“秋の色”といえば、樹々の葉や実が色づいた時の色。本格的な、紅葉や落葉の季節には早いですが、身体はもう先にある季節を感じています。身体の感覚と環境から受け取る感覚にズレが生じるのは、ストレスを感じるもの。
カーテンやソファの張地を替えたり、新たに家具を買うというような模様替えは、コストも時間もかかります。少し季節を感じるものを加えるだけで部屋の雰囲気が変わります。以下で紹介するのは、負担の小さな模様替えです。画像を参考にして、インテリアに“秋の色”を取り入れてみましょう。
秋の色を少し取り入れて
《イエロー系》で秋の日差しを感じて
《アンバー系》で秋の豊かさを楽しんで
黄色から少し赤味が加わったアンバー系。
茶系のものは身近に溢れています。画像の造花のように、ほんの少しの差し色でも十分に秋を感じさせます。
深みのあるアンバーのガラスコップは、ちょっとレトロな印象です。秋の食卓にぴったりですね。
《セピア系》で落ち着いた雰囲気に
くすんだ色のフレームに、黒の靴下を吊るして、まるでバレエシューズを吊るしているようなインテリアに。さりげなく飾ったドライフラワーもアクセントになっています。
柔らかなオフホワイトとブラック、そしてブラウン系でまとめられたすっきりとしたインテリアです。ほっこりとした秋の雰囲気が感じられますね。
おわりに
模様替えというと、ついつい大掛かりなイメージを抱いてしまいます。紹介してきた様々な例で分かるように、ほんの少し“秋の色”を取り入れるだけで、そこに“秋“の季節を感じることができます。
“秋の色”は特に身近に溢れています。家の中を探してみれば、“秋の色”がたくさん見つかるはずです。
茶系でまとめる時は、オレンジや黒、深い緑を差し色に入れると洒落た雰囲気になり、“秋の色”がより引き立ちます。
“秋の色”を探して、あなたなりの工夫を入れて、秋色に染まった素敵なインテリアに模様替えしてみましょう。
秋といえば、この景色。