大人のお酒「ウイスキー」を味わいたい!
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
ウイスキーってどんなお酒?
他のお酒との違いは「熟成」
ウイスキーと同じく、大麦麦芽を原料とするビールや、蒸留させて作る焼酎との違いは、「熟成」させてあること。木の樽に入れ長い時間熟成させることで、独特の色や香り・コクのあるウイスキーが出来上がります。
ウイスキーの種類
麦芽だけを原料にした<モルトウイスキー>
大麦麦芽を原料に、単式蒸溜器を使って作ったウイスキーのことを「モルトウイスキー」と言います。モルト(malt)とは英語で麦芽という意味。独特の香りが特徴的な、深みのあるウイスキーです。
このモルトウイスキーのうち、ひとつの蒸留所で作られたものを「シングルモルト」と言います。ウイスキーは、原料や水の違いはもちろん、蒸留所がある土地の風土の影響も強く受けるお酒です。そのため、シングルモルトには蒸留所ごとの個性が出やすく、ウイスキー好きから根強い人気があります。
穀物を原料にした<グレーンウイスキー>
大麦麦芽のみを使うモルトウイスキーに対し、とうもろこしなど穀物を使用して作るウイスキーを「グレーンウイスキー」と言います。グレーン(grain)は英語で穀物という意味。連続式蒸溜器を使って作られます。すっきりとした味わいが特徴ですが、グレーンウイスキー単体で飲むことは少なく、モルトウイスキーとブレンドして飲むのが一般的です。
2つを組み合わせたのが<ブレンデッドウイスキー>
2つのウイスキーを組み合わせたものを「ブレンデッドウイスキー」と言います。香りやコクの強いモルトウイスキーに、爽やかでくせの少ないグレーンウイスキーを合わせることで、マイルドな味わいの飲みやすいウイスキーになっています。種類も豊富で価格もお手頃なので、初めての人も挑戦しやすいウイスキーです。
知ってる?世界の五大ウイスキー
ウイスキーには5つの有名な産地があり、その5カ所で作られたウイスキーは「五大ウイスキー」と呼ばれています。スコットランドの「スコッチウイスキー」、アイルランドの「アイリッシュウイスキー」、アメリカの「アメリカンウイスキー」、カナダの「カナディアンウイスキー」、そして日本の「ジャパニーズウイスキー」です。
日本のウイスキーは、2014~2015年に放送されたNHKの連続テレビ小説でも注目を集めましたね。産地が違えば、味も香りも異なるウイスキー。飲み慣れてきたらぜひ、産地別で飲み比べてみてください。
楽しみ方いろいろ!ウイスキーの飲み方
初心者はまず<ハイボール>から!
アレンジしても楽しいよ
ハイボールは、アレンジしやすいところも魅力。ジュースを加えて甘くしたり、レモンを加えて爽やかにしたり、ジンジャエールを入れてスパイシーにしたり。色々な楽しみ方があります。飲みやすい濃さや甘さに調整しながら、自分なりのおいしい飲み方を探っていきましょう。
慣れてきたら、いろいろな飲み方を試してみよう
<ストレート>や<ロック>でウイスキーの味と香りを堪能
ウイスキーの味や香りに慣れてきたら、ぜひ一度「ストレート」や「ロック」を試してみてください。薄めずに飲むストレートや、氷で冷やして飲むロックは、ウイスキー本来の味や香りを堪能できる飲み方です。アルコール度数が高いので、飲みすぎには注意!一口一口味わうために、お口直し用の飲み物・チェイサーを用意しておくといいでしょう。
じっくり飲みたいなら<ハーフロック>や<水割り>がおすすめ
レシピ豊富な<ウイスキーカクテル>
ウイスキーに、お酒やジュース、お茶、ミルクなど、様々なドリンクを自由に組み合わせて作る「ウイスキーカクテル」。ウイスキーの飲み方の豊富さを感じられます。たくさんのレシピがあるので、自分好みの味がきっと見つかるはず!ぜひ、いろいろなウイスキーカクテルを試してみてください。
寒い季節は<ホットウイスキー>もいいね!
お湯で割って飲む「ホットウイスキー」もおいしいですよ。3~4倍に薄めても、ウイスキーの味や香りがなくならないので、お酒を飲み慣れていない人にもおすすめの飲み方です。レモンなど柑橘類を加えると、おいしさアップ!寒い季節にぴったりですね。
ウイスキーは、大麦麦芽やとうもろこしなど穀物から作られるお酒です。原料を発酵させて作った液体を加熱し、再び液体に戻す「蒸留(じょうりゅう)」という方法で作られます。