贈り物に、蕎麦猪口を
そんな蕎麦猪口は、贈り物に最適！
特に新生活を迎える方も多い4月に、ぜひ蕎麦猪口をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
相手の好みがはっきりとわからないときは、シンプルで使い方のバリエーションが広がるデザインのものを贈るのがおすすめです。
さらに、シンプルな中にも手仕事の温かみや、素材そのものの美しさが光るものであれば、なお喜んでもらえるのではないでしょうか。
そこで、贈り物にぴったりな蕎麦猪口たちをご紹介します。
無地で、釉薬の色合いを楽しむ
飾らないデザインの蕎麦猪口は、和食器の持つ素朴な味わいが楽しめます。
柳川謙治「瑠璃面取 そば猪口」
ぽってりとした厚みに愛嬌を感じますね。内側は、つるりとした円柱の形をしていてお手入れが楽です。
砥部焼カップ (ムスタキビ／Mustakivi)
「マリメッコ」のデザイナーとしても知られる石本藤雄氏のブランドから生まれたカップ。
すっきりとした形は、食器として使う以外に、花を飾ったり、カトラリーを入れたりしても素敵です。天目釉と白磁釉の対比がシックな佇まいです。
右上から時計回りに、透明感にうっとりする青磁釉「SEIJI」、深みのあるブラウンが印象的な天目釉「TENMOKU」、素地の白色が主役「HAKUJI」、呉須の刷毛目が美しい「GOSU」。
どんな季節にも使えそうなデザインですね。
馬渡新平「刷毛目 そばちょこ」
北海道野幌地域の土を使って作られた蕎麦猪口。北海道の雄大な自然を彷彿させる風合いですね。
土の成分や焼き具合によって一つひとつ模様や形が異なり、まさに１点物。
土や釉薬がもつありのままの魅力を楽しめます。
お料理を美味しそうに見せてくれる自然な色合い。年代問わず、どんな方でも使える蕎麦猪口です。
彫模様のある和食器
その良さは使ってみると分かります。
ローズマリーシリーズ 波佐見焼カップ グレー
彫模様によって生まれるグラデーションカラーに惹かれます。
清涼感があり、ナチュラルなイメージのローズマリー模様。
フレッシュな新生活にぴったりですね。食洗機や電子レンジにも使えるので、忙しい方への贈り物としてもおすすめです。
右上から時計回りに、清楚な「アイボリー」、カジュアルな色合いの「デニム」、落ち着いたトーンの「琥珀」、クールな「グレー」の４色展開。
お揃いの箸置きやプレートと一緒に贈るのも良いですね。
古谷浩一 渕荒横彫
器に刻まれた横彫が、豊かであたたかみのある表情です。
和食器を作る工程で行われる本焼きは通常１回ですが、こちらの器は本焼きを２回行うことで、しっかりと焼き締まりシミがつきにくくなっています。
器がもつゆったりとした雰囲気は、日々の暮らしにやすらぎをもたらしてくれます。
裏を返しても、手作りならではの味わいを感じます。
使っていくうちに色合いがだんだんと変化していくのも楽しみ。
江口香澄「白花そば猪口」
華やかな中にも落ち着きを感じさせる蕎麦猪口です。清楚で凛とした雰囲気は、大人の女性に喜ばれそうですね。
花束のかわりに、こちらの蕎麦猪口を贈ってみてはいかがでしょう。
口当たりが優しい、ふっくらとした形。おもてなし用の器としても活躍しそうです。
染付で、ジャパンモダンを楽しむ
柄がモダンなものを選ぶことで、食卓に取り入れやすくなります。
そば猪口 みじん唐草 磁器 有田焼
こちらの蕎麦猪口に施されている模様は「唐草文様」の１つ、「みじん唐草」と呼ばれているものです。
「唐草文様」は蔓草の葉や茎が伸びる様子から、繁栄・長寿を意味する大変縁起の良い文様。使う人の幸せを願う伝統文様入りの器は、贈り物としてもおすすめです。
淡く、優しい色合いがとても上品。
現代のライフスタイルにもすんなり取り入れられる染付をお探しの方におすすめです。
武者千夏子「染付 矢羽根文ちょこ」
こちらの蕎麦猪口には、矢羽根文という伝統模様が施されています。
矢羽根文とは、矢についている鷲や鷹などの羽のこと。「的を射る」ということから縁起の良い柄として知られています。
門出を祝う贈り物として、おすすめです。
【しん窯】蕎麦猪口
どこか懐かしい「タンス」をモチーフにした絵柄がユニークです。
洋の食卓にも不思議と映え、いつもの料理を引き立ててくれそうです。
珍しい柄の蕎麦猪口は、器好きの方にもきっと喜ばれますね。
さまざまな柄が揃っていて、選ぶのも楽しいはず。
染付は青と白の2色なので、柄違いでも違和感なく馴染みます。
素朴な中に、ちょっぴり個性が光る蕎麦猪口
そんな時におすすめの蕎麦猪口です。
練り上げ カップ 白樺
こちらのモノトーンの蕎麦猪口は、存在感抜群。
顔料を練り込んだ粘土をモザイクのように組み合わせて柄を作るので、１点ずつ異なる模様が出ます。
お洒落な人に贈りたい、ファッショナブルなデザインと可愛らしさが魅力です。
使うときに見えなくなるのは惜しいほど、底のデザインも魅力的。
置いてあるだけで、お洒落なインテリアのようです。
面取りカップ(JICON・磁今)
洋食器の佇まいも感じさせるスタイリッシュな蕎麦猪口です。
シンプルで、さりげないデザインが素敵。
器の表面はややマットな風合いで、さらっとしています。
食卓に置くだけで、光と影の移り変わりを美しく演出してくれそうですね。
AMETSUCHI 芦田尚美-AMETSUCHI 猪口
一見、柔らかな色合いのブルーの蕎麦猪口。
しかしよく見ると、山並みと空が描かれています。
素朴な中にも、遊び心が感じられるものを贈りたいときに最適です。
器のもつ爽やかな雰囲気は、気持ちまで前向きにさせてくれそうです。
最後に
蕎麦猪口は、万能な和食器です。その万能さを最大限に活かしてくれるのは、やはりシンプルなデザインのものです。
大切な方への贈り物として、ぜひ蕎麦猪口を選んでみてはいかがでしょうか。
深みのある瑠璃色に目を奪われる蕎麦猪口です。半貴石を思わせる色合いながら、ハンドメイドのあたたかみも感じます。
シンプルなデザインで、使うシーンを選びません。男性への贈り物としてもおすすめです。