そこにあるだけで、テーブルコーディネートのアクセントになる愛らしい絵皿。作り手の思いがぎゅっと閉じ込められた絵皿には、それぞれに味わい深い魅力があります。今回は、食事の時やティータイムに活躍してくれるほっこりテイストの愛らしい絵皿をご紹介します。

石川県にて小林大さん、かのこさん御夫妻が営む《陶房ななかまど》。息の合ったおふたりが生み出すうつわには、料理をそっと引き立ててくれる味わい深さがあります。陶房ななかまどならではの品質の良さも、多くの人から支持されています。

焼き物の町｢波佐見｣にて、職人によって丁寧に作られている《Pebble Ceramic Design Studio(ぺブルセラミックデザインスタジオ)》の『パン皿』。植物がランダムに描かれたフラワーシリーズは、茶色のサビと呼ばれる絵の具で絵付けされた絵皿です。

花部分以外は、釉薬が施され艶のある仕上がりになっています。作り手の想いが詰まった一皿は、コップやボウルなどとセットで揃えて使いたくなりますね。

焼き物の町、長崎県波佐見町で工房兼ギャラリーを構える｢京千｣が手がけるブランド《sen（セン）》。｢日常の様々なシーンを、寄り添うように彩るもの｣をテーマとして、焼き物の魅力をより身近に感じてもらえるような作品作りをされています。

ハンドクラフトで描かれたデザインは、絵柄の配置、色の濃淡、サイズ、形状などが1点ごとに異なります。ワンプレートとしても、パンやスイーツをのせても食卓をほっこりさせてくれる愛らしい一皿です。

蚤の市で見つけたアンティークのような存在感で、テーブルを彩ります。ふんわりと優しい雰囲気でスイーツを包み込むような、ぬくもりのある一皿。 友人を招いた時などのティータイムに使いたいですね。

笠間焼きの陶芸作家、館真由美(たちまゆみ)さんがつくる角小皿『花』。繊細な絵付けが美しい、どこか懐かしさを感じるあたたかみのある一皿です。

同シリーズの角小皿は、こちらのたんぽぽを含めて3種類。マットな質感で、カラフルながらも落ち着きのある佇まいです。ティータイムの際に、クッキーなどと一緒にそっとテーブルに並べたいですね。

岡山県倉敷市を拠点に活動している雑貨メーカー《倉敷意匠》と、型染めユニット《katakataa（カタカタ）》がコラボ！こちらは、印判手でつくられた『こけしの豆皿』です。明治時代以降に発達した印判手の技術で、あえて絵柄にカスレやにじみ・色抜け・色ムラにこだわりつくられました。

一枚一枚、印判手でつくられた味のある豆皿は、ちょっと不揃いだけど個体差がありとっても愛らしい。種類は4種類あり、笹の他に、椿・梅・たんぽぽがあります。全て柄ごとに髪型、表情も違うのでお気に入りを見つけてみてくださいね♪

こちらも、倉敷意匠とkatakataa(カタカタ)のコラボ豆皿です。クマの形に切り抜いたこちらの豆皿、気の抜けた動物達のユニークな可愛らしさがたまりません。

表情豊かな絵柄で、盛り付けも楽しめますね。お腹部分が程よく窪んでいるので、どんなものをのせるにも使い勝手が良さそう。目が合うたびにふふっと微笑まずにはいられない、味わい深い絵皿です。

数名の作家さんによるほっこり可愛らしい絵皿たちをご紹介しました。普段の食事にはもちろん、おやつやフルーツなど何をのせても絵になりますね。肩肘張らずにテーブルコーディネートを楽しめる絵皿を取り入れて、毎日の食卓に遊び心をプラスしましょう。