「白い布(クロス)」を上手に取り入れて、お部屋を明るく広く
毎日過ごすお家時間をより快適なものにするために、季節や気分にあったインテリアに変えていくのはとても大切なこと。でも、大きな家具を動かしたり、新しい家具を買ったりするのは、気軽にできるようなことではありませんよね。
そんなとき、「布」を使ったイメージチェンジなら、気軽にトライしやすいですよね。とりわけ、布のなかでも「白い布(クロス)」を使うことで、お部屋を明るく、広く見せる効果も。気分を晴れやかにしてくれますよ。
「白いクロス」と一口に言っても、布自体の色味や素材の質感、大きさなどで雰囲気もがらりと変わります。マルチクロス、テーブルクロスなどを上手に使いこなして、お気に入りの空間に仕立ててみましょう♪
ダイニングテーブル用の『テーブルクロス』として使う
「ざっくりした白いクロス」で、ほっこり心が和むナチュラル空間に
出典: ダイニングテーブルに白いテーブルクロスをかけるのは、王道中の王道。食卓は家族がいつも目にする場所でもあるので、模様替えをしたことにすぐに気づいてもらえます。お部屋の中のいい位置を占めているので、1枚の布を投入するだけで効果的にイメージチェンジすることができます。
出典: ざっくりとした質感の布を選ぶと、ナチュラルで優しい雰囲気が生まれます。食事時にはクロスなしですっきりと、3時のおやつの時だけクロスをかけて、おうちカフェを開店してみるのもいいですね。同じ場所なのに、メリハリをつけられます。
出典: 白を基調にしたお部屋なら白いクロスがよく馴染みますね。さらりとした白いクロスで、涼し気な印象に。テーブル全面が白になっているので、どんな色のお皿を並べても、ぱっと華やいだように見えます。
出典: 白いクロスは、温もりのある木の質感によく合うのはもちろんのこと、かっちりとしたアイアン素材にもよく馴染みます。ひらりとさりげなく広げただけのクロスがほっこりとしたやわらかな味わいを醸し出しています。
出典: 小さめのクロスをテーブルランナーのようにかけてみるのもおしゃれです。テーブルそのものの質感の美しさも合わせて楽しむことができます。縁が切りっぱなしのクロスは、ラフで軽やかな雰囲気。小さめクロスはかけたり、外したりも簡単なので、気分に合わせて変化をつけやすいですね。
「アイロンを効かせた白い布」で、きちんと感をプラス
出典: アイロンをしっかりとかけて、パリッとさせた白いクロスは上品でパーティーにぴったりのきちんと感を醸し出してくれます。特別なひとときを演出したいときに、とっておきのクロスを敷きこんでみると気持ちまでしゃっきりします。
出典: ハリのあるテーブルクロスを敷いたら、テーブルセッティングにも凝ってみたくなりますね。白にグリーンを合わせると、優雅で豪華なイメージに。いつもの食器がワンランクアップしたように感じます。
出典: 白いクロスの上に、濃いめカラーのテーブルランナーを敷きこむと重厚感がプラスされますね。高低差を意識して、それぞれのエリアを区切っていくようにすると、まるで高級レストランのような設えに。
出典:www.instagram.com(@simple.com_) 淡い色味のテーブルランナーを使うと、優しい雰囲気に仕上がります。日中のお祝い事などでは、やわらかな色味のものを使った方が気持ちが穏やかに落ち着きます。白いクロスには何色のランナーを合わせても、それぞれに良さを感じることができるところがいいですね。
すっきり見せつつ、アクセントにもなる「カラーライン入りのクロス」
出典: カラーラインの入ったテーブルクロスは、お部屋の中で、カジュアルな可愛らしさを感じるアクセントになってくれます。ウォッシュドリネンのざらりとした質感に細いシンプルなラインが映えています。
出典: ざっくりとしたシワがヴィンテージ感を漂わせるクロス。上質な風合いがあり、1枚ふわりとかけるだけでも存在感がありますよね。洗いざらしをそのままかけたような雰囲気が心地いい素敵なクロスです。
ダイニングテーブルだけではなく、端を折りたたんでサイドテーブルにかけて花や額縁などを飾ってみるのもおしゃれです。
出典:www.instagram.com(@simple.com_) 素朴でナチュラルなダイニング周りにクロスをかけて、おうちピクニック仕様に。淡いブルーのラインが軽やかで、おうちの中にいながらにして爽やかな風を感じることができそうです。
出典: 流れるような曲線が美しいオーチャード柄の白ベースのクロスをテーブルランナーとして使っています。木目の入ったどっしりとしたダイニングテーブルにふわりと軽さをプラスしてくれます。食器を並べるのが楽しみになるランナーですね。
出典: こちらは、グレーとイエローで描かれた繊細なイラストが心をふっとときめかせてくれるようなマルチクロスです。このクロスをダイニングに敷きこめば、いつもより丁寧に食事の時間を楽しみたくなること間違いなしです。
出典: グレーの石畳柄のクロスは、ガラスと白い食器がよく似合います。真っ白のクロスではちょっぴり味気ないというときには、こうした全面に入った淡い色味の連続柄のものを選ぶとさりげないワンポイントになります。
お部屋のごちゃごちゃを一気に『隠すアイテム』として使う
出典: お部屋の棚を全部一気に隠したいときにも、白いクロスは大活躍!生活感があらわれやすい細々としたもの全体を覆ってしまえば、ごちゃつきも気になりません。壁や天井と近い色味の白い布を選ぶようにすると、悪目立ちしません。
出典: 背が高い大きめの家具にはトップの部分から白い布をつけてカーテンのようにして使うと、すっきりと見せることができます。縦のラインを意識しながら布をつけるようにすると、きれいに見えます。
大きく白いクロスを使って『空間を仕切るアイテム』として使う
出典: 目隠しを兼ねて、お部屋自体の仕切りとして布を使うのもいいですね。お隣の部屋の仕切りとして使ったり、押し入れの襖部分を外して中のものを取り出しやすくしたりもできます。仕切りたい空間よりも少し幅が広い布を用意して、ドレープをしっかり作るようにすると、優雅でやわらかな印象になります。
出典: ワンルームなどでお部屋が見渡せてしまうのがネックというときには、天井から布を吊って、仕切りとしてアレンジしてみるのがおすすめ。お部屋を緩やかに区切ることで、それぞれのスペースの持つ役割をはっきりさせることができるようになります。
汚れ防止も兼ねて、厚地の白いクロスを『ソファーカバー』に活用
生地が厚めのクロスなら、ソファーを覆うようにかけてみると汚れ防止にも一役買ってくれます。ソファーはお部屋の中で大きな存在感のある家具のひとつなので、そこに白い布を使うとお部屋全体のカラーバランスが変わってイメージも大きく変わります。
ソファーのもともとのカラーが見えるように、ざっくりとクロスをかけて、いつでも使えるように備えておくのもいいですね。お昼寝タイムにちょっとかけてみたり、足元が寒いときにひざ掛けにつかってみたりと、案外使い勝手がよくて驚きます。
白いソファーなら、織り模様の入ったクロスを使うと、それぞれの質感の違いが楽しめます。重さのある厚地のクロスは、レザー仕様のソファーでも滑り落ちにくく、きれいにかたちを保ってくれます。
【おまけ】欲しいと思ったあなたへ。クロスを自作しませんか
使いたい場所にちょうどいい大きさのクロスが見つからないときは、白い布を購入して自作してみるのはいかがですか?布の端・角といった「切りっぱなし部分の処理」だけすれば、好きなように使えます。
クロスの端・角を処理する方法で、もっともベーシックなのは、ランチョンマットのように額縁仕立てで縫う方法。角がすっきりと始末できます。
出典: バイアステープを使って端を包むように処理していくと、可愛らしいアクセントにもなります。同系色の白いバイアステープを使ってさりげないアクセントにすると、センスのいい洒落たクロスに仕上がります。
出典: 直接の部分はミシンをかけて、角の部分はまつり縫いで縫い合わせて完成です。バイアステープを使うと、布の補強にもなります。
テーブルの中央に敷くテーブルランナー。使い方がよくわからないからと、取り入れるのをためらっている人も多いのではないでしょうか。テーブルランナーをもっと気軽に使って、食卓をワンランクアップしてみませんか?そこで今回は、テーブルランナーの使い方&実例と、おすすめ商品をご紹介します。
カラフルなテーブルランナーを直接ダイニングテーブルにかける使い方をご紹介しています。手軽にイメージチェンジをすることができますね。
「白いクロス」で気軽にお部屋をナチュラルに模様替え
出典: 「白いクロス」が1枚あれば、いつもとはちょっと違った雰囲気を演出するのも簡単です。質感や素材感にこだわって、お気に入りの「白いクロス」を見つけてみて下さいね♪きっと、素敵なお家時間を過ごすことができるようになりますよ。
ダイニングテーブルに白いテーブルクロスをかけるのは、王道中の王道。食卓は家族がいつも目にする場所でもあるので、模様替えをしたことにすぐに気づいてもらえます。お部屋の中のいい位置を占めているので、1枚の布を投入するだけで効果的にイメージチェンジすることができます。