アルテックやルイス・ポールセンなど名作ぞろいの北欧照明は、一つ取り入れるだけで、お部屋の印象がグッと素敵に変わります。北欧に暮らす人々は、そしてそんな名作の照明の活かし方もとっても上手です。今回は北欧に在住経験のある筆者が、北欧の人々から学んだ、おしゃれな照明の取り入れ方のコツをご紹介いたします。2019年07月28日作成
北欧生まれの照明は、蛍光灯で部屋全体を白く照らす日本式の照明とは違い、黄色く温かみのあるものばかり。長く暗い北欧の厳しい冬を乗り越えるため、北欧の人々は「温かみのある照明」にとても気を使っています。見ているだけでも、心温かくなる、うっとりしてしまう美しい照明ばかりです。北欧で生まれた、美しい照明を一挙ご紹介いたします。
北欧の人々の暮らしには欠かせない「温かみのある照明」が、間接照明。蛍光灯のような大きな明るい照明を一つ灯すのではなく、間接照明をお部屋に用いるのが北欧スタイル。心が落ち着く空間を演出してくれます。
間接照明は白い壁に反射させると、よりお部屋が明るくなりおすすめです。また、小さな照明を集めて、まとめて使うのも照明が違った表情を見せるおしゃれな使い方ですよ。部屋全体を照らす必要はなく、明るい必要がある場所だけを照らすのがポイント。
間接照明に慣れていない私たちにとって、間接照明だけで過ごす夜は少し暗く感じてしまうかもしれません。「もっと部屋を明るくしたければ、間接照明を増やすのがポイントよ」とスウェーデン人の友人から教えてもらいましたよ。
フィンランド出身の建築家・デザイナー、アルヴァ・アアルトの代表作の一つ“Beehive(ビーハイブ)”。蜂の巣という意味のBeehiveは、その名の通りまるで蜂の巣のようなライト。アアルトの代表作の一つとして、今でも世界中の人々から愛されています。
照明をつけていない昼間でも、存在感がたっぷりあります。お部屋の一番目立つところに吊るすのがおすすめですよ。まるで北欧の家に遊びに来たかのような、洗練されたお部屋に仕上がりますね。
アルヴァ・アアルトによるデザインは、小ぶりながらも存在感たっぷり。ヘルシンキで最も格式高いレストランSavoy(サヴォイ)で、使用されていることでも有名な“A330S・A440”シリーズ。ゴールドが印象的な美しい造形美を感じる、モダンな北欧らしいシーリングライトです。
北欧照明を代表すると言っても過言ではない、「louis Poulsen(ルイス・ポールセン)」のペンダントライトの“PH ARTICHOKE( アーティチョーク)”。72枚のシェードに光が反射し合い、美しい関節腔を生み出しているのが特徴です。思わず見とれてしまいますね。
フィンランド出身の、リサ・ヨハンソン=パッペデザインおしゃれな照明です。リサ・ヨハンソンは、フィンランド照明学会創設者の一人としても有名で、この“1956”シリーズは、北欧照明の理想形も言われています。
余計なものをそぎ落としたシンプルなデザインでありながら、機能性は100点満点。アクリル製の内側のシェードは、光を均一に広げる効果を持ち、ライト下へムラのない光を届けてくれるのです。機能性とデザインを兼ね備えた、北欧を代表するペンダントライトですよ。
「LE KLINT (レクリント)」の“172 PENDANT LIGHT(172 ペンダントライト)”は優しい光が特徴。一つ一つハンドメイドの驚きのデザインです。手仕事から生み出される、繊細で美しいフォルムが世界中の人々から愛されていますよ。
波打つような優しいデザインは、ライトをつけていない時でもインテリアの一つとして抜群の存在感を生み出し、オシャレな空間に仕上げてくれますよ。
日本でも大人気の「HAY(ヘイ)」にも照明があるのをご存知ですか?“30 DEGREES M”は、美しい木目と木の温もりが特長のペンダントライトです。
シェード表面には継ぎ目がなく、滑らかなシンプルなデザインは世界中に多くのファンを持つ注目の照明です。リビングなどにあると、自然な香り漂うリラックスした空間を演出してくれますね。
「FRANDSEN (フランゼン)」は、デンマークを代表するライティングブランド。“lounge mini floor(ラウンジミニフロア)”はデンマークらしいシンプルで、モダンな曲線美が特徴です。リビングに一つあるとアクセントになること間違いなし。lounge mini floorの温かい光のもと、読書を楽しみたいものですね。
デンマークで活躍するデザイナーが集結し立ち上げられたブランド、「UMAGE (ウメイ)」。幾重にも重なるデザインが特徴の、フロアランプやペンダントランプが多く、若者を中心に人気を博しています。
中でも“Eos Tripod Floor Light(イオス トリポッド フロアライト)”は、ふわふわとした羽毛が現代的で、おしゃれな空間を演出してくれるのです。ライトを灯すと幻想的な光が浮かび上がります。ライトを消しても、インテリアアイテムとして活躍する嬉しいアイテムですね。
デンマーク発のインテリアブランド、「HAY(ヘイ)」から生まれた“NOC CLIP(ノック クリップ)”。カラフルでどの色味にするのか迷ってしまいますね。可愛さとかっこよさが融合した近代的なデザインが特徴です。また場所を取らずに設置できるのも、嬉しいですね。
お部屋に一つ取り入れるだけで、印象がグッと変わり、おしゃれな空間に変わる北欧生まれの照明をご紹介いたしました。種類も豊富な北欧照明。お気に入りを見つけて、毎日過ごすお部屋を素敵な空間にしてみませんか。
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北欧生まれの照明は、蛍光灯で部屋全体を白く照らす日本式の照明とは違い、黄色く温かみのあるものばかり。長く暗い北欧の厳しい冬を乗り越えるため、北欧の人々は「温かみのある照明」にとても気を使っています。見ているだけでも、心温かくなる、うっとりしてしまう美しい照明ばかりです。北欧で生まれた、美しい照明を一挙ご紹介いたします。