デンマークの建築家でありデザイナーの「アルネヤコブセン」によるデザインのセブンチェア。インテリア雑誌などで見たことがある方も多いと思いますが、デンマーク家具の老舗メーカー「フリッツ・ハンセン」社を代表する椅子です。

この椅子の特徴としてはなんといってもこの成型合板を用いた背座面。しなやかな曲線が長時間座っても疲れにくく、動きやすさを伴い、そこにあるだけでオブジェのような存在感を放ちます。また、バリエーションが豊富なのでインテリアに合わせて選びオリジナルの空間を生み出すことができます。

デンマーク家具の中心的存在であるフリッツハンセン社の2018年の新作の椅子「NO1」。このデザインを手がけたのは、東京とミラノで活躍しているデザインオフィスnendon。プロダクトのみならず、インテリア、建築、グラフィックと幅広く手掛けているnendoならではの、時代を超えて広く愛されていきそうなタイムレスな椅子です。

アーム付きの椅子でありながらすっきりとしたデザインなので、ダイニングに椅子を何客か置いても圧迫感を感じさせません。また、座面と背もたれ以外は全て細い木で組み合わされているため、横から見てもシンプルですっきりと見えます。ですので、居住スペースに限りがある日本の家でも、ストレスなく使うことができます。

どこから見ても美しいデザインに魅了されてしまうこの椅子は、北欧を代表するデザイナー「ハンス・J・ウェグナー」によるYチェア。北欧のみならず世界的にも人気の名作チェアです。

柔らかな曲線を描くこの椅子は日本のインテリア空間に馴染み、エイジレスを楽しむことができるので、多くの人にとって生涯使い続けたい名作椅子の一つではないかなと思います。座面のペーパーコードも体に溶け込むような座り心地で、座るだけで日々のストレスから解放されるような魅力があります。

Yチェアと同じウェグナーによる椅子ダイニングチェアCH23。こちらは1950年に生産されたものの以降50年に渡り出回ることがなかった椅子なんです。高い評価を得ながらも長い間日の目を浴びることがなかったこの椅子が、2016年に待望の復刻販売を開始し、今ではYチェアと並ぶ人気の椅子となりました。

映画「かもめ食堂」でも使われておりフィンランドで最もポピュラーなこの椅子は、イッタラなどでお馴染みのデザインの巨匠、アルヴァ・アアルトによるチェア66。1935年に発売されてからロングライフデザインとして長く愛されています。

北欧デザインらしい丸みのあるフォルムが特徴で、座った時に背面から見えるシルエットがとても様になります。また、経年により素材のバーチ材がとてもいい具合に変化していきます。末永く愛用しながら、自分だけのヴィンテージチェアとして育てていくのもおすすめです。

ひじ掛けと背もたれにロープが使われているという今までにないデザインの椅子。こちらはアルテック社の新作チェアとして、昨年販売されたばかりの商品です。ロープの汎用はあなどれません。頑丈でしなやか、そして柔軟性があるので、どんな体系の人にもフィットしてくれます。

またロープを取り入れることで、インテリア空間の中に抜け感が出るのもポイント。意外とどんな家具やインテリアにも合うので、お好きな空間で楽しく快適に使うことが出来そうです。