インテリアの黄金比って知ってる!?【7 : 2.5 : 0.5】の色の法則を詳しくご紹介!

インテリアの黄金比って知ってる!?【7 : 2.5 : 0.5】の色の法則を詳しくご紹介!

インテリアに好きな色を取り入れていても、より美しく見せる色の配分を意識している方は少ないのではないでしょうか?多くの人が素敵なお部屋!と思えるホテルやモデルルーム。その秘密はインテリアだけでなく色の使い方にもあるようです。インテリアの黄金比を知って、お部屋をもっと素敵に演出してみませんか?2018年01月21日作成

カテゴリ:
インテリア
キーワード
インテリアコーディネートお部屋作りカラーコーディネート
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インテリアコーディネーターのようなお部屋づくりのプロが意識する「インテリア黄金比」。インテリア黄金比とは、どんな色の組み合わせでも、この黄金比に照らし合わせてコーディネートすればバランスが取れると言われる、配色割合の比率のこと。
「ベースカラー」「アソート・メインカラー」「アクセントカラー」の3つの色を、お部屋がセンス良く見えるよう効果的に配色する方法です。
出典:unsplash.com

インテリアコーディネーターのようなお部屋づくりのプロが意識する「インテリア黄金比」。インテリア黄金比とは、どんな色の組み合わせでも、この黄金比に照らし合わせてコーディネートすればバランスが取れると言われる、配色割合の比率のこと。
「ベースカラー」「アソート・メインカラー」「アクセントカラー」の3つの色を、お部屋がセンス良く見えるよう効果的に配色する方法です。

インテリア黄金比の比率は【7 : 2.5 : 0.5】左から順に「ベースカラー」「アソート・メインカラー」「アクセントカラー」となります。
出典:unsplash.com

インテリア黄金比の比率は【7 : 2.5 : 0.5】左から順に「ベースカラー」「アソート・メインカラー」「アクセントカラー」となります。

この黄金比で作られたお部屋はおしゃれに見えるだけじゃなく色どおしの干渉や反発を抑えるため、メリハリのあるすっきり洗練されたイメージをもたらしてくれます。見せたい色が他の色に埋もれるという失敗もありません。
出典:unsplash.com

この黄金比で作られたお部屋はおしゃれに見えるだけじゃなく色どおしの干渉や反発を抑えるため、メリハリのあるすっきり洗練されたイメージをもたらしてくれます。見せたい色が他の色に埋もれるという失敗もありません。

配色の7割を占める「ベースカラー」とは?

空っぽのお部屋をイメージしてみてください。大きくて広い壁面や天井に床。お部屋を構成するこれらの内装の色味こそがベースカラーとなります。お部屋によって違いますが、多くは白い壁に白い天井か木製の天井、床のフローリングは明るめのナチュラルから濃いブラウンが一般的ではないでしょうか。
出典:unsplash.com

空っぽのお部屋をイメージしてみてください。大きくて広い壁面や天井に床。お部屋を構成するこれらの内装の色味こそがベースカラーとなります。お部屋によって違いますが、多くは白い壁に白い天井か木製の天井、床のフローリングは明るめのナチュラルから濃いブラウンが一般的ではないでしょうか。

とくにインテリアテイストの印象を左右するのが床の色。無垢材やシャビーシックな色目のフローリングに替えただけで、同じインテリアもぐっとおしゃれに見えますよね。
出典:unsplash.com

とくにインテリアテイストの印象を左右するのが床の色。無垢材やシャビーシックな色目のフローリングに替えただけで、同じインテリアもぐっとおしゃれに見えますよね。

元々のベースカラーが置きたいインテリアや色を合わせにくい場合、インテリアに使いたい色に合う市販のフロアマットを敷いてフローリングの色目を変えたり、ラグを敷いて床の色を目立たせなくするのがおすすめ。
出典:unsplash.com

元々のベースカラーが置きたいインテリアや色を合わせにくい場合、インテリアに使いたい色に合う市販のフロアマットを敷いてフローリングの色目を変えたり、ラグを敷いて床の色を目立たせなくするのがおすすめ。

ここがポイント♪

狭いお部屋でインテリアが多くベースカラーを7割確保するのがむずかしい場合は、カーテンやラグなど次にご紹介するメインカラーをベースカラーと同色にすると良いでしょう。
出典:unsplash.com

狭いお部屋でインテリアが多くベースカラーを7割確保するのがむずかしい場合は、カーテンやラグなど次にご紹介するメインカラーをベースカラーと同色にすると良いでしょう。

2.5割を占める「メインカラー」とは?

ベースカラーに次いで面積の大きいメインカラー。アソートカラーとも呼ばれています。こちらはテーブルやソファ、ラグやカーテン、シェルフやキャビネットなどお部屋の中でも目立つ、大きめのインテリアを指します。
出典:

ベースカラーに次いで面積の大きいメインカラー。アソートカラーとも呼ばれています。こちらはテーブルやソファ、ラグやカーテン、シェルフやキャビネットなどお部屋の中でも目立つ、大きめのインテリアを指します。

1色とは限らず、広いお部屋になると2色ほど選ばれていますが、目安は2.5割の面積です。
ここ最近ではワントーンコーディネートのような、ベースカラーとメインカラーを同色で合わせたすっきりとしたコーディネートが人気です。
出典:unsplash.com

1色とは限らず、広いお部屋になると2色ほど選ばれていますが、目安は2.5割の面積です。
ここ最近ではワントーンコーディネートのような、ベースカラーとメインカラーを同色で合わせたすっきりとしたコーディネートが人気です。

メインカラーを2色取り入れる場合はメインカラーとサブカラーに分けます。基本的にサブカラーはメインカラーを補う色を使います。(※補色ではなく、類似色になります。)メインカラーにベージュを選んだならもう1色はオレンジやブラウンにする。
メインカラーにブラックを選んだら、サブカラーはグレーにするといった感じです。
出典:unsplash.com

メインカラーを2色取り入れる場合はメインカラーとサブカラーに分けます。基本的にサブカラーはメインカラーを補う色を使います。(※補色ではなく、類似色になります。)メインカラーにベージュを選んだならもう1色はオレンジやブラウンにする。
メインカラーにブラックを選んだら、サブカラーはグレーにするといった感じです。

ここがポイント♪

柄物をもってくるならメインカラーがおすすめ。とくにラグやカーテンは空間を華やかに演出してくれるので、うまく取り入れられればお部屋がセンスアップして見えますよ。柄に使用されている色をクッションカバーや小物で取り入れると、より統一感が出て、プロが作ったようなお部屋に。柄物を取り入れたら他は無地にすると調和しやすいでしょう。
出典:www.instagram.com(@receno.interior)

柄物をもってくるならメインカラーがおすすめ。とくにラグやカーテンは空間を華やかに演出してくれるので、うまく取り入れられればお部屋がセンスアップして見えますよ。柄に使用されている色をクッションカバーや小物で取り入れると、より統一感が出て、プロが作ったようなお部屋に。柄物を取り入れたら他は無地にすると調和しやすいでしょう。

0.5割を占める「アクセントカラー」とは?

クッションやフラワーベース、絵画やフロアライトのような小物のインテリアに取り入れられます。お部屋に入ったときに真っ先に目を惹く色になります。
出典:unsplash.com

クッションやフラワーベース、絵画やフロアライトのような小物のインテリアに取り入れられます。お部屋に入ったときに真っ先に目を惹く色になります。

0.5割と小さな面積ですが、具体的にはクッションなら2個程度。こちらも1色という決まりはなくて、2色程度取り入れても問題ありません。ですが、アクセントカラーというだけあって目立つため、小物であっても多用しすぎると散乱して見えるので注意。
出典:www.instagram.com(@receno.interior)

0.5割と小さな面積ですが、具体的にはクッションなら2個程度。こちらも1色という決まりはなくて、2色程度取り入れても問題ありません。ですが、アクセントカラーというだけあって目立つため、小物であっても多用しすぎると散乱して見えるので注意。

締め色に使うなら

白やナチュラルなど明るめの色味が多いお部屋は全体にメリハリがなく平凡になりがち。アクセントカラーは空間にピリッとスパイスを加える役割を担うので、はっきりとした色をもってきましょう。
出典:unsplash.com

白やナチュラルなど明るめの色味が多いお部屋は全体にメリハリがなく平凡になりがち。アクセントカラーは空間にピリッとスパイスを加える役割を担うので、はっきりとした色をもってきましょう。

ブラックの代わりに濃い目のグレーやネイビーもおすすめ。ブラックは合わせる色を選びますが、グレーやネイビーはやわらかさがあり、どんな色とも好相性。しかも垢抜けておしゃれに見せてくれます。
出典:unsplash.com

ブラックの代わりに濃い目のグレーやネイビーもおすすめ。ブラックは合わせる色を選びますが、グレーやネイビーはやわらかさがあり、どんな色とも好相性。しかも垢抜けておしゃれに見せてくれます。

補色を使ってメリハリを出す方法も◎

補色とは相反する色のこと。厳密にいうと色を表す色相環というものがあるのですが、選んだ色の真反対に位置する色を補色と言います。あまり目にする機会はないかもしれませんが、美術で習った記憶がある方もいらっしゃるかもしれませんね。
補色はビビットな色と同じく空間を引き締める良いスパイスとなってくれます。
出典:

補色とは相反する色のこと。厳密にいうと色を表す色相環というものがあるのですが、選んだ色の真反対に位置する色を補色と言います。あまり目にする機会はないかもしれませんが、美術で習った記憶がある方もいらっしゃるかもしれませんね。
補色はビビットな色と同じく空間を引き締める良いスパイスとなってくれます。

アクセントカラーにベース、アソートの補色を
選ぶと、空間がグッと引き締まって見えます。

例えば、アソートがレッドの場合はブルー、
グリーンの場合はパープルなど。

お部屋の印象を締めたい時は、アクセントカラーに
補色を選びましょう。

出典:センス良く見せるカラーコーディネート術、7 : 2.5 ...|Re:CENO mag

参考にしたい!カラーコーディネート実例集

では実際にそれぞれの色を見ていきましょう。
こちらのベースカラーは壁・天井のホワイトと床のナチュラル。メインカラーはソファとラグのライトグレー、テーブルのホワイトです。アクセントカラーはクッションの模様、後ろのフロアライトのブラックとチェアのベージュとなっています。
全体的に明るく軽やかな仕上がりです。膨張しやすいホワイトインテリアの締め色として、ブラックは王道ですね。
出典:unsplash.com

では実際にそれぞれの色を見ていきましょう。
こちらのベースカラーは壁・天井のホワイトと床のナチュラル。メインカラーはソファとラグのライトグレー、テーブルのホワイトです。アクセントカラーはクッションの模様、後ろのフロアライトのブラックとチェアのベージュとなっています。
全体的に明るく軽やかな仕上がりです。膨張しやすいホワイトインテリアの締め色として、ブラックは王道ですね。

ベースカラーは壁のホワイトと床のナチュラル。メインカラーはテーブルとベッドカバーのナチュラル、ラグとチェアのネイビーの2色。アクセントカラーは小物やポスターのペールグリーンとブラック。アクセントカラーに明るいカラーと締め色を入れ、平凡過ぎず抜け感のあるお部屋に。
出典:unsplash.com

ベースカラーは壁のホワイトと床のナチュラル。メインカラーはテーブルとベッドカバーのナチュラル、ラグとチェアのネイビーの2色。アクセントカラーは小物やポスターのペールグリーンとブラック。アクセントカラーに明るいカラーと締め色を入れ、平凡過ぎず抜け感のあるお部屋に。

ベースカラーは壁のホワイト、床のナチュラル。メインカラーはダイニングテーブルとカウンター・テーブルのブラックとホワイト。アクセントカラーにレッドやブルーなどトリコロールカラーの例です。
シンプルモダンのなかに躍動感のあるカラーがアクセントになっています。
出典:stocksnap.io

ベースカラーは壁のホワイト、床のナチュラル。メインカラーはダイニングテーブルとカウンター・テーブルのブラックとホワイト。アクセントカラーにレッドやブルーなどトリコロールカラーの例です。
シンプルモダンのなかに躍動感のあるカラーがアクセントになっています。

多色使いの例です。ベースカラーは壁・天井・床のホワイトのみ。メインカラーはソファのライトグレー、チェアとソファテーブルのブラック、ダイニングテーブルとラグのホワイトの2色、アクセントカラーはラグの模様に使われているカラーをうまく展開されています。カラフルですが、アクセントカラーの比率は抑えられているのでおしゃれにまとまっています。
出典:stocksnap.io

多色使いの例です。ベースカラーは壁・天井・床のホワイトのみ。メインカラーはソファのライトグレー、チェアとソファテーブルのブラック、ダイニングテーブルとラグのホワイトの2色、アクセントカラーはラグの模様に使われているカラーをうまく展開されています。カラフルですが、アクセントカラーの比率は抑えられているのでおしゃれにまとまっています。

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黄金比なら好きな色を楽しめる♪

ホワイトとナチュラルが基調となってくるお家が多いとは思いますが、メインカラーやアクセントカラーは好きな色やラッキーカラーを使って、心地良いお部屋づくりをしてみてくださいね。
出典:

ホワイトとナチュラルが基調となってくるお家が多いとは思いますが、メインカラーやアクセントカラーは好きな色やラッキーカラーを使って、心地良いお部屋づくりをしてみてくださいね。

家具・インテリア通販 Re:CENO【リセノ】

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