夏といったら「蚊取り線香」
金鳥の渦巻
蚊遣り:東屋
素敵な「うちわ」で涼を感じて
渋うちわ:栗川商店
扇子ホタテ形 マンガン染め:中川政七商店
マンガン染めとは、手間の掛かる織絣を効率的に量産するため大正初期に新潟県見附市で生み出された、塩化マンガンの化学反応を利用した技法。昭和初期まで栄えましたが、洋装が主流になると徐々に廃れ、今でも製造を続けるのは世界で一軒のみとなりました。天候や気温、風の強さにより仕上がりが変わるので各工程とも職人の勘が欠かせません。糸染めから織り上がりまで3ヶ月以上かかると言われる大変希少な生地です。
「風鈴」の音色にうっとり
鉄の風鈴 :鋳心ノ工房
鉄の鋳物産業において、岩手の南部鉄器と並んで称される山形鋳物。
950年の歴史を持ち、起源は平安時代に遡ると言われるその技術は、特に土地特有の砂からつくられる、きめ細やかな鋳肌と薄さが特徴です。
「てぬぐい」は何枚あってもうれしい
てぬぐい:あひろ屋
注染について
主に手拭の染色に使われる伝統的な技法。 型紙を載せた綿布の上から防染糊を置き、布を折りたたむ。 染めたい部分のまわりに糊で土手を作ってから、その土手の内側に染料を注いで布を染める技法。 染料は布の下側に抜けるため、布の芯まで染まり、裏表なく染まるのが特徴。
今こそ履きたい「現代風もんぺ」
地方には、衣食住問わず魅力的な産物や文化が多く存在していますが、意外にもその魅力には目を向けられることはなく都会にものが流れ、その魅力に気づいていないことが多くあります。これら地方に存在する人や物の魅力を地方で発信、販売しています。
インテリアに馴染む「のれん」
かおりに癒される「お風呂セット」
湯浴みセット:山一
紀州産からだ用棕櫚たわし:高田耕造商店
現在、紀州産の棕櫚はほとんど採取されておりません。安い輸入品の棕櫚やパームヤシなどの代替品にとって代わられ、需要は極端に減少していき、手入れされた棕櫚山が少なくなっていったのです。更に、採取する職人が今では数えるほどしか残っていないのです。
紀州産の棕櫚は現在非常に貴重なものとなっています。髙田耕造商店の紀州産棕櫚束子は究極の手触りを求めた結果、その貴重な棕櫚皮のうちの僅か15パーセントだけを厳選使用しています。束子職人がつくり上げた芸術とも言える最高級品の手触りを是非体感してください。
「蚊」帳生地のふきんが大好評の中川政七商店と“金鳥の夏 日本の夏”のフレーズでおなじみの「蚊」取り線香を製造する「KINCHO」がコラボレーションして作った蚊取り線香のセット。