「落ち着かない部屋」になってしまう原因とは
色が反乱していませんか?
生活感が感じられない
カラフルすぎるお部屋も落ち着きませんが、逆に殺風景で生活感を感じられないお部屋も落ち着かない原因となってしまうことも。
物が少なくすっきりとしたお部屋は素敵ですが、遊び心も大切です。好みの雑貨をプラスして。
気づかないうちに情報を拾っているのかも
テレビがつけっぱなしになっていたり、雑誌や読みかけの本の背表紙が目に付いて気になることも。気づかないうちにいろいろな情報が目や耳に飛び込んできていて、あれもこれも気になってしまう「気が散る」状態になっているのかもしれません。
パーソナルスペースがない
パーソナルスペースとは、心理的・身体的テリトリーのようなもの。どんなに仲の良い家族と一緒でも、ゆっくり考え事をしたりリフレッシュのために1人で一息つけるスペースがあることは大切です。
誰もいないときに部屋でくつろげれば良いのですが、人によっては小さくても良いので自分だけのスペースが必要なことも。
いつも使っているインテリアも見直してみよう!
椅子の座り心地はどうですか?
ゆっくり疲れをとりたいときに椅子やソファに座ることが多いと思いますが、座ったときに体にしっくりこない椅子だと体が辛くなってきて落ち着きません。
座面が固すぎたり背もたれが背骨に当たって痛みが出るなら、クッションを使ってみましょう。ガタつきが気になるなら原因を探り修理しましょう。
椅子とテーブルの高さは体に合っていますか?
椅子とテーブルやデスクの高さが合っていないと、体に負担がかかり姿勢も悪くなってしまいます。一般的に椅子に座りテーブルに手を置いたとき、肘が90度くらいの角度になると良いと言われています。腕が上がりすぎたり沈み過ぎないよう調整しましょう。
照明や陽射しのコントロールはできていますか?
眩しすぎたり直射日光が燦々と降り注ぐ中で長時間過ごすのは、目も体も疲れやすくなって落ち着きません。照明は部屋の広さに合った明るさを選びましょう。
直射日光が当たる場合は薄手のカーテンを設置して、陽射しをコントロールすると良いですよ。
実践!「落ち着く部屋」にするためにできること
色を減らしましょう
色がたくさん目につくお部屋なら、真っ先に色数を減らします。ベースとなる大きな配色は3色程度が理想ですが、同じ色のトーン(濃さ)違いはグラデーション効果があり、統一感が出るのでOKとします。
落ち着いた色を選ぶ
くすみがかったアースカラーは、シックで落ち着いた印象をもたらしてくれます。ナチュラルインテリアとも相性が良いので、暗くなりすぎないよう取り入れてみてください。落ち着いた色はたくさんあるように見えないところも◎
物がたくさんあって困るお家はぜひ。
木製品を取り入れる
見ても触っても温もりを感じられる木のインテリアは、お部屋に落ち着きをもたらしてくれるもの。大きなインテリアでなくても良いので取り入れてみましょう。
自然素材のカゴもおすすめです。
フロアランプを使う
暗いお部屋や夜の明るさの調整にはフロアランプを取り入れてみましょう。インテリアとしてもアクセントになり、落ち着いた空間をもたらしてくれます。
壁面に彩りをプラス
植物で癒される
観葉植物やお花を飾ってみると自然と気持ちも和むもの。お世話がストレスにならないよう、育てやすいサボテンやエアープランツも◎
インテリアカラーとしてグリーンを入れてみるのも、落ち着きをもたらすと言われていますよ。
ビンテージアイテムで和む空間に
古き良き物はその存在そのものが優しくて、どこかほっとします。インテリアでも雑貨でも良いので、ビンテージアイテムをお部屋のワンアクセントに迎えてみませんか。
いつもの場所にもパーソナルスペースを確保しよう
1人掛けソファで
デスクで
小スペースにも置きやすいコンパクトなデスクが増えています。折り畳めるもの、収納付きのものなど種類も豊富。デスクに向かえば自分だけの時間に集中できますよ。
バスルームも居心地の良い空間に♪
忙しすぎて神経が過敏になっていたり気分が落ち込んでいたら、馴染みのお部屋でも落ち着けないことがあります。プライベートな時間に浸れるバスルームは、好きなインテリアを投入。好みのキャンドルや自分だけのスキンケアグッズを持ち込んで、ゆっくりリフレッシュする時間も大切に。
色が散乱していると疲れるとはよく言われることですが、色を絞ってインテリアを選んでいても、お部屋の中には思った以上に「色」が溢れています。その多くが日用品のような小さな物であることが多いため、気づきにくいもの。テーブルの上にあるティッシュケースやメガネ、ガムやコーヒーカップ。かわいいケースに入ったスマホ。
小物が多いと思ったら収納を見直してみましょう。