年末の大掃除、新入学進級の時期に、学習環境を見直したいという方は多いのではないでしょうか。

今回は、筆者がこれまで試したなかで、最もうまくいっているわが家の学習デスク収納をふくめ、ブロガーさんのさまざまなアイデアをご紹介します。

学習デスクを整理する前に、もう一度見直しておきたいのが「置き場所」。

最近では、家族の気配を感じながら勉強できる「リビング学習」が人気です。

リビング学習は、お子さんが心から安心できる環境でスムーズに学習に入れるだけでなく、親子のコミュニケーションが取りやすいのもメリット。

パパママにとっても声かけができたり、宿題を見たりなど、今何をしているのかが把握しやすいのも魅力です。

子ども部屋に学習デスクを置くメリットも。

テレビや話し声などから離れ、自分の部屋で勉強できるのは静かな環境を好むお子さんにおすすめです。

子ども部屋に学習デスクを置く場合は、スペースに余裕があるため、周辺にマグネットボードを設置したり家具を置いたりと充実した学習スペースをつくることができます。

リビングか子ども部屋か…どちらの空間で勉強するとはかどるのか、お子さんと一緒に話し合ってみてはいかがでしょうか。

鉛筆やペンなどの文房具は立てて収納。取り出しやすくしまいやすいよう、本数を少なめにまとめるのがきれいを保つコツです。

学習デスクには、引き出しが付いているタイプが多くなっています。学習デスクの収納を見直すなら、どの引き出しに何を入れるか、改めてお子さんと一緒に話し合ってみては。

お子さんの持ち物のなかでも数が増えやすいのが文具。数を厳選すると片づけしやすくなります。お子さん自身が、何がどれだけあるのか把握できる分量に調整することが大切です。

文房具の片付けも、引き出しケースなどで仕切ると、お子さんも自分で片づけやすくなります。

こちらのお宅では、キッチン用のスライド整理トレーを引き出しの中で使っています。平置きにすると一目瞭然ですね。

学習机の一番深い引き出しは、出し入れしやすいよう「立てて見せる収納」にするのがおすすめです。

こちらに、教科書やノート、プリント類などをしまっておくと机の上がすっきりしますよ。

学用品は、学習机の横に小さな棚を置いてまとめると便利。お部屋のあちらこちらにお子さんの学用品が散らばって困る…という方は取り入れてみてはいかがでしょうか。

倒れやすい教材やプリント類などは、ファイルボックスを使うと見た目も使いやすさもアップします。

片付け上手なママが全てやってしまうと、お子さん目線では少し複雑な収納に思えることも…。どのくらいのファイルボックス量なら見分けがつきやすいか、使いやすいかをお子さんと一緒に考えてみては。

学習机の収納アイデアは、ご家庭の数だけあります。どれが一番使いやすいかは、お子さん次第。ポイントになるのは片付けの工程を「シンプル」にすることです。

お子さんは、モノの出し入れの工程で「アクション数が少ない」ほど楽に片付けができるよう。