京都に行ったら風情のある甘味処で一休みしましょ♪
今回は、知る人ぞ知る人気店から隠れた名店まで、京の町ならではのこだわりが感じられる、ひんやり美味しい和スイーツを幅広くご紹介します
かき氷
「そうそう！それも、ふわっふわしたのが食べたいねん♪」
お茶と酒 たすき
京阪本線・四条祇園駅から徒歩2分。京の花街・祇園は「一見さんは、お断りどす」なんて言葉も有名ですが、ここ白川沿いの観光地にあるカフェ＆バー『お茶と酒 たすき』は、もちろん"一元さん"でも、快くもてなしてもらえます。
実はカフェ『お茶と酒 たすき』は、セレクトリサイクルショップ『パス・ザ・バトン』内に併設された飲食店なんです。
一年中美味しいかき氷が食べられる事で有名な『お茶と酒 たすき』。通常メニューの他に月替わりの限定かき氷も登場します♪
丸久小山園 西洞院店 茶房「元庵」
江戸時代から続く老舗の『丸久小山園』が営む茶房『元庵』。最寄は二条城の御膝元、地下鉄二条城前駅より徒歩2分です。
店内では、柔らかな光りが差し込む清閑な中庭を眺めながら心安らぐひと時を過ごす事ができます。13席という空間もまた、隠れ家的で落ち着きます。
こちらのかき氷は、夏季限定の人気メニュー。老舗ならではのこだわりを、ゆったりと堪能してくださいね。
茶三楽 （チャサンラク）
嵐山へと乗り入れる鉄道の1つ、京福電気鉄道（通称：嵐電）嵐山駅より徒歩3分のところにある『茶三楽』にもまた、こだわり抜いたかき氷があるんです。
ホテルのお食事処のようなお座敷で、ゆったりとカキ氷を食べながら涼むなんていかがでしょうか？
こちらは人気の日本茶審査技師のお茶への愛情と、技術によって生まれた、ふわっふわっの抹茶の泡に包まれた『抹茶エスプーマかき氷』です。「写真ばっかり撮ってたら、せっかくの美味しい泡が台無しになってしまうよ」「運ばれてきたら、早よぉよばれてね♪」
エスプーマではないかき氷も、もちろんこの通り、ふわふわ食感ですよ。ぜひ食べ比べてみてください。
パフェ
「色んな抹茶パフェ、食べ比べてみぃひん？」
通圓 宇治本店
京阪宇治線 京阪宇治駅より徒歩2分のところにある『通圓 宇治本店』。平安時代の末期から、宇治川を渡る人々の疲れを癒し続けてきた『通圓』は、日本で最も歴史のあるお茶屋さんなんです。
吉川英治さんの小説『宮本武蔵』にも登場することで有名な『通圓』。それにちなんだ珍しいパフェ『お通さんセット』では、お茶とパフェを頂く事ができます（茶団子は、付きません）。
他にも、愛らしい器に盛られた『抹茶パフェ』などもあります。濃い目の抹茶アイスに、生クリームや餡子がよく合います◎
茶匠 清水一芳園
京阪本線 七条駅より徒歩10分のところにある『茶匠 清水一芳園』。目印は外観の窓部分に施されたハートです。
『清水一芳園』のスイーツの代表は、お店の名前を冠した『清水パフェ』。その時々で厳選された具材が使われています。閉店時間が近くなると、売り切れてしまっている可能性もあるので、早めに訪問しましょう。
5名様以上は基本的に離れた席へのご案内など『清水一芳園』には、いくつかの約束事があります。お店に行かれる際は、必ず確認してみてくださいね♪
伊藤久右衛門 本店
京阪宇治線 宇治駅より徒歩約5分のところにある『伊藤久右衛門 本店』。江戸時代から続く『伊藤久右衛門』が、より幅広くお茶を楽しんでいただくためにとオープンしたのが、この茶房。
料亭のような雰囲気の店内では、抹茶のスイーツはもちろん、『宇治茶の郷づくり協議会』にも認定された、美味しい宇治茶を存分に堪能することが出来ます。
こちらが『伊藤久右衛門』一番人気のパフェ類。『抹茶パフェとわらびもち』や『よくばり抹茶パフェ』など、バリエーションも豊富。食べるのがもったいないくらいの、華やかで可愛い日本の四季が添えられています。
夏はマンゴーベースの爽やかなトロピカルソースがかかった『夏の抹茶パフェ』も期間限定で食べる事ができますよ♪
吉祥菓寮 祇園本店
京町屋をリノベーションした風情を感じる佇まいの『吉祥菓寮』は、自家焙煎のきな粉を使った和菓子店なんです。
1Fでは、自家製のきな粉で作られたスイーツの販売。そして2Fのティールームでは、ここでしか味わえないきな粉スイーツをゆったりといただくことが出来ます。
そして、コチラの定番パフェは、やっぱりコレ『焦がしきな粉パフェ』。ゼリーやメレンゲなど様々な食感を楽しむ事ができます。
きな粉以外に、季節限定のパフェもありますよ♪上品な見た目と、愛らしい色合いは思わず写真に撮りたくなりますね。
わらび餅
「そうなん？メッチャ楽しみや♪」
遊形 サロン・ド・テ （ゆうけい）
地下鉄東西線 京都市役所駅より徒歩5分のところにある『遊形 サロン・ド・テ』。創業300年を超える老舗旅館『俵屋旅館』の直営のカフェです。
和と洋が融合した外観同様、リノベーションされた町屋に北欧家具を合わせた内観も、モダンで大人な雰囲気。時間の流れもゆるりと感じられます。
そしてこちらでいただけるのが、『俵屋旅館』ではお着き菓子としていただく、竹筒を器にした『俵屋わらび餅と抹茶』です。旅館への宿泊はちょっと手が届かなくても、同じおもてなしを受けることが出来るのは嬉しいですね。
わらび餅のあとは、お口直しの白湯にぶぶあられを浮かべてどうぞ♪「黒豆の甘納豆も、ホンマに上品で美味しいねん♪」
茶寮 宝泉
京阪本線 出町柳駅より徒歩20分、下賀茂神社の北側に位置する住宅街に『茶寮 宝泉』はあります。
暖簾をくぐれば、和の趣きが美しい庭園がお出迎え。畳に座って、日本の四季を感じながら頂けれるなんて贅沢ですよね。
作り置きはせず、注文をいただいてから作り始めるのが『茶寮 宝泉』のわらび餅のこだわりです。庭園を眺めながら、ゆったりとした時間をお過ごしください。
国産わらび粉100％で作られた、しっかりとした歯ごたえの作りたてわらび餅。「ゆっくりと、おあがりやす♪」
いかがでしたでしょうか？
京都で、風情を感じながらゆったりと和スイーツを楽しむ贅沢な時間。「心が満たされる、って、こういうことなんやねぇ♪」夏の風に揺れる暖簾を、ぜひくぐってみてください。
日々多くの人が訪れる日本の観光名所・京都。歩いていると、風情ある店構えに、京らしい風流な和スイーツの看板が目に入ります。パフェやわらびもち、かき氷。夏定番のスイーツも、せっかく京都を訪れたのなら、たっぷりと風情ある甘味処で雰囲気も楽しみたいですよね。