眠りが浅い… 「寝室」に原因があることも
光や気温も心地よく
就寝前にパソコンやスマホを見たり、食事をしないことはもちろんですが、部屋の環境を整えることも大切。明るすぎる光を遮光したり、快適な室温を保つようにしましょう。
冬でも室温は"15度以上20度まで"を目安にし、下がりすぎないように。夏は"25度"を超えると暑苦しく感じます。湿度は"50%"を超えないようにしましょう。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
「ベッド」のレイアウトで大切なポイントは?
置く位置によっては寒く感じたり、目が覚めやすくなったりすることも。インテリアにばかり気を取られがちですが、ベッドの向きやレイアウトを今一度見直してみませんか?
窓やドアに頭が向かないよう配置する
枕元が窓に向くレイアウトは、太陽の光で自然と目が覚めやすいというメリットがあります。
しかし、一方で、窓から伝わる冷気やすき間風で布団から出ている部位が冷えやすくなるというデメリットも。
また、ドアに向けて枕元があると家族の出入りが気になったり、ドアの音で目が覚めてしまいやすくなります。ドアからは距離を空けてベッドを配置するようにしましょう。
〈参考にしたいレイアウト例〉
ベッドの枕元が窓に向かないよう窓辺を避けて設置されている配置例です。大きな掃き出し窓がありますが、適度な距離をとられています。カーテンは足元からの冷気を防げるよう長めに設置し、夜はしっかり締めましょう。
このように床にラグを敷くのも冷気を防ぐために良い方法です。
どうしても窓から距離を取れない場合は、オイルヒーターを設置したり、肩を冷やさないようブランケットやタオルケットなど準備しておくと良いでしょう。
窓の前に設置する場合はベッドボードの高いタイプを選べば、冷気を防ぎやすくなりますよ。
ベッド周りのスペースを確保
ベッド周りは、人が1人通れるくらいのスペースがあるとベスト。
ベッド周りを整えたり、掃除がしやすくなり、ベッドメイクも美しく見えます。ダブルベッドの場合も、両側にスペースがあるほうが出入りしやすいでしょう。
クローゼットがある場合は、ドアの開閉がしやすいスペースを確保したほうが導線がスムーズです。ドアが開けにくいと収納が億劫になり、モノが散乱する要因に。
50cm程度を目安に、スペースを取りましょう。
理想的な空間をつくる「寝室レイアウト」
寝室とベッドのサイズを確認
ベッドにはシングルベッド〜キングベッドまでサイズ展開がありますが、"何畳のお部屋にどのベッドサイズがベターなのか"迷うところではないでしょうか。
それぞれのサイズを把握しておくと、ベッド以外にも置きたい家具があるときや、暮らしやすいお部屋づくりの参考になります。
ベッドのサイズ
布団のサイズ
お部屋のサイズ
「6畳」の寝室レイアウト実例
6畳のお部屋は、コンパクトな家具であれば、シングルベッドにチェストやデスク、テレビなども置けるので、ワンルームとしても人気のサイズ。
とはいえ、選ぶ家具やレイアウトによっては狭く感じてしまうことも。
狭さを感じさせない家具選びと、レイアウトがポイントになってきます。
小さめ家具を選ぶと◎
縦長にレイアウト
「8畳」の寝室レイアウト実例
メリハリのあるレイアウトが可能
縦長レイアウトも余裕
「10畳」の寝室レイアウト
10畳のお部屋は、リビングダイニングほどの広さ。ダイニングセットとソファセットを並べて置けるほど、広々としています。
寝室となれば十分ゆったりとしたレイアウトが可能に。
キングサイズベッドを配置しても、お部屋の半分以上のスペースが残ります。
お部屋中央に大きなベッドを配置し、ホテルライクな寝室にしても素敵ですね。
仕切り棚でプライベート空間を楽しむ
ツインベッドも広々置ける
ベッド周りのインテリアで眠りをサポート♪
ベッドのレイアウトが決まったら、ベッド周りのインテリアや小物を見直してみましょう。心地良い眠りをサポートしてくれるアイテムには照明や香り、植物も◎
ベッド周りにモノが散乱していると気分も落ち着かなくなりますので、整理整頓しやすいよう収納も考えておきましょう。
間接照明やスタンドライトを使う
ベッドに入ってから照明を付ける場合は、フロアライトだと眩しく感じることも。間接照明やスタンドライトがおすすめです。電球はふんわり柔らかな暖色系が◎
リラックス系の香りをプラス
心地良い入眠を促すには好きな香りを嗅ぐのも良い方法です。気分が落ち着くラベンダーやネロリ、サンダルウッドなども人気の香り。リラックス系の香りのキャンドルやルームフレッシュナーを選ぶと良いでしょう。
観葉植物でリラックス空間に♪
ベッドサイドにグリーンがあるだけでほっと和む空間になりますよね。育てやすい観葉植物を置いておくのもおすすめ。人気のサンスベリアは空気をきれいにしてくれることで有名です。
ベッド周りも睡眠に良い環境に整えて、毎日の睡眠を快適に。ぜひ、参考になさってみてくださいね。
湿気は大敵!風通しも意識したレイアウトに♪
結露しやすい寝室はジメジメと湿気がこもりやすくなるため、布団が湿っぽく寝心地が悪くなってしまいます。気がつかないうちに布団の裏にカビが生えていることも。
ベッド周りはスペースを取って家具を置き、風通しの良いレイアウトにしましょう。
天気の良い日はこまめに布団を干し、ベッド周りもしっかり風を通し乾燥させ、カビを生やさないよう気をつけましょう。
除湿シートを挟んだり、エアコンで湿度調整するのも◎
窓は面倒でも毎朝拭き取り結露を残さないようにします。
窓辺に吸水性の良いモップを用意しておくと便利ですよ。
寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める…睡眠にまつわる悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。
"いい睡眠"がとれていないと起床時が辛く、何時間寝ても気だるさが残ってしまうことも。
熟睡できないのは、体調やストレスのせいだけとは限らず、環境が原因となっていることもあるようです。
睡眠環境が大事だと言われていますが、どのようなことに気をつければいいのでしょうか?