがありますか?
3つの首とは「首・手首・足首」です。
服装に関しては下半身の防寒が大事ですが、
それ以外のポイントはこの3つの首です。
なぜ3つの首かというと、
1.血液を運ぶ動脈が身体の表面に出てきている場所だから
2.襟、袖、裾の隙間から冷気が侵入してくるから
ということです。
3.足を温める
足が冷たい、足から冷える。足の冷えで悩む女性は多いもの。
足を温める行為は冷え症の根本改善には役立ちませんが、それでも足先から冷えが進行することもありますので、寒さを感じるときにはしっかりと温めておきましょう。
4.お風呂に入る
冷え症改善に大切なのは、「血行の促進」です。
そのためにはお風呂に入って身体を温めるのは基本中の基本。
疲れた日でもシャワーだけで済ませずに、しっかりとお風呂に入りましょう。
5.湯たんぽを使う
湯たんぽが身体の不調を改善させる効果が高いのは熱量が大きいからです。 身体を温める熱量が大きいので内臓の循環血液量を増加させやすくなり、内臓の機能が改善しやすいのです。
6.マッサージをする
冷え症の改善にはマッサージがおすすめです。
全身のマッサージはプロの手にお願いするのが一番ですが、普段用としてセルフマッサージを覚えておくと重宝します。
セルフマッサージで一番手軽にできるのは足のリンパマッサージ。この他にお腹のマッサージも、手軽にできて身体がぽかぽかするのでおすすめです。
7. コーヒーを摂りすぎない
忙しい毎日の中、香ばしい香りでほっと一息ーー。
コーヒーブレイクはとってもいいものですが、コーヒーの飲み過ぎは「温活」の観点から考えるとちょっと気をつけたいポイント。
カフェインの摂りすぎは身体を冷やすと言われているので、自分の体と相談をしながらいただきましょう。
8.お茶を飲む
そこで注目したいのが、ノンカフェインのお茶です!
発酵しないお茶は体を冷やす。発酵させたお茶は体を温める
毎日飲む「飲み物」にも、体を冷やすものと体を温めるものがあります。温かいお茶だから体を温める…とは限らず、体を冷やしてしまうお茶もあるのです。
緑茶やコーヒーは体を冷やしますが、発酵させてあるお茶(紅茶、烏龍茶、プーアール茶など)は、体を温めてくれます。身体を温めてくれるお茶は、「発酵」したお茶と覚えておくといいでしょう。発酵が進んだお茶ほど、温める作用が強くなりますよ。
発酵したお茶の代表格は、紅茶とウーロン茶、杜仲茶、プーアル茶。
ただ、この他にもルイボスティー、ヨモギ茶、三年番茶、ローズマリー茶、たんぽぽ茶、ドクダミ茶、ビワ茶など、色々なお茶があります。
梅醤番茶
9.生姜を摂取する
ただ、生のまま食べても効果はありません。
冷え取りの効果がある成分「ショーガオール」は、生姜を加熱することで生まれる成分。
生姜を使う際には、必ず加熱してから使うようにしましょう。
ショーガオールを効率よく取るには、炒めるのが一番。
煮るよりも多くのショーガオールが摂取できます。
普段の料理に生姜を入れるのもおすすめですが、乾燥生姜を作っておくと簡単に生姜紅茶が作れます。
紅茶でなくてもほうじ茶に合わせてもいいかもしれませんね。
スパイシーな生姜シロップ
10.食べ物に気をつける
食べ物で身体のなかからあたためるのもひとつの手です。
一般的に、キュウリなどの夏野菜や、パイナップルなどの南国の食べ物は身体を冷やす食材だといわれています。
反対に、冬に多く採れる根菜類や、ショウガや香辛料などは身体をあたためてくれる作用があるといわれています。
冷え症を改善させる食材のうち、ネギ、ゴボウ、ニンニク、生姜は特に改善パワーが強いと言われています。
毎日の食卓に積極的に取り入れたい食材です。
焼き長ネギのポン酢漬け
冷え性対策。C.B.G.B スムージー
11.運動する
12. リラックスをして過ごす
「冷え」とは、上半身よりも下半身が冷えている状態のこと。
ですので、イライラしたり怒ったりして頭に血がのぼるのを避け、リラックスすることも大切です。
~ そもそも「冷え」ってなに? ~
「下半身のほうが、上半身より冷たい状態」であり、
「体の内部(深部体温)温度が低い状態」も
「冷え」といいます。
たとえ、夏の暑い時期に足元に寒さを感じなくても、
それ以上に上半身が熱ければ、
「冷えの状態」ということになります。
リラックスをしてゆったりと休息をとることは、どんな薬にも勝る特効薬となってくれる時があります。イライラしてきたら、大きく深呼吸をして、自分をラクにしてあげましょう♪
食べ物や運動、そして身体の内側を温めること。
最近巷では色々な温活グッズが出ていますから、自分に合った物をチョイスして、寒い冬をしっかりと乗り切っていきましょう!
温活は、実は冬だけの話ではありません。
冷たい飲み物や冷房などで、身体のなかから冷えてしまうことが。