引き出しの中は整っていますか？何がどこに入っているか分からない、ごちゃごちゃしていていつも探し物をしている、という方も多いかもしれませんね。引き出しの中はお部屋全体の片付けと違い、気が向いたときに短時間で整理整頓できる場所。ちょっと気分転換したいなと思い立ったときに、引き出しの中を美しく整えてみませんか？知っていると役立つ整理収納テクニックや、あると便利な整理収納グッズをご紹介します。

キッチンツールに鍋やフライパン、食器やクロスなど、とにかくモノが多いキッチン。収納にお困りの方も多いかもしれませんね。キッチンの引き出しを整理する手順は、次の3ステップが基本です。

①一群と二軍を分ける
②引き出しの中を仕切る
③立てる・並べる収納で見える化

よく使うものほど、取り出しやすいように収納します。

こちらはコンロ下のフライパンや鍋の収納例です。プラカゴやツールスタンドを組み合わせて、どのアイテムも楽に取り出せる仕組みになっています。火を使うコンロまわりは特に、効率のよい動線を考えるのがベストです。

キッチンクロスや抜き型など、どんなアイテムにも収納場所をきちんと決めることが、すっきりの秘訣です。立てて収納することで、「今日はどれにしようかな？」と選ぶ楽しみもプラスされます。

そのままだと迷子になってしまいそうなフックやクリップなどの細かいパーツは、100円ショップの仕切り板とプラカップを組み合わせた引き出し収納がおすすめ。ひと目で見渡せて、必要なものをすぐに取り出せる収納方法は、アクセサリーや文房具の収納にも応用できます。

からまりがちなコード類は、ファスナー袋に入れて引き出しへ。透明で中身が見えるのも重要なポイントです。立てて収納すれば、省スペースで場所をとらないのもうれしいところ。ほかにも薬やマスクなどの衛生用品、乾物やティーバッグなどの食品保存にも使えるテクニックです。

メイク道具が入ったポーチのように、いっしょに使うものはまとめるのが収納の基本です。掃除道具をまとめた掃除セット、お茶を入れるときのティータイムセット、家計簿や手帳を書くときの文房具セットなど、暮らしにフィットした○○セットを作ってみましょう。

同じような引き出しがずらりと並んでいると、中に何が入っているか分からなくなりますよね。そんなときは、家族のだれもが分かるようにラベリングをします。ラベルライターならフォントが統一されてすっきりとした見た目になりますし、マスキングテープに手書きするのも味があっていいですね。

心ときめく引き出しには、実はちょっとした「仕掛け」があります。それは、100円ショップや身近なお店で手に入る整理収納グッズです！お金をかけず、ちょっとした工夫で引き出しの中は見違えるように変わります。「ここがこうだったらいいのに」「いつもこれがプチストレス」がクリアになる整理収納グッズのご紹介です。

引き出しの「背景」にもこだわってみませんか？モノの隙間からチラッと見える、引き出しの底面のことです。殺風景だったり、無機質だったり、好みの色ではないこともありますよね。そんなときに使えるのが、100円ショップで購入できるマルチシートです。高級感のあるレザー調、あたたかみのある木目調など、好みのシートを敷けば、開けるのが楽しみになる引き出しに。

引き出しのプチストレスでよくあるのが、開けるたびに中身がごちゃごちゃと移動してしまうというもの。それを解決するのが、仕切り板です。格子状に組み合わせるタイプのものと違い、L字型仕切り板のいいところは、縦にも横にも好きな位置に設置できること。部分的に区切りたいときに重宝します。

収納ケースの困ったことといえば、使わないときの収納場所。かさばる収納ケースのための収納場所を確保するのは、本末転倒ですよね。もっとフレキシブルに使えるものをお探しの方におすすめなのが、折りたためる収納ケースです。クローゼットの中など、ざっくりと仕切りたい場所に向いているアイテムです。