紅葉が終わり、外はすっかり冬景色…。これからの季節は、家の中で過ごすことが多くなっていくもの。だからこそグリーンを取り入れて、明るく心地よい空間を作りましょう。温かい季節の時は屋外で育てていた植木も室内に取りこんだり、新しく育てやすい観葉植物をプラスしたりして、お部屋の中でインテリアグリーンを楽しみましょう。

暖かい季節は庭やベランダで育てていた植物も、寒さに弱いものは本格的な寒さが始まる前にお部屋の中に避難させましょう。

ただ、いくら外よりはあたたかいといっても、日当たりの悪いお部屋や日中に留守にすることの多い一人暮らしのお部屋では、意外と気温が下がるもの…。

そこで冬の寒さにも強く室内で育てやすい観葉植物を選んでみました。また、普段よりも多くの鉢植えを効率的にディスプレイするアイデアも一緒にご紹介します。

カポックは育てやすく初心者におすすめの観葉植物です。丸みのある楕円形の葉が、手のひらを広げたような形に広がり、見た目も可愛い！葉に丸みと厚みのあるホンコンカポック、小型のコンパクタ、葉が浅く割けたレナータなどがあります。他の植物とくらべて寒さに強く、成長も早くて丈夫な植物です。

ゴムの木の葉は大きくて光沢があり、皮のように厚みがあるのが特徴。存在感があり、置くだけでお部屋がオシャレな雰囲気に！乾燥や寒さに強く、日陰にもたえられるので、冬場の日当たりの良くないお部屋でも育てられます。

ゴムの木の葉は大きくて光沢があり、皮のように厚みがあるのが特徴。存在感があり、置くだけでお部屋がオシャレな雰囲気に！乾燥や寒さに強く、日陰にもたえられるので、冬場の日当たりの良くないお部屋でも育てられます。

極楽花鳥とも呼ばれるストレリチア。その名の通り、極楽鳥のようなオレンジの花を咲かせる植物。バナナの葉のような楕円形の葉がエキゾチックで、熱帯の植物というイメージが強い植物ですが、意外と耐寒性があります。冬は日当たりの良い室内であれば十分に育てることができますよ。

風水では金運を向上させる効果があることから人気のパキラ。半日陰で風通しの良い場所を好み、乾燥にも強いので育てやすい植物です。あたたかい季節は直射日光を避けた屋外でよく育ちますが、休眠期に入る晩秋頃から室内に移動させましょう。

ヤシの木の仲間で常夏のイメージが素敵な観葉植物ですが、日当たりさえ良ければ寒さには意外と強く、0℃ぐらいまで耐えられます。乾燥には弱いので、暖房の空気が直接あたる場所には置かないようにしましょう。水やりをしっかりとやり、定期的に葉水を与えると生き生きと育ちます。

細長い葉が垂れる様子が馬の尻尾のように見えるポニーテールパーム。トックリランやノリナとも呼ばれており、株元がぷっくりと膨らむのが個性的な植物です。メキシコ原産の植物ですが耐寒性があり乾燥にも強いので、冬の室内で安心して育てられる観葉植物です。

太くまっすく伸びた幹から細長い葉っぱを生やすユッカは、縦長に生育する個性的な姿からインテリアグリーンとしてとても人気があります。耐寒温度は５度前後で、ある程度の耐陰性もあるため、冬でも室内で安心して育てられる観葉植物です。室内だけで管理すると日光が不足するので、あたたかい日は戸外に出したり日当たりの良い場所に移動させましょう。

普段は屋外に出している植物も屋内に移動すると、置く場所に困ってしまいますよね。特に小さな鉢植えが多い時は一か所に集めて、立体的にディスプレイするのがおすすめ。窓際の日当たりの良い場所にシェルフを置いて、小さな鉢植えをコンパクトにまとめれば水やりも簡単！しかも、ショップのディスプレイみたいでとってもオシャレ。