小さなグリーンをテーブルに飾って
お花とグリーンを合わせて豪華に
白と緑を基調にしたアレンジメントをそのまま、ぽんと大きめのジャグに入れたら無造作なお洒落感が生まれました。重なり合う葉っぱの色合いが繊細に違っていて、やさしい気持ちになりますね。
モノトーンがメインカラーのキッチンカウンターに鮮やかなイエローが映えています。さりげなくケトルのカラーとリンクしているのも素敵です。
白とグリーンに紫が入ると、ぐっと洗練された印象になります。こんもりとまとめられたアレンジメントは、どの方向から見ても美しいのでテーブルなどに置くのがおすすめ。
アシンメトリーに生けたお花は、見る角度によって趣が違って見えます。コーヒーカップとともに絵になる空間に仕上がりました。
ブラウン系のテーブルにはどんな色味のお花もよく似合います。素朴なお花は心を癒してくれますね。
個性的なフラワーベースを使うと、おうちでカフェ気分を味わえます。こちらは、横に長いタイプの花器なので、センターピースの役割を果たしてくれますね。
薔薇はつぼみの状態から飾っておくと、だんだんと花びらが開いていくのを楽しめます。幾重にも重なる花びらが開くと一輪でも豪華に見えますよ。
お花だけを集めてみるのも
やわらかくふわりと広がる花びらが優雅なケラモス。ラナンキュラスの一種だそうです。細い茎とオフホワイトの花びらのガーリーな印象があたたかなリビングにぴったりです。シンプルなガラスの花器に飾りたくなるお花ですね。
白いスイートピーばかりを集めて、長めにアレンジすると透明感のある美しさがありますね。白いお花はほかのインテリアを邪魔することがないので、重宝します。
お花が落ちてしまったら、こんな風に小さなガラスの器に入れてみるのもいいですね。最後までお花を丁寧に愛でることができます。
爽やかさがプラスされるグリーンだけのアレンジ
さまざまな葉っぱをシックにまとめています。お洒落上級者のセンスあふれる飾り方ですね。
蔓の植物は飾るのが難しいものですが、こんな風に口の広い花器に入れるとおさまりがよくなります。自由に広がる蔓が涼し気に見えます。
中央にキャンドルをおいて、キャンドルリース風に。華やかな食卓が演出できます。
お庭の葉っぱをカットして、小さなグラスに生けるだけでも瑞々しい生命力を感じることができます。素敵な花器があるとさらにモチベーションが上がりますね。
窓際で差し込むお日様の光を受けて
こちらは無印良品の多肉植物。忙しい毎日を過ごす女性にとって、お手入れが簡単な多肉植物は強い味方です。お花が咲いたら、ラッキーが訪れそうですね。
窓辺に籠を置いて、垂れ下がるグリーンを上手にアレンジしています。小さな葉っぱが集まって、キュートな雰囲気を醸し出しています。
片口のボウルに小さなお花をアレンジすると和の風情が演出され、とても素敵ですね。気持ちがしゃっきりとしそうです。
色とりどりのあじさいはボリューム感もあって、窓辺によく似合うお花です。お花を飾るとお花が見える空間そのものをきれいにしようという気持ちが働きます。
狭い窓際にも置くことができるスリムな花器に一輪のお花をアレンジ。木製の花器はナチュラルでお花の持つイメージを壊しません。
こちらは透明なアクリル板の間にグリーンを閉じ込めて飾ってしまうという斬新なアレンジです。フレームに入ったグリーンたちは、まるでアートのようですね。
いろいろなお部屋でチェストに飾って
アラビアの大きめピッチャーはグリーンを飾るのにもぴったりです。少し高さを出してあげると、より立体的になって動きを感じることができます。
横に長いチェストに、一輪ずつお花を飾ってみるのもお洒落です。お花屋さんがおうちにやってきたようですね。元気がなくなったお花たちを少しずつ交換しながら、いろいろな組み合わせを楽しんでみましょう。
上品なシャクヤクを贅沢にお花の部分だけで使って。静かで穏やかなシーンを演出できますね。
同じ色のお花を合わせてあげると、ぐっと可愛らしい印象になります。フォルムの違うお花を集めて、シルエットで遊んでみるのもいいものです。
華やかなお花にはグリーンを添えると、全体がすっとまとまります。薔薇も色味によって、こんなに落ち着いた光景を作り出すことができるんですね。
シンプルな壁にはグリーンがよく映えます
ミモザとユーカリのシンプルなリースを、広い壁面に飾ったら神聖な空間に仕上がりました。ここを通るたびに気持ちがすっきりとしそうです。
ポスターの代わりにフレッシュなグリーンをフレームに閉じ込めたら、新鮮な雰囲気に。外からの光が反射してとてもきれいですね。
自然な形に仕上げられたフレッシュリースは、いい香りがお部屋に広がり、長く楽しめます。整えすぎないナチュラルさがお部屋の雰囲気にとてもよくマッチしています。
空間を生かした椅子の上のグリーン
モノトーンでまとめた椅子の上にちょこんとサボテンを置いてみると、途端に特別感が生まれます。椅子の背もたれのゆるやかなカーブとサボテンのラインの雰囲気がぴったりですね。
ただ椅子の上にお花をアレンジするよりも、ワンクッションなにかあった方が、全体がしっくりきます。そんなとき、洋書は場のトーンを作るのに重宝するアイテムです。
ヒヤシンスのすっと立ち上がったようなラインと、鉢、そして、椅子の足がすべてまっすぐにきれいに整えられています。お洒落上級者の技が光ったアレンジです。
たっぷりとしたトルコキキョウにイチゴの葉っぱをアレンジして、カジュアル度をアップ。花瓶が置いてあるアルテックのスツールは座面のカラーで印象が変わります。アッシュは落ち着きがあり、ナチュラルテイストのお部屋によく馴染みます。
こちらはなんと市場かごにお花を生けた大胆なアレンジです。実は、市場かごの中にはお水を入れた無印良品のメイクボックスが！大きなかごだからこそできるアレンジの仕方ですね。
洗面所に植物があるとほっとします
こちらの可愛らしい器は、ローゼンダールのキャンドルホルダー。コンパクトな大きさといい、透明感のある美しさといい、洗面コーナーに置くのにぴったりですね。
白を基調とした洗面所には、少し色味のあるお花がよく映えます。淡いカラーのお花なので、心静かに洗面所を使うことができそうです。
直置きもできる大型のグリーンはお部屋の雰囲気を作ります
大きなウンべラータの鉢植え。リビングのどの位置からでも目に入って、みんなに元気を分けてくれます。鉢カバーにしているのは、なんとお洒落なランドリーバッグだそう。固定概念を捨てて、似合うものを探してみると楽しいですね。
すらりとした立ち姿が美しいオリーブの木は、どこに置いても様になってしまうお洒落アイテムです。葉っぱの形がとても可愛いので、思わずじっくりと眺めていたくなりますよ。
いろいろな種類のグリーンを取り混ぜてみるのも素敵。お部屋のベースが白とナチュラルなベージュ系なので、どんなグリーンでも受け止めてくれるおおらかさがありますね。
昼は葉が開いて、夜になると葉が閉じるという変化を楽しむことができるエバーフレッシュという木は、ソファ横に置くのにちょうどいい観葉植物です。丸みを帯びたグラデーションの鉢がよく似合っています。
大胆にペイントされた缶にグリーンを植えると、クールな表情を見せてくれます。大きく伸びた枝が自由気ままな雰囲気でカッコいいですね。
鉢植えではなくても直置きしたいグリーンといえば、やはり枝ものです。桜や梅などの日本らしさを表現できるお花は、季節を感じることができるので、折々で取り入れていきたいお花です。これくらい大きな安定した花器があると枝ものをどんどん飾りたくなります。
生命力を感じるグリーンのある暮らしはいかがでしたか？
グリーンは私たちの暮らしに潤いを与えてくれる重要なアイテムです。いつも豪華な花束を用意する必要はありません。ほんの小さな葉っぱ一枝でも、道端に咲くたった一輪のお花でも、私たちを元気にしてくれるのは間違いありません。ただそこにあるだけで空間を和らげてくれるグリーン。ぜひ毎日の暮らしに取り入れてみてくださいね。
どこか味気なくなってしまいがちなシンプルなお部屋にフレッシュなグリーンがあると、お部屋の雰囲気が一気に生き生きしたものになります。毎日、少しずつ変化していくお花や植物たちを眺めると、小さな時間の積み重ねの大切さに気付かされます。