ミッドセンチュリーなインテリアの特徴とは?
1950年代を中心に、1940年~1960年頃に誕生したインテリア家具デザインは「ミッドセンチュリーモダン」と呼ばれ、斬新さと自由さ、そして大胆なデザインであることが特徴です。洗練されたデザインと機能性を兼ね備えた不屈の名作たちは、時代を超えて愛され続けています。
そして、1950年代前後に活躍をしていたデザイナーは、デンマークやフィンランドなど北欧の出身が多いことから、北欧モダンとしても親しまれています。
モダンデザインを支えた代表的なデザイナー
アルネ・ヤコブセン
ハンス・J・ウェグナー
ボーエ・モーエンセン
ジョージ・ネルソン
チャールズ&レイ・イームズ
エーロ・サーリネン
ポール・ヘニングセン
カスティリオーニ兄弟
ヴァーナー・パントン
50年代デザインを取り入れたインテリア
リビング&ダイニング
ワークスペース・書斎
出典:www.instagram.com(@flymee_official)
無機質な印象のライトと温かみを感じる木材のテーブルとチェア。対照的な素材を組み合わせることで、北欧インテリアの素朴さと50年代のモダンさが絶妙にマッチしています。
出典:www.instagram.com(@metrocs_tokyo)
フランスのデザイナーであるピエール・ポランが生み出したシンプルで機能的なデスク。無駄を削ぎ落したデザインなので、大胆なカラーのアートパネルを飾ってもスッキリとまとまっています。
ベッドルーム
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大胆なデザインも多い50年代のインテリアですが、木製の家具との相性が良いので、寝室に照明などを取り入れても落ち着きのある空間を作ることができます。
憧れのインテリアで上質な時間を
出典:www.instagram.com(@flymee_official)
家で過ごす時間を心地よい空間へと変えてくれる上質な家具たち。50年代に誕生したミッドセンチュリーな北欧モダンな名作は、機能性にも追及されているため、ヴィンテージとは少し異なる隙のない洗練された使い心地に魅了されるはずです。
「アントチェア」「セブンスチェア」「スワンチェア」など、20世紀デザインの数々の名作を生み出したアルネ・ヤコブセンは、建築家としても活躍し、デンマーク銀行やロイヤルホテルなども手掛けました。現在のモダンデザインの基本ともなっている家具たちは、独創的な見た目に反して非常に機能性を重視した作品となっています。